履歴書には取得資格を記入する欄があります。資格が必要なお仕事もあれば、持っていれば有利というお仕事もあります。英検やTOEICのように取得自体がスキルの証明になるものもあれば、簿記のように取得しているのは前提だが実務経験も揃ってはじめてスキルとみなされるものもあります。これ以外にも趣味の分野であったり、関心を寄せている分野の資格や検定を取得されている方も多いようです。資格欄には業務に使用する可能性の有無に拘わらず記入しておいた方が有利です。取得年月の古い順に書いていくのが一般的ですが、略さずに正式名称を記入すると良いでしょう。「英検2級」と書くよりも「英語検定2級」、「簿記2級」と書くよりも「日商簿記検定2級(または日本商工会議所簿記検定2級など)」というように丁寧に書くと見た目の重厚さが増すと思います。
直接お仕事に関連しないのではないかという資格・検定をお持ちの方もいると思います。ソムリエであったりベジタブル・コーディネーターのような珍しい資格を書かれている方もいらっしゃいますが、料理や野菜の知識は関連する業界でもなければ持っていても使う機会がないので関連はしないかもしれませんが、例えば趣味・特技の欄に「趣味は全国のワイン巡り」とか「休日に農作業・園芸をして採った野菜で新しい料理を考える事」とか履歴書の中で関連付けることで面接のときの話題作りにしたり工夫すれば就活に有利になりますよ。珍しい資格であればある程、面接担当官もどんな資格なのか個人的にも興味はあるでしょうから聞いてみたくなるものです。こういう趣味があるのでこういう資格を取りましたとか、趣味が興じて資格が取れるまでになりましたとか、フリートークの場で話が盛り上がるといいですね。