ファームガーデンたそがれ | 男鹿萬盛閣つれづれ日記

男鹿萬盛閣つれづれ日記

秋田県男鹿半島にある温泉旅館「男鹿萬盛閣」の女将から、いろ~んなことをつれづれに発信していきます。観光のことやお天気のことなど、ご質問もお気軽に!

以前にもちょっと書きました「不耕起栽培」を秋田県の八郎潟でやっている菊地さんのご家族がいらしてくださいました。奥様のご実家の皆さんと一緒に。ちょうどお天気のいいときにもあたって、男鹿の観光もお楽しみいただけたのではないでしょうか。遠くからありがとうございます!

みなさん、不耕起栽培ってご存知ですか?田んぼを耕さず、お米を作るんです。私もはじめに聞いたとき、そんなことできるの?と不思議に思って、菊地さんを質問攻めに そのあと自分でもネットでいろいろ調べたら、おもしろい取組だなぁと感じました。自然にそのままに、生き物と、地球と共生していく栽培ということかしら。人間が病気になった時に自分の治癒力をフル稼働させて治していくのと同じようなイメージを持ちました。

菊地さんと最初にお会いした朝カフェ農家と食バージョンの時に、いつか姪っ子を連れて行きたいなぁとお話しました。東京に住んでいる姪っ子は虫を見ると「虫!パチンってやって!」と怖がります。虫好きになれとは思いませんが、生物もともに生きている感覚、興味を持って観察して、生き物を思う気持ちを、この田舎に来た時ぐらいは感じて欲しいなと思っていて、この不耕起栽培をしていると田んぼには虫がいっぱい。自然のままなんです。まぁ、うちの周りにもたくさん虫はいますが(^^;)

そんな菊地さんのホームページ、ファームガーデンたそがれは見ていて心がホッとする内容です。不耕起栽培についても書かれていて、とても興味深いです。私のお気に入りはたそがれ食堂のページ。私は本当に申し訳ないのですが、土いじりも料理もやろうとは思わなくて、でも関心がないわけじゃなくて、だからこそ自分にないものに携わっている人たちの活動とか日々の暮らしとかそんなのに興味がとても強く沸くんだと思います。

みなさんの中にも、不耕起栽培、ご興味がある方はお話してみたらどうでしょう。耕さないので逆に手間や経費も抑えられるようです。もちろん、いろんな問題があって試行錯誤でしょうけれども、天候不順を思うたびに地球環境の悪化をひしひしと感じるこの頃では、取り組む意義がとても大きいのではないかと思います。

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