夏と言えば、やはり"サーフ"だろう。
と言うことで、やってきたサーフ。
沖のブレイクを回遊している個体を狙い撃つ。
向かい風で、風も強く、波もそこそこある。
こんな状況であるから、一番沖のブレイクには届かない。
鉄板系バイブレーションをアクション、トレースコース、レンジの3要素を少しずつ変えながらランガンしていく。
すると、先行していたアングラーの方がヒットさせていた。
魚は居る。
すると、私にもヒット。
中々の良型。
無事リリースを済ませ、またランガン。
しかも、すぐに反応があった。
どうやら回遊が始まったようだ。
しかし、ヒットまで至るバイトが出せない。
ショートバイトだ。
ミノー、プラスチックバイブレーション、スピンテイル。
様々試すも、ブレイクをトレース出来るルアーが少なく、攻め手に欠ける。
水温が高く、魚のコンディションは悪い。
しかも、連日叩かれているようで、スレ気味となっていることが原因のようだった。
結局、鉄板系バイブレーションを重さとアクションカラーを変えて釣っていくのが一番効率的で、効果的だった、
こうやって、試行錯誤しながらその時の戦略を組み立てるのが、釣りの面白いところ。
どうやって魚のスイッチを入れるか。
中々の難しい状況だったが、ヒット&バイトを引き出すことに成功し、楽しむことが出来たのだった。
この釣りは、難しい知恵比べだけが、面白さではない。
夏のサーフは景色も気持ち良く、フルキャストした爽快感がたまらない。
夏は暑いが、爽快感とゲーム性を楽しめるこのサーフシーバス。
熱中症、エイには十分気を付けて、サーフシーバスを楽しんで頂きたいと思う。