TODAY'S
 
ザ・コンサルタント

※ちょいネタバレあり

ベン・アフレック主演のアクション映画



 ストーリー


自閉症の主人公はサヴァン的な数学能力で裏世界の会計士をしている。

また、子供の頃に母親が家を出て行き、軍人の父親から優しくない社会で生きていけるよう戦闘技術を叩き込まれる。

そんな主人公が企業の不正会計を追求しながら、主人公自身の生い立ちなどが明らかになって行く構成になっている。


映画後の特典映像で謎解きの要素が重要で面白いポイントだと言っていたが、謎解きのレベルはそう高くない。

たくさん映画を見てる人ならオチとか読めると思います。最後のどんでん返し…私からするとどんでん返しじゃないですが、それも完全に読めましたw


 演出

主人公のキャラの描き方、ベン・アフレックの演技、自閉症である主人公を表現するための小道具や美術、などキャラを魅力的に見せる手法は素晴らしかった。


 演技

正義か否かというものはどこかに置いてある部分があるので、主人公や周りのやっている事は人によってはなかなかの事をしていると感じるかもしれない。しかし、主人公に感情移入させられるのでそういった正義か否かは忘れられる内容だった。それが忘れられたのはベンアフレックの自閉症である演技だったと思う。

わざとらしくなれば感情移入できなかっただろうし、逆に自閉症じゃないように感じられれば、正義云々の話になりそう。その微妙なバランスを保つことができている点が最も素晴らしい点でした。


 まとめ

昔のイケメンキャラの役をやってたベン・アフレックよりも監督や少し変わった役をやるようになったベン・アフレックのほうが3倍ぐらい好きです。

そんなベン・アフレックの魅力がふんだんに盛り込まれた作品です。

昔のベン・アフレックしか知らない人には是非観て欲しいです

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罪の声


グリコ森永事件をモチーフにしたサスペンス。

元が小説であるせいなのか、はたまたその小説家が素晴らしいのか、久々に良い日本のサスペンス映画に当たった。


 ストーリー

グリコ森永事件、作中ではギンガ萬堂事件で身代金受け渡し場所を指示する電話に使われた子供の声が発端。

老舗テーラーの二代目である主人公がふと押し入れの奥から手帳とテープを見つける。

テープには子供の頃の自分の声が入っており、手帳の内容からそのテープがギン萬事件に使われたことに気づき物語はスタートする。

もう1人の主人公は出版社勤務の記者、元社会部だが情熱を失い今は文化部にいる。英語がある程度できることからロンドン出張を命じられる。

理由はロンドンにいるギン萬事件の重要人物を取材する事。

2人が調査を進めるうちに合流し、真実が明らかになっていくというお話。

次々に明らかになって行くスピードが早すぎて、謎解きが簡単に見えてしまうのでなんで警察は追えなかったんだ?と思うくらい。

ただ、「35年という月日が人の口を軽くする」という作中のセリフからそういうものなのだろうと思っておく。そのかわり展開スピードが早いのでテンポ良く進み、中だるみを感じさせない緊迫感が継続する作りでした。


 演技

演技の方はというとまず、小栗旬、星野源の関西弁がイマイチ…

特に小栗旬はヤバかったので最初の方は作品に集中できなかった。東京勤務してたんだから標準語の設定にすれば良かったのにと思う。

ただ演技は上手なお二人ですから中盤くらいからはなんとか引き込まれましたw

あとは、とにかくキャストが良かったです。

調査の為にさまざまな人に話を聞くのでたくさん役者さんが出てくるのですが、下手な人が居なかったw

大事な役ドコロの人たちが全員素晴らしかったのでしっかりと作品のテーマや重みを感じることができた。


 演出

物語終盤に、非常に重たくわかりやすい人生の明暗の対比を目の前に突きつけられるシーンがあるのですが、できればそこのシーンもう少し長く撮って欲しかったな難しいのはわかってますが微妙に間を開けた後にカット変わっちゃうんですよね

ただ、長く撮って欲しかったと思うほど素晴らしいシーンで胸が締め付けられました。

演者の演技力と対比表現が見事にマッチしていて良いシーンでした。


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ウォールフラワー


おそらく好き嫌いというか合う合わないが出るかな?という映画

ネタバレは無いと思います…



 ストーリー

性的な傷を負ったティーンが自分の過去と向き合いながら前を向いて行くようなお話


 演技

エズラミラーのお兄ちゃん役が良かった。

軽く見えるけど秘密があるようなどこか影があるように思わせる演技。

エマワトソンは言わずもがなでございます。

しっかりとヒロインの役にハマっていました。


 演出

登場人物の心の中が話のメインや重要なポイントであることから、全体的に映像である必要性を感じなかったのが少し残念。

もう少し細やかに表現できたなら映像でも良いのだが何となく本の方が良いのかなと思ってしまった。

単純にストーリーを理解させるのではなく、心象風景を表現するためのカットとかが多かったら良いなぁと…偉そうにスマセン!


 感想

積極的になれない主人公が友達を作るために勇気を出し、周りに関わって行く事で徐々に絆が生まれていくというストーリーが良かった。

また、ヒロインへの言いたいけど言えない気持ち、「君が幸せであることを望んでいる」というティーンならではの状態、拒絶が怖くて正直な気持ちを言えず、勝手に解釈して自分一人で完結してしまうところというのがなんとも言えないむず痒さがあって良かった。

おそらくそういった体験が学生時代にあるか否かで大きく評価が分かれるかもしれないです。