第532話「ワンオペ育児」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

OFFiSTA オフィスタ・ブログ

はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

最近、「ワンオペ育児」という言葉をよく見聞きするようになりました。私自身、2人の育児をしていますが、一体どういう時に使用するのかを調べてみました。「ワンオペ」とは「ワンオペレーション」の略で、配偶者の単身赴任など、何らかの理由で仕事、家事、育児の全てを一人でこなさなければならない状態を指す言葉だそうです。そもそも、コンビニエンスストアや飲食店で行われていた1人勤務の過酷な労働状況は、ブラック企業だとして社会問題となり、こうしたブラック企業の「1人で全てをこなす」状況とワンオペ育児が近いことからネットを中心にこの言葉が使用されるようになりました。つまり、あまりイメージがよくない用語として使用されているようです。

現代の家庭は共働き夫婦は6割程になるそうです。この「共働き+ワンオペ育児」の現実は過酷で、保育園に子供を送っていき、1日働いた後に自宅で子供と過ごすことは、単純作業のように見えて実際はその大変さに潰れてしまいそうになる人も少なくありません。一時期「イクメン」などという言葉が流行していましたが、ワンオペ育児という言葉が今なお使用されてしまうのも「育児=妻の仕事」という意識・無意識が共働きの現代社会にも根強く残っていることが原因かもしれませんね。イクメン促進・普及を国もマスコミも一時期大々的に持ち上げていたけれど、効果がないとわかるとパッと取り上げることしなくなりますから残念です。プレミアムフライデーなんて言葉を覚えている人っているんでしょうかね?なんとなくイクメンもそれと同じ匂いがします。

 

----------------------------------------

オフィスタ公式ツイッターはこちら

オフィスタ公式フェイスブックはこちら

オフィスタNEWS(無料メルマガ)はこちら

オフィスタ公式ホームページはこちら

 

◎オフィスタのお仕事情報を見るにはこちら

----------------------------------------