第261話「コールセンターのお仕事」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 コールセンターのお仕事をご経験された方はいらっしゃいますでしょうか。コールセンターというと1日中電話の応対で疲れそう、クレーム処理で精神的にまいってしまいそう。そんなイメージがあるかもしれません。もちろん向き不向きはあるかと思いますが、コールセンターのメリットをいくつか挙げてみます。


①デスクワークの職種の中では比較的残業が少ない。大きいセンターでは基本、定時になったら一斉に業務終了するため家事やお子様のお迎え等のプライベートとの両立予定が立てやすい。

②年齢を問われない。一般事務などのお仕事になると年齢不問と明記してあっても建前で、実際には年齢制限を敷いている企業が多々あるのはご存じかと思いますが、コールセンターのお仕事はエイジレス(35歳以上)の方でも内定が取りやすい。特に社会人経験の豊富な人の方が対応力が高いため重宝される傾向にある。周囲もエイジレスが多いという職場が多いため、入社後も人間関係が円満なケースが多い。

③コールセンターの経験者は将来的なスキルが身に付く。一般事務をはじめデスクワークのお仕事であれば必ず電話応対の場面はあります。OLであれば電話取り次ぎ等は日常的な業務だと思います。「電話応対が上手い」という方は一目で分かります。場慣れしているかどうかが大きいのですが、コールセンターの経験者は将来事務職でも重宝されます。また、ハキハキと丁寧にスムーズに的確な会話力を有しているため、面接などでも好印象を面接官に与えられる能力が高いのもコールセンター出身者の特徴です。

④時給が平均的に高い。コールセンターのお仕事はデスクワーク職の中でも時給が高い傾向にあります。また、経験を積むと上位のポジションも与えられるため、やりがいがあると感じる者が多く、同時にコールセンターのお仕事は長期で長くはたらける場合が多い。管理職や責任者へ出世するチャンスも多く、昇進も事務職の中では数年程度と短期間で早い。

⑤大量募集のケースが多いので内定獲得率が高い。一般事務職などは採用1名枠に何十人何百人と応募者がいるのに対し、コールセンターは一度に100名規模で大量採用する場面も多い。同期入社が多いというのは入社後の安心感にもつながる。

⑥未経験者でも採用される場合が多い。もちろん経験者であればさらに有利。ある程度の経験を積めば、生涯職に困らない“手に職”といえる専門スキルである。

PCスキルが問われない。エクセル・ワードといったPCスキルに不安がある方にとってはメリット。普通に入力程度が出来れば足りるので、何百人も応募者がいるお仕事だとPCスキル面でどうしても勝ち抜けないとお悩みの方も、コールセンターであれば勝ち抜ける可能性が高い。

⑧現在はヘッドセットによるのが一般的で操作も簡素化されている。受話器を持つということもないので体力的に疲れることもない。シフトで集計業務などの担当部署を交代する場合もあるので1日中電話応対とは限らないので、電話半分・事務半分というようなコールセンターもある。また、椅子なども疲れないように肘掛椅子であったり、自由な服装であったり、定期的な休憩時間の設置・リフレッシュ施設など労働者への配慮は徹底されているため快適性環境は実はデスクワーク職の中では恵まれている部類になる。

⑨コールセンターというとクレーム処理のイメージがあるが、マニュアルに添った案内や問い合わせに対する回答など、テレアポやクレーム電話で怒鳴り散らされるというようなイメージは誤りである。コールセンターで怒鳴られるというケースは実はかなり少ない。また、とっさの対応力向上や平静を装う能力強化・メンタル強化できるという将来的に社会人として重要なスキルを身につけられる。コールセンターを皮切りにスキルアップをされる方が多いが、より上のステージへ行くための能力を習得できる最大のメリットは“人と接することへの場慣れ”である。


などなど、コールセンターのお仕事はメリットも多いので、将来へのスキルアップであったり事務職へ転身して上のステージを目指す方は一度は経験してみてもいいかもしれませんね。わかっているつもりでもビジネス会話・敬語や謙譲語などが正確にとっさに出てくる方は少ないですから、慌てず焦らず丁寧に冷静に対応できる能力を実戦で習得できるコールセンターというお仕事も一考してみるのも良いかもしれません。オフィスタでもコールセンターのお仕事は取り扱っておりますので、ご興味がある方はご相談ください。


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