http://ameblo.jp/morningmusume-9ki/entry-12166108646.html
偏見の誹りは甘んじて受けよう。
ズッキの卒業は悲しい。
鞘師はアイドルの範疇に納まることを拒否して
グループを“自主的”に抜けて行った。
だが、鈴木は違って見える。
どうしても“リストラ”感が否めない。
次の夢を目指すのも
現状の限界を見てしまったからのように思える。
確かに
グループ内でのイベントやグッズ売上順位は
下位(最下位に近い)なのかもしれない。
だが、今回の卒業におけるメディアの扱いは
テレビ情報番組やスポーツ新聞を中心に
実に分厚い。
アイドルファンからは
必ずしも支持を得ないぽっちゃりや
お笑い担当的キャラも
大人数のグループにあっては
決して無駄とは思えない。
人気順も相対的なもので、
1位がいれば12位もいるってだけで、
その12位が一般から支持されないとは限らない。
まあ、加入5年以上ともなれば
卒業が視野に入ってくるのはわかる。
そうやって卒業と加入を繰り返して
今日を迎えたグループなのだから
これは宿命的な出来事なのは確かだ。
“でも”、である。
今回のズッキの卒業は悲しい。
本人が次の夢のためと
言えば言うほど
今の夢であるはずのアイドル活動が
行き詰ってしまった結果と思えてしまう。
女の子の強がりが
“次の夢”と言わせていると感じてしまう。
そんな気持ちもあって
鞘師の時は泣けなかった卒業も
今回は泣けてきてしまった。
1曲目の
『One・Two・Three』で
ビジョンに鈴木は大写しになった瞬間から
つい涙がこぼれてしまった。
セットリストは
この日のためにもっと変更してくると思ったが
AB混合程度で少しがっかりした。
もっと鈴木のための
あるいは9期のための構成になると期待していたが。
『Mr.Moonlight』の王子・工藤の相手役に
鈴木を立てたのはよかった。
お互い心得たもので、実にさまになっていた。
そして何と言っても
アンコール前の最後の曲
『Oh my wish!』
曲ど頭の鈴木のパートにおける
会場一体となった全力“香音”コール。
もうこれを聞いた瞬間に
完全に涙腺が崩壊した。
この曲の歌詞がまた
今の鈴木の心情を見事に表している。
これでますます泣けてくるのだ。
アンコールは
どの曲もグッと心に迫った。
卒業曲の元祖『Never Forget』。
向日葵柄のドレスが眩しい。
この後のメンバーからのメッセージで
佐藤がぶっこんできた。
まーちゃん劇場全開で大いに盛り上がった。
牧野や小田の号泣は
会場の涙を誘った。
そして
『泡沫サタデーナイト!』。
これまで何度も聞いてきたが
昨日ほど泣けたことはない。
ズッキが輝けば輝くほど涙が出る。
何でこの場にもう居場所がないんだと…。
最後の最後、
『愛あらばIT'S ALL RIGHT』は
ここでも会場割れんばかりの“香音”コール。
ファンの優しさがうれしい。
メンバー個々の出来不出来なんかは
昨日に関しては問題外。
全ては鈴木のため、
そして明日のモーニング娘。ため。
メンバー、会場が一体となった
鈴木卒業にふさわしい美しいコンサートだった。
今はただ
志し半ばで去っていく鈴木の行く末が
幸多かれと祈るばかり。
そして
鈴木を“失った”11人のモーニング娘。は
結束力とパフォーマンス力を高め
もう一段上のステージを目指していって欲しい。