よく日本人は仕事のし過ぎとは言いますが、果たして本当に海外と大きく働き方の違いがあるのか、日本で働く一労働者として気になるところではあります。近年、過労死してしまうケースなど悲しいニュースをよく見かけます。一般的な主婦の考えだけを簡単に言えば、日本人は真面目過ぎるし気を遣いすぎる方も多い、もう少し周りのサポートやケアなどが充実していればこんな事は減るのかなと感じていました。過労死労災請求件数は毎年数千にも及びます。ストレスによる精神障害での労災請求件数を含めると倍近くにもなります。
ワークライフバランスという言葉をご存知でしょうか。内閣府の男女共同参画局はこう説明しています。"誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。"
当たり前のことのようで難しいことなのかなと思います。
欧米には過労死と同等の言葉がない為、使うとしたらkaroushiと書かれ、後ろに()”カッコ”で説明が書かれます。そのレベルで珍しいことなのです。それが海外特有の明るくおおらかな国民性から来ているのか、ワークライフバランスがしっかりされているからその国民性になっていくのかは分かりません。
「日本にはワークライフバランスが無い」という見解が海外には持たれていますが、「フレックスタイム制」や「プレミアムフライデー」など働き方改革を徐々に取り入れ、改革し、企業と労働者の良い関係を築けているところも目にするようになってきました。しかしまだまだ世界的に見れば少ないのは確かです。仕事の効率良くし残業を無くしたり、会社に業務のバランスを相談したりと個々人の意識を変えていくことで社会全体や私達の質を上げていきたいところです。
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