と言うか単行本の付属品なのですが、フィギュアがメインなのか単行本がメインなのか(笑)
ベルセルクの37巻の特別版に付属していた狂戦士ガッツのアクションフィギュアであります。
予約の時点で完売して店頭に並ぶことなく売り切れたなかなかの人気モノです
私、漫画ベルセルクの長きに渡るファンなんでアートオブウォー製のスタチューなんかもたくさん持っているのですが、いざ狂戦士ガッツとなると極端に立体物が少なく、スタチューやガレキ以外でフィギュアとしてリリースされたのは初の商品ではないでしょうか?
狂戦士ガッツは人気あるのでスタチューなんかも恐ろしい値段になってたりしますから安価に狂戦士ガッツを手に入れられるのは嬉しい限りです♪
ではいつも通りサクッと私的なレビュー行きますッッ

大きさは約1/10スケール
全長12センチほどでしょうか?
材質はPVCとジョイント関節にはABS樹脂、マントとドラゴン殺し(大剣)はプラ製
可動フィギュアなので各関節がグリグリと可動するわけです
結構可動域は広くてガッツなポージングがいろいろと出来ます
最近のフィギュアの可動域事情は一昔前に比べると格段に可動域が広くなってますね~
狂戦士の甲冑を着たガッツは非人間的なアクロバティックな動きをするので可動域が広い事で多くの方がグリグリ動かして喜んでいらっしゃるかと思います
だけど正直、関節バリバリ可動してジョイントだらけのフィギュアよりも無可動でもバシッとアウトラインや関節周りのディティールが決まってるスタチューなんかの方が好きな自分にとってはビミョーなトコロ


手首にも可動ポイントがあるのですが保持力が弱くドラゴン殺しの重みで華麗にヘタります(笑)
ご覧の通り全身甲冑のデザインですから関節にジョイントがモロ見えしてても普通のアクションフィギュアなんかよりも全然違和感は少ないのですが、、、
どうもツギハギだらけのロボットに見えてしまうんですよね……
(あくまで個人的な意見ですよ!)
無可動フィギュアよりも可動フィギュアの人気が高い現代に贅沢な事言っちゃあいけませんね

しかし何万円もする商品でもなく小スケールにも関わらず上手くパーツ構成を考えてジョイントが目立たない考慮をされている事に素直に日本のモノ作りの格調の高さが伺えますね

全体の造形はとてもよく出来ていますね♪
甲冑の塗装はやや鮮やかなツヤ消しガンメタリック
色味には人それぞれイメージがあると思うので賛否両論ってところですかね?
差し替えで狼顔の意識のない版と
バットマンみたいな正気のガッツにも
変更できるのは嬉しいです!
どちらも複雑な重なり合う甲冑の劇中での印象をよくまとめられておりPVCでもそこそこシャープでキレイなラインが清潔感がありクオリティーは流石であります。
肩や胴回りのPVCならではの柔軟さを活かしたパーツ構成なんかはモノ作り大国ニッポンを感じずにはいられない♪
正気のガッツの兜の下の顔もいい感じでガッツの顔をしてますねー
生産ラインで目や口など専用のマスキングプレートがあるのだと思いますが一昔前では考えられないほど精巧な塗装に素直にビックリ!
昔のはロンパってるわ、目に力はないわで目だけはリペイント必須でしたから(笑)
十分満足な塗装です。
長いマントはプラ製で多少グラつきはあるもののPVCと違いキリッとした表情でとても好印象!
プラ製なのでダレる事もなく僕は好きな仕様です♪
可動域に干渉することもなく劇中の印象を捉えたカッコイイ造形
うっすらと控えめなグラデーションの塗装なんかはかなり好み!
自分が以前にメビウスのルゴシドラキュラ仕上げた時もこの色合いのグラデーションを好んでかけましたから(笑)
肩のダボ穴(目立たない考慮をされている

プレイバリュー高めですね♪
遊び心が素晴らしい!
クリア素材を活かした塗装の表現方法もオモシロイなぁ~
日進月歩表情力を磨いているフィギュアの塗装たまにはフィギュアも買ってみるもんだ♪
とまぁ、ひさびさのアクションフィギュアなんですがベルセルク好きって言うひいき目を抜いてもとてもよく出来た商品だと言うのが僕の感想
前にも言いましたが狂戦士ガッツの立体物は今のところなかなか貴重ですし、比較的安価に手に入るのも魅力。
価格に釣り合った以上のクオリティーはあると思います。
やっぱり無可動でバシッとした立体物に魅力を感じますけれども
たまには関節グリグリして遊ぶのもいいですね♪
でも可動使徒ゾッドとかはいらんよ~
可動髑髏の騎士ならまだいいかな(笑)