サウナ・エレジー | オゲレツ365日

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ウクレレ歌手・ツリーのブログ。






6月23日(日)


日曜日の楽しみは銭湯の朝風呂に行くことです。

大阪に戻ってきてから、ほぼ毎週通っている。

今日も行ってキタヨ。




誰もいない脱衣所でパチリ。

今日も水風呂と湯船とを狂ったように往復した。

ホントはサウナにも入りたいのですが、最近はごぶさたです。

昔のように、熱気が強すぎて、入った瞬間、鼻毛が焼け焦げそうなサウナが好きだ。程良い適温が多いヨネ。



初めてサウナに入ったのは小学一年の時だった。
スイミングスクールの中にありました。

「この部屋に入ってみぃ!」と上級生に命令されて入室した。

「な、なんなんだ!このしゃく熱地獄は!」

サウナなんて存在すら知らないワケですから、これは処刑部屋なんだと思いマシタ。

「アホが!チビが!」

上級生は叫びながらドアを閉めて、僕はサウナの中に監禁されてしまった。

「あ、開けんかい!開けさらせ!」

僕は泣き叫んでドアを叩きましたが、上級生はコイツはアホや、アホやと言いながら笑い転げていました。

このまま焼け焦げて死ぬんダ、とすぐに抵抗を諦めてサウナにしゃがみ込んだ。

それを眺めて更に「アホや、アホや」と笑い続けていた。

「ええ加減、出てこんかい!」やっとドアが開いた。

自分らで監禁しといて、その言い草はナンじゃいと思ったが、ようやく僕は解放された。ヘトヘトになっていた。

「お、ツノモリ!サウナ入っとったんか?根性あるな、偉いな!よっしゃ!」

スイミングの教師がやって来て、僕を抱き上げると、いきなりプールに放り投げた。ええッ?お前、キチ◯イなの?いったい何すんダヨ!


泳げないからスイミングスクールに通ってるのに、いきなりプールに放り投げて「自力で上がってコイ!」とか叫んでる。そんな教師を見ながら、ボクはこの先、こんな世界で生きていけるのダロウカと思った。とりあえず溺れといた。

「あの頃の日本人はホンマにムチャクチャやったなぁ」

意味もなく、そんな昔のコトを思い出した。

昔も今も人間はバカばっかりだ。ずっと大キライダヨ。


大人になるまでサウナには絶対入らなかった。






湯上がりで気持ちイイ。

長居公園で涼みながら、ボーっと過ごした。

写真を撮ったら、児ポ案件になっていた。

気にしない。平和で静かな午後であるコトに変わりはナイんだから。


日曜日に朝風呂に入ってノンビリするのは最高に気持ちがイイ。

次はサウナにも入ってみよう。