第265話「データベースを作る」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 事務職ではたらく方であれば、なにかしらのデータ・ベースに触れたことがあるのではないでしょうか。顧客リストであったり住所録であったり、決められたデータを一元化して管理したものがデータ・ベースですが、これがなかなか難しい。既に出来上がっているものに付け足していくだけの作業ならそう難しくはないのですが、イレギュラーな事項であったり、データ・ベース作成時には想定されていないようなケースが発生すると非常に困るものですよね。例えば住所欄に住所を入れるだけなら問題はないのですが、住所が2つある人が出てきた場合はどうするのか等、レアケースへの対応が難しい。もう1つ住所欄を増やせばレアケースの人のためだけに根本が変わってしまいかねないし・・・。データ・ベースは他の人も使うものだから全員が共通認識を持っていないと使い勝手の良い効率的なものは完成しないでしょう。使い勝手の良いデータ・ベースとはやはり作成の段階であらゆるイレギュラーをどこまで想定してベース(土台)を作れるかにかかっているように思います。そのためにはそのデータ・ベースの意味や仕組みなどかなり深い位置まで把握できていなければならないという点で、データ・ベースと集計とは似て非なるものと言えそうです、どちらかと言えばファイリングに近い感覚かもしれませんね。データ・ベースをついつい入力や集計の感覚で作業してしまいがちですが、職場でデータ・ベースを使いこなすスキルというのは“専門的な高度な事務スキル”といえそうですね。


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