日本財団の調査によると、4割の17〜19歳の男女が、学校の性教育は役に立たなかったと回答していると発表しました。
まあまあ、何を持って役に立たなかったと回答しているのかはあやふやな部分はありますが、私もゼロではないにせよ、学校の性教育には疑問を感じている部分はありました。
まず、性に関することはタブーという雰囲気がもちろんありますよね。
逆にそうじゃないのも怖いのですが、女子と男子の間には結構な感覚の差があります。
例えば、女性の乳房の成長の写真や性器の写真を学校で見せると、女性は理科の授業のように見ていますが、正直、ほとんどの男子はエロ目線で見ています。
が、これは思春期には仕方のないことでもあるんですよね。
そして、学校の性教育で見るレベルのものは今の時代、インターネットではるかに「すごい」ものをとっくに子ども達は見ています。
うちの子はそんなの見ていません! と思っている親御さん、子供って意外と見ているものですよ、そしてそれが自然です。
性教育の目的は、そもそもが、望まない妊娠を避けたり、病気になるのを避けるようにするためというのが主にあります。
当たり前ですが、妊娠というのは「望まなくてもします」。
そして、身体的に大きな傷を負うのは女性です。
そして、日本では子供達に「妊娠しないように」をメインに教えていますが、私はその逆も教えるべきだと思っているんです。
それは、妊娠というのは思っているより簡単にできるものでもない。ということです。
つまりは、とっても神秘的で、大切なことなんだよという精神論も伝えていってほしい。
こうすると避妊できる、というのを教えるのは簡単ですが、なかなかできないものでもあって、君たちはその中で選ばれて生まれてきたということ。
それを知ることで性行為に対して大事に思うようになると思います。
思春期というのは矛盾しているようですが先生や大人の話をあまりまっすぐに受け止めていません。
なので、その時期の少年少女が一番影響を受ける、素直に聞き入れる、ジャニーズの子たちとか、アイドルが性教育について話すことがビジネスであっても登場してくると予感しています。
なんなら私が、性教育アイドルを生み出そうかな……。
絶対に今後需要がありますぞ。
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