第531話「入社式に親同伴!? 背景に企業戦略」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

OFFiSTA オフィスタ・ブログ

はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

『新年度が始まった今月1日、京都の菓子メーカーが開いた入社式には、スーツ姿の新入社員に交じり、母親や祖母が参加した。役員と新入社員に続いて保護者代表も玉串を奉納した。娘の晴れ姿を見守った女性は「娘がどんな人たちと働くのかよく分かり、とても良かった」と喜んだ。このように、保護者も参加できる入社式は徐々に増えている。新卒採用の内定後には親に手紙も郵送し、会社や職場の姿を伝えるように努めているという。中華料理チェーン「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは、出席した保護者にラーメンなどの自社商品を手渡す。会社を身近に感じてもらう狙いで、新入社員をしっかり育てるという思いを伝える目的もあるという。』(参考:2018.4.7付 京都新聞)

 

この背景には、「何か力になりたい」という親心が最近では思いが強すぎるのか過干渉となってしまい就活に口を出す「毒親」が増えているためではないかと思います。または、入社しても数か月ですぐに辞めてしまう若者を辞めさせないようにする企業側の対策かもしれません。本人が希望した企業から内定をもらったにもかかわらず、親の介入により内定辞退も頻繁にあるようですが、子どもの将来を考えて大企業に入って欲しいという親の気持ちは分からないでもありませんが、たとえ大企業に入ったとしても将来安泰です!と言い切れるような時代ではありませんから、子どもの選択を見守る姿勢も大事だと思います。先日も電車の中で「入社して1週間働いたけどなんか違うのでもう辞めたい」とぼやいている新入社員がいました。今の新入社員は辞表も出さずにバックレる若者が多いそうですから、親族とパイプを結んでおくのは確かに5月病対策など企業と親ぐるみで説得した方が若者の離職の防止策にはなりそうで、企業側にはメリット大きそうですね。これも時代ですかね…。

 

----------------------------------------

オフィスタ公式ツイッターはこちら

オフィスタ公式フェイスブックはこちら

オフィスタNEWS(無料メルマガ)はこちら

オフィスタ公式ホームページはこちら

 

◎オフィスタのお仕事情報を見るにはこちら

----------------------------------------