第282話「お仕事探しと宝くじ」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 もう年末ジャンボ宝くじの季節です。あまり興味がないので買ったり買わなかったりですが(買ってもせいぜい10枚くらい)、宝くじを当てる人というのは日頃からこまめに宝くじを買い続けている人が多いそうです。たまたま数枚買ったら当たったという人の話も聞きますが、大半はそれなりに日頃から投資をしている人が圧倒的に多い。確率論でいえば至極当然のことですが、財布の中も厳しいこのご時世に無理も出来ず継続して続けるというのも大変なことだと思っています。

倍率や確立という言葉はお仕事探しでも出てくるキーワードです。就職難の時代で特に女性に人気の事務系のお仕事というのは応募者が50100人以上なんていうものも普通に存在します。応募者が100人いれば確率論でいえば内定確率は1%です。履歴書を100枚送っても内定が取れないとお嘆きの方も多いようですが、内定を勝ち取る人というのは話を聞くとやはり諦めずに継続して応募を続けている方が圧倒的に多い。履歴書を12枚送ってそう簡単に内定が取れる時代ではないので、理屈上は応募した数だけ内定確率は上昇する。

ちなみに毎年高額当選をしていても名乗り出ない当選者が多いそうです(驚くほど多いそうです)。たぶん当たるとは思っていないので忘れてしまっているのでしょうが、期限切れの後で「6億円当たっていたのに・・・」なんて事に気づけば一生後悔しそうですね。実はお仕事でも内定が出ているのに連絡が繋がらず流れてしまったという方はこれまた驚くほど多いそうです。私も後日、内定が出ていることに気づいて慌てて連絡をしても時すでに遅しという人は何人も見てきました。

毎年年末ジャンボ宝くじの販売やCMを見ていると職業病かなと思いつつも何故かお仕事探しとイメージがダブってしまいます。私が宝くじに興味がないのは、例えば「あと1人並ぶのが前だったら当たっていたのに・・・」なんていうのが後悔しそうだからです。あと1分早く買っていたら当たっていたのにとか、あと1分遅く並んでいれば当たっていたのになんていうことになれば、金額が大きければ大きい程後悔しそうなので、それならばといっそのこと購入しないというのが自分の選択肢です。しかし、お仕事の応募の場合は早く応募してのデメリットは全くありませんから、“早いに越したことはない“というのは利点です。後悔するとすれば「あと10分早く履歴書を送っていれば」なんてケースはあるかもしれませんが、出来る限り早く送れば送る程、有利になるという点がお仕事探しの特徴です。お仕事探し中の方は、年末のラストスパートで頑張っていただければまだまだチャンスはあると思います。年末年始は就活を諦める方と諦めない方で結果が大きく変わる時期でもあります。宝くじも買わなければ当たらない、お仕事も応募しなければ内定は出ない、今こそはたらきたいという本気度が試される時期かもしれませんね。


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