第320話「表情で話す」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 お仕事をするうえで嫌なことが顔に出るという方も多いと思います。上司から「彼女は仕事を頼むと嫌がる」と言われるケースでも、スタッフは「嫌だと言ったことはありません」と答える。こんなケースはよくありますが、嫌な表情で「わかりました」と答えているのではないでしょうか。“目は口ほどにものを言う”という言葉がありますが、会社組織の中で嫌な顔をするということは言葉で発しなくても拒絶していることに他なりません。よく求人募集要項に「笑顔で明るい方を募集」という文言を目にすると思いますが、言い換えれば職場で感情を表情に出さない方と読み取ることもできます。表情に感情が出るのは家庭に入っていた人、ある程度年齢が上の女性に顕著にみられる傾向です。本人は気づいていないと思いますが、無意識のうちに感情を顔に出す(悟られる)というのは組織ではたらくうえでマイナス要因でしかありません。試しに「笑顔で“わかりました”」と言ってみてください、次に「困った顔をして“わかりました”」と言ってみてください。声のトーンも必然的に下がって覇気がないと周囲は感じ取るのがよくわかるでしょう。仕事をしていれば嫌なことは誰でもありますし、職場に嫌いな人だっているでしょう、ただそれを顔に出した時点で口には発しなくても「それは嫌です」、「あなたは嫌いです」と言っているのと同じなのです。アイドルも握手会で「うわー、この人気持ち悪い、嫌だな、握手したくないな」と思う人だっていると思います。でもそれを顔に出すアイドルなんていないのは、プロ意識を持っているからだと思います。はたらいて給与を得る以上プロなのですから、組織ではたらく・仕事をして金銭を得るという意識があれば、無意識だろうと癖だろうと直せるはずです。言われていることはしている、自分ではちゃんと仕事をしている、にもかかわらず評価が上がらないという方は自身の表情はどうなのか意識してみてはどうでしょう。ちなみに職場で常に笑顔でいる方で評価が低いという労働者は見たことがありません。人と人が接する場面で表情というのはとても大事なことなのです。


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