育児とお仕事の両立ではたらくママさんにとって、子供が急に病気になったりするケースは茶飯事のことかと思いますが、「どうしてもこの日は休めない」とか「大事な会議がある日」などに限ってタイミング悪くお子様が病気になるケースは心当たりないでしょうか。オフィスタはママさんハケンなのでこの手の事情はよく聞きますが、何故か不思議なもので就業初日であったり、重要な会議がある日、面接の日など“ここぞ”という日に限って子供は体調を崩すものです。
オフィスタでは、「お子様の病気はたいがい『よりによって』というときに直撃するものです。逆に『よりによって』という時=子供が病気になる時という考えでいると、子供の体調管理の目安になります。子供の病気とはそういうものです。」とママさんスタッフへ話しています。
“明日は重要な会議の日だ、どうしても休めない”という仕事に励むママさんは、恐らく自宅に帰ってからもそれが表面に出ているのだと思います。子供は敏感ですからそれを察知します、母親を手放したくないという子供の本能が自己体調を崩すのではないでしょうか。子供は体調が崩れれば母親がそばにいてくれるということを知っていますし、これは哺乳類の本能でしょう。科学的根拠はありませんが、病は気からと言います、こういった子供の本能が自然と体調を崩すのではないかと考えます。要するに、母親が仕事を家庭に持ち込んでいる、公私の切り分けが出来ていないとも言えます。
育児と仕事の両立のためには、仕事は仕事、育児は育児、家庭は家庭としっかり切り分けるスキルが求められます。育児と仕事を天秤に乗せた時に均衝でなければ“両立”ではありません。育児が仕事に進出したり、仕事が家庭に進出しているとしたら両立できているとは言えませんし、それが出来なければ、子供はストレスがかかるだけに決まっています。勿論、科学うんぬん論ではありませんが、子供が病気になるメカニズムはその一端・原因はもしかしたらママさん自身にあるかもしれません。少なくともママさんが家庭内でストレスを持たないことが、子供にとっては何よりも居心地がよい環境なのは間違いでしょう、つまり仕事を家庭に持ち込まない公私切り分けが出来ているママさんだと子供も健康に育つということです(と思います)。