
ザ・コンサルタント
※ちょいネタバレあり
ベン・アフレック主演のアクション映画
ストーリー
自閉症の主人公はサヴァン的な数学能力で裏世界の会計士をしている。
また、子供の頃に母親が家を出て行き、軍人の父親から優しくない社会で生きていけるよう戦闘技術を叩き込まれる。
そんな主人公が企業の不正会計を追求しながら、主人公自身の生い立ちなどが明らかになって行く構成になっている。
映画後の特典映像で謎解きの要素が重要で面白いポイントだと言っていたが、謎解きのレベルはそう高くない。
たくさん映画を見てる人ならオチとか読めると思います。最後のどんでん返し…私からするとどんでん返しじゃないですが、それも完全に読めましたw
演出
主人公のキャラの描き方、ベン・アフレックの演技、自閉症である主人公を表現するための小道具や美術、などキャラを魅力的に見せる手法は素晴らしかった。
演技
正義か否かというものはどこかに置いてある部分があるので、主人公や周りのやっている事は人によってはなかなかの事をしていると感じるかもしれない。しかし、主人公に感情移入させられるのでそういった正義か否かは忘れられる内容だった。それが忘れられたのはベンアフレックの自閉症である演技だったと思う。
わざとらしくなれば感情移入できなかっただろうし、逆に自閉症じゃないように感じられれば、正義云々の話になりそう。その微妙なバランスを保つことができている点が最も素晴らしい点でした。
まとめ
昔のイケメンキャラの役をやってたベン・アフレックよりも監督や少し変わった役をやるようになったベン・アフレックのほうが3倍ぐらい好きです。
そんなベン・アフレックの魅力がふんだんに盛り込まれた作品です。
昔のベン・アフレックしか知らない人には是非観て欲しいです