Og -27ページ目

世田谷ボロ市

今年も今月15日(日)16日(月)と来年1月15日(水)16日(木)に世田谷ボロ市に出ます。普段展示会では出さないような細かい雑貨や、訳あり品なども含めいろいろと持っていきます。(寒空の野外なのでオリジナルの服はだしません。あしからず。)

ボロ市は相当人が出る予想で例年30万人とか言われてます。とにかく人はすごく出ます。観光バスも来ていて、国内外の団体もかなり来られるぐらい、この季節の風物詩のようなイベントです。江戸時代から続いてるらしく、出てる人もおじいさんからとか代々出てる方もいるとか。ボロ市保存会の方がそう言ってました。

かなりいろんなものが出ていて、骨董や着物はもちろん、陶器、古本、とにかくいろんなものがあります。なんでも名物は代官餅というのらしいですが、自分は動けないし、食べたことはないです。

うちの場所はボロ市通りの一番奥にある世田谷病院の交差点をちょっとだけ世田谷駅とは反対方向に曲がったとこにあるセブンイレブンの前です。ボロ市通りは混みすぎて歩けないぐらいだけど、うちのあたりは適度な混み具合になると思います。

初日は日曜だし、ぶらっとボロ市に来られる方、是非うちにもお立ち寄りください。

 

世田谷線のボロ市紹介 

http://www.setagaya-line.com/trip/boroichi/

 


タイの手紡ぎ綿糸 持っていきます。

出張から戻ってきました


昨日の朝出張から戻りました。

タイやベトナムでは師走感が正直自分の中では盛り上がらず、街中のサンタのディスプレーも季節外れな気分で、なんだかなぁと思ってましたが、成田に着いたとたん寒くて寒くて、12月だという現実に引き戻されました。

ということで、師走。

年末に向けては、展示会はもうなく、今まで伸ばし伸ばしにしてた今年のうちにやらなきゃいけないことと、来年の準備とかをする時間になります。(12月15日16日に世田谷ボロ市には出ますが。)

 

この先どうしたらいいかとか、じっくり考えたい。できたら誰かに相談したい。でも社内で忘年会とかもないし。

 

今回の出張でまた高野秀行さんの本を読んだ。わりと前の本「アヘン王国潜入記」。かなり面白かった。買ったのは2,3年前だったと思うけど、後回しにしていた。ずいぶんもったいなかったな~。本棚にしまってただけだったか。

著者の高野さんの行動力と着眼点には、いつも驚くし面白いな~と思う。東南アジアを舞台にして、これだけのことをしてる人がいると思うと、もしかすると自分のやってることの先にも、もっと面白いことがあるんじゃないかと思える。そういうことを探せたらいいな~。

探せるようにしたい。

 

ということで今日は終わりです。

 

 

 

 

 

 

 

ハノイです

出張中です。すぐに帰国です。

今回はベトナムとタイと2か国に寄っています。今はベトナムのハノイ。帰国準備中。

タイとベトナム両国でいつものようにお世話になってるところへ出かけ、ピックアップと次回の新しい注文をしてきました。

 

東南アジアと一口に言ってもできる仕事は同じではありません。染や織と言っても、同じ環境でもありません。なので、それぞれの国でできることをしています。ざっくり言うと、タイでは田舎に行くとバリエーションのある織を見ることができます。それをまたこちらからリクエストをして色を変えたりというアレンジをすることができます。生地を持ち込んで染めてもらうこともできます。ベトナムではタイよりも手紡ぎ手織で薄い生地を手にいれることができます。濃い藍色も。でもこちらから新しいアレンジを加えたりすることが難しい。それぞれの特性を生かしたうえで、どうするかを考えています。なのでこの2つの国へ行かないと、うちの今のラインナップは作ることができません。もしかするともっと効率よくできる手段はあるのかもしれないけど、今更変更できません。ここまで来るのに自分は15年かかってるので。

 

さて来年はどんな年になるやら。とにかくやれることをやるだけです。

北タイの藍の畑にて

 

 

 

 

 

 

うちに犬が来て3年と8か月。すっかり犬がいないときのことが思い出せないぐらいになってますが、出張に出ているときでも、ついつい犬が目につきます。タイのチェンマイの街中ではここ何年かで、愛玩動物としての犬が目につくようになりました。実際のところはよくわからないけど、ちょっと前には野良か飼われてるのかよくわからない犬がたくさんいたけど、最近は減ってる気がする。

 

何年か前にはチェンマイの町からチョットはずれたあたりで思いきり眉毛を書かれた、でもものすごく人懐っこく、通る人に尻尾を振ってる犬がいた。そういえば、自分が子供のころにも、眉毛犬近所にいたな~。そのうち見かけなくなって、子供心にどうしたんだろうな~とちょっと気になったことを、その犬を見た時に思い出したっけ。

 

 チェンマイの風景をみて何だか懐かしい気がすることの一つには、その人と犬のどっちつかずな関係がある気がする。見かける犬が全て愛玩動物ぽくなってたら、かなり印象かわるかも。なんて思ったりして。

自分もうちで犬を飼ってるから、微妙なとこだけど。





15年目の年の瀬

11月も下旬。今年もあとひと月ほど。

本年で小倉商会をスタートして15年目を迎えました。当初は仕事をどんな形にしていけばいいか決まらないままの見切り発車でしたが、とにかく自分なりの方向性を具現化するためにはどうしたらいいか?本当に悩みながら、ここまでやってきました。そんな右往左往していた小倉商会ですが、国内外問わずいろんな方々に助けていただき、ここまで続けることができました。ご縁のあった皆様、本当にありがとうございました。

 

中にはダメ出しをしてくれた方もいらっしゃいましたが、逆に何を言われてるのかを理解すれば、自分の仕事の方向性を考える上で参考になるんじゃないかと思いました。具体的に言えば、ある程度の会社を経営されてる方と話をしていた時に、「東南アジアの生産現場の方とできるだけ持続的な関係を作っていきたい」という趣旨のことを自分が言ったら、「そんなこと言ってたら利益を確保できないし、仕事も大きくできない。ダメだな。」とばっさり言われたことがあります。

とにかく拡大したいのであればその通りだと思うけど、仕事を大きくして、人をたくさん雇って、お店をたくさん持つのが自分の目標ではないので、逆に言えば、このままでいいのか、と思ったりもしました。簡単に言えば個人の規模だからできることもある、ということ。(小倉商会としても個人としてもずーっとこのままで言い訳はないんですが。)実際にはそこら辺のバランスをコントロールするのが、仕事を続けていくうえで重要なかじ取りになるな~と、思い続けた15年でもありました。

当初は販売のベースとしてお店をもって、と思ってました。しかし今の仕事の形態で一人で切り盛りをしてると、とてもじゃないけどお店の運営はできないし。国内外の出張に行く時間を確保することで、年間のスケジュールとしてはいっぱいいっぱいで、その先になかなか進めません。毎年のことですが、これから先どうしたらいいかな~と、思いつつ今年も年の瀬になります。

 

来年の話ですが、ありがたいことに展示のお話をいくつか頂いていて、春から夏にかけてのスケジュールはかなり埋まってきています。(近日中にホームページにアップするようにします。)北は北海道から、四国までが今のところの流れです。5月には青森県にも初めて行かせていただきます。楽しみです。

小倉商会始めたばかりのころの写真。ベトナム国内、中国との国境近くの市場のモン族の女性