現代はどの企業も情報漏洩には注意を払っているものと思います。社内情報が外部に漏れないようにセキュリティ対策を徹底している会社も多いです。悪質なウイルスや侵入でデータを盗まれるなんていうニュースもよく耳にします。一層パソコンやネット環境のセキュリティ強化にお金も時間も費やしています。しかし、情報漏洩において盗まれるというケースは実は全体の1割にも満たないのです。社員の操作ミス・管理不備・紛失などによる原因が8割なのです。
もちろん悪意があってのことではなくウッカリというケアレスミスが多いのですが、中でもSNSを通じての情報漏洩が目立ちます。ツイッター・フェイスブック・インスタ・ブログなどは、ヘビーユーザーになると日々常にネタに飢えていますから知らず知らずのうちに知っている情報を書き込んでしまいがちです。会社の機密情報をついうっかり漏らしてしまってなんていうケースが多いそうです。最近ではインスタで被写体をアップしたときに、背後に知らず知らずのうちに写ってはいけないものが写ってしまうなんていうことも。これではいくら社内に外部の人間が入らないように厳重にロックしたところで、内部にいる人間が写真を撮ってアップしていたら何の意味もないですよね。最近のスマホは解像度も高いので被写体の背後に打ち合わせ中の黒板(ホワイトボード)でもあったら・・・。電子機器の社内持ち込みを厳禁にしている会社もありますが、職場で写真などは危険ですね。個人的なものであってもSNSをやっている旨は上司に一応報告しておいた方が無難です。フォロワー数や閲覧数を稼ぐことに必死な方は、それはそれで良いことだと思いますが、情報漏洩には十分気を付けてくださいね。
SNSで情報漏洩しやすい人
①ヘビーユーザーで閲覧数やフォロワー数などアクセス稼ぎに必死な人
②それを周囲の者には教えていない人
③ネットで煽られたりするとカッとなりがちな人
④日頃短気な性格で負けず嫌いな人
⑤経営者・管理職ではない人
など
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