
ファーストラブ
島本理生の小説を映画化
北川景子主演。監督は堤幸彦。
感想
総評…女性向けなのかな?私はそんなに良いとは思わなかったな…
女性の繊細な心がテーマだったりするので、男性的にはそれを共感しにくかったりすると思います。
演技
共感できないのを助長する北川景子の演技…全然感情移入出来なかった。
芳根京子の演技も70点という感じでもうちょっと頑張って欲しかった。
テーマが女性の繊細な心ってところなだけにキーとなる役の演技が足りてないせいでその繊細さが全然わからないものに…
演出
堤幸彦さんの演出としても役者1人のワンカットが多くて、役者さんの演技力がすごけりゃ最も効果のある演出なんだろうけど、今回は演技力が足りないせいで役者1人ワンカットの構図が持たない感じ。なんなら恥ずかしくて見てられない感じになった。
そんな中、中村倫也と窪塚洋介はさすがって感じ。
それに囲まれた時の北川景子の演技が落差がひどすぎてね…
恋愛的なシーンはまだ良かったんだけど、暗い過去を語るとか聞くとかのシーンが下手すぎる。
闇がない感じというか、厚みがなくて薄い感じ。
面会室で芳根京子と北川景子が過去について共有するシーンがあるんだが、2人とも泣きまくり。
涙の流れるタイミングがちぐはぐ。芳根京子の時に北川景子が多くなって、北川景子の時に芳根京子が多くなる。おそらく内容からして自分の話をしている時が一番感情爆発してないとおかしいと思うんだけどなぁ…
まぁそんなこんなでした。
本は良いんではないかと思います。
映画にする意味、した意味が出せなかった作品なんだろうなぁ