今年４月に個人情報保護法が改正されたことをきっかけに、改めて個人情報の取扱いについて関心をもたれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私はオフィスタで働かせてもらうようになり、日々書面、電子問わず多くの方の個人情報を取り扱わせていただいています。そのため、個人情報の取扱いについてもう一度見直そうと思い、この内容について書くことにしました。
まず、皆さんもご存知のように、個人情報の取扱いは、社内規程やマニュアルに従って漏れのないように、適切に行われる必要があります。また、個人情報は、定められた保存期間の間に適切に保管・管理する必要があります。このように決まりがあるにも関わらず、定期的に個人情報漏洩のニュースを聞く気がします。情報漏洩の原因はほとんどが人為的なものと言われており、意図的な情報漏洩だけでなく、操作ミス、管理ミス、紛失、置き忘れなど、どんなに慎重な性格の人でも疲れや見間違いからミスを起こす可能性はゼロではありません。
私がよく実行している個人情報を保護するための習慣としては、個人情報が記載された書面はシュレッダーで処分すること、電子メールやFAXを送信するときは宛先を確認することが挙げられます。たったそれだけのこと？と思われるかもしれませんがその徹底がなされないために大事故になっているケースも世の中には多いのです。企業でもパスワードやセキュリティの改善や取り組みの周知などできることはたくさん挙げられると思います。企業だけでなく個人も意識の向上に向けて対策を講じることは個人情報を大切に取り扱う上で重要なことであると考えます。
今までは利用規約を読み、個人情報の取扱いに同意していた側でしたが、自分も扱うようになり、特に個人情報は注意して扱わなければいけないものなのだと再認識させられました。AI・ビッグデータ時代を迎え、個人情報の活用が一層多岐にわたる今、個人情報に同意する側も、扱う側もきちんと理解することが求められるのではないでしょうか。
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