8月に入り例年求人募集が減る季節です。企業の担当者自身もお盆休みなどがあるため積極的に求人活動を行わないというのが一般的です。また、お子さまが夏休みであったり、猛暑の中リクルートスーツに身を包むのがキツイなどの理由で就職活動する求職者も減る時期です。例年と比較すると求人募集は今年は多いように思います。どこの会社も人材が足りていないのは同じことだと思いますが、春以降好調な気配を見せています。特に育児介護休業法が一般化してきたのか産休・育児休暇に伴う増員が増えています。これまでは産休から復帰するまでの期間という募集が多かったのですが、今年は当人が復帰してもそのまま残ってもらいたいという欠員による募集で将来的に増員するという企業が目立ちます。一方で今年も昨年に負けず劣らず猛暑が続いていることもあって求職者は昨年よりも少ないような気がします。熱中症など年を重ねるごとにニュース・報道ではその危険性が大きく取り上げられているからかもしれませんが、就職活動がストップしてしまっている方も多いのではないでしょうか。この反動は恐らく9月以降に集中するため、求人募集が多くて、且つ就職活動をする人が少ない今年の真夏は考えようによっては求職者にとってはかなりのチャンスでもあります。「真夏は就活の冬」といわれるこの季節をどう生かすか、求職者のみなさまのご好運をお祈りいたします。