TODAY'S
 
ファーストラブ


島本理生の小説を映画化

北川景子主演。監督は堤幸彦。


 感想

総評女性向けなのかな?私はそんなに良いとは思わなかったな

女性の繊細な心がテーマだったりするので、男性的にはそれを共感しにくかったりすると思います。


 演技

共感できないのを助長する北川景子の演技全然感情移入出来なかった。

芳根京子の演技も70点という感じでもうちょっと頑張って欲しかった。

テーマが女性の繊細な心ってところなだけにキーとなる役の演技が足りてないせいでその繊細さが全然わからないものに


 演出

堤幸彦さんの演出としても役者1人のワンカットが多くて、役者さんの演技力がすごけりゃ最も効果のある演出なんだろうけど、今回は演技力が足りないせいで役者1人ワンカットの構図が持たない感じ。なんなら恥ずかしくて見てられない感じになった。

そんな中、中村倫也と窪塚洋介はさすがって感じ。

それに囲まれた時の北川景子の演技が落差がひどすぎてね

恋愛的なシーンはまだ良かったんだけど、暗い過去を語るとか聞くとかのシーンが下手すぎる。

闇がない感じというか、厚みがなくて薄い感じ。

面会室で芳根京子と北川景子が過去について共有するシーンがあるんだが、2人とも泣きまくり。

涙の流れるタイミングがちぐはぐ。芳根京子の時に北川景子が多くなって、北川景子の時に芳根京子が多くなる。おそらく内容からして自分の話をしている時が一番感情爆発してないとおかしいと思うんだけどなぁ…


まぁそんなこんなでした。

本は良いんではないかと思います。

映画にする意味、した意味が出せなかった作品なんだろうなぁ

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グリーンブック


アカデミー賞受賞作

1960年代まだまだ黒人差別が色濃く残るアメリカ南部(ディープサウス)を黒人の天才ピアニストと主人公が車で8週間のコンサートツアーに出かけるという実話モノ。


 キャラクター

主人公トニーバレロンガ(愛称:トニーリップ。口がうまいから。)は頭は悪いが度胸とハッタリを武器に裕福とは言えないながらいろんな人に頼られて生きてきた。

対して黒人ピアニストのドンシャーリー(愛称:ドク)は稀代の天才で3歳から既にさまざまな場所でピアノを披露していたくらい。お金持ちでカーネギーホールの上に住んでいるが、白人のような暮らしをしている黒人という表現を感じた。

お互い様々なところが正反対。

頭が悪く粗暴だが、いざと言う時に頼りになる強さ、家族や自分の周りを守るという優しさを持っているトニー。

逆に頭が良く様々な博士号や教養を持ち、天才ピアニストとして有名かつお金持ちだが、繊細で線が細く、精神的に脆い部分があるドク。



 ストーリー

最初は黒人を差別している主人公だが、ドクの天才的なピアノの音を聞いたことをキッカケに徐々にドクを尊敬し、受け入れていく。

ここで大事なのはトニーがドクを「受け入れた」というところ。受け入れたら家族だから守るんです彼は。

また粗暴ながら頼りがいのあるトニーに自分の繊細な心の内を少しずつ明かしていくドク。

2人にはどこに行ってもディープサウナの苛烈な差別が襲いかかる。2人の旅はどうなっていくのか?



 演出

ヤバイと思わせる演出が沢山あってその度に、やめたげて〜逃げて〜と叫びたくなる。

でも最後はハッピーエンド。しかもとてもユーモアがあって素晴らしい最後でした。


 補足

途中YMCAという場所でのシーンがあるが、これは日本人は知らない人が多いと思うので、その後のドクのセリフが掴めなくなってしまう。

YMCAとは(ヤング メンズ・クリスチャン・アソーシエイション)というもので、表向き、クリスチャンの若者が集う、ソーシャル・クラブらしいのですが、その実、男性の同性愛者が出会う、発展場として有名だそうです。


 感想

とにかく2人の距離感が抜群で、それを可能にしているのがドクの笑顔の演技。

仮面のようなものとそうでないものがしっかり分けられている。ちょいあざとくも見えるのだが、それがより苛烈な差別の中を生きてきたということを感じさせて、私はむしろプラスで良かったと思います。

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プレステージ


言わずと知れたアカデミー賞受賞作。

ヒュー・ジャックマンとクリスチャンベイルのダブル主演。

※若干ネタバレあり


 感想

以前一度見たはずなのだがあまり印象が強くなかった。アカデミー賞受賞作なのに。

(だいたいのアカデミー賞受賞作はなんらか記憶に残ってる部分が必ずあるんですけどね

なんでか思い出せないまま鑑賞開始。

開始60分頃?人間瞬間移動を初めてやっているあたりでクリスチャンベイル側のトリックがわかってしまった。

嫁さんも一緒に見ていたのでその辺りは黙って鑑賞を続けました。

終盤に近づきヒュー・ジャックマン側のトリック?がわかったあたりから急転直下でオチが読める事態に(構成的に最初にクリスチャンベイルが逮捕されているのは知っているためオチまでが全てわかってしまった)


そこでわかった。

最初に見た時もかなり早い段階でオチがわかってしまったんだと。

最初見た時は自分の年齢も若く、トリックやストーリーにしか注目できてなかったから余計ガッカリしたんだろうなと。特に期待して見た記憶があるから落差が大きかったんでしょうね。


歳をとってから見た今回は全てわかった後に

あのセリフの意味はそうか!とか

あそこで微妙な反応なのはこれのせいか!

などセリフの言い回しのニュアンスの部分とか

役者さんの演技の部分、小物やセットの豪華さなどストーリーやトリックとは別の部分を鑑賞する目ができていたので十分楽しめた。


当時はアカデミー賞なの?と思うくらいだったが自分の目が足りてなかっただけでした。反省。