第123話「企業からの連絡先」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

最近では履歴書等の連絡先の電話番号は8割以上の方が携帯電話を希望しております。ダイレクトにご連絡のやり取りができるということで非常に便利な反面、携帯電話以外に連絡手段が少ない方も見受けられます。今回は就職活動中の連絡受けについて書いてみます。

①企業への応募の場合、連絡先のメールアドレスは携帯電話の他にPCメールアドレスを指定しておいた方が良いでしょう。というのもオフィスタでもそうですが、書類のやり取り等で添付ファイルのやり取りが発生するため、インターネット環境にあるPC、エクセル・ワードは就職活動の必須アイテムとなりつつあります。ご自宅にPCをお持ちでない方もいらっしゃるかと思いますが、情報入手・応募・その後のやり取り等で不利になります。また、ご自宅にPCをお持ちの方でもメールチェックを毎日される方は意外と少ないようです。特に女性の方は携帯メールは頻繁にチェックするようですが、ご自宅のPCメールはチェックしていない方が多く、企業から1月10日に来社くださいというメールが届いているにもかかわらず、1月15日にメールチェックしたために涙をのんだというようなお話しはよく聞きます。

②携帯電話の連絡受けについては就職活動においては男性に比べて女性が圧倒的に不利になります。男性はポケットなど常時身に着けている傾向が高いのに比べ、女性は携帯電話をカバンに入れて持ち歩く傾向が見られます。結果として企業からの着信に応答する確率も低くなります。もちろん電車に乗っていたり着信に気付いていても出られないことは日常的にありますが、折り返し電話をすることは最低限のマナーとして気を付けてみてください。オフィスタでも着信にはご留意下さいとご協力をお願いしておりますが、内定が出たのでお知らせしようとしてもずっとご連絡がつかず流れてしまい、2週間後に「その後どうなりましたか?」と連絡を受けガッカリし後悔の念に苛まれる方も実際にいらっしゃいます。

PCメールにしても携帯電話にしても、もちろんチェックするかどうか本人次第ですが、内定の電話に出ることが出来ずにそのまま気付かずに流れてしまうケースが特に女性に多くみられます。着信に気付いていたが知らない電話番号だったので折り返し掛けなかったという女性の意見もよく聞きますが、それであれば企業に連絡先として携帯電話番号を明示するのは合理ではありません。ご自宅の電話番号等を連絡先に指定するのも一つの有効な手段です。そしてなによりもご自身が就職活動中であるという自覚を忘れないことだと思います。

この不況下でハローワークをはじめお仕事への応募倍率三ケタという案件も珍しくありませんので、ご連絡がつかなければ次の候補者へどんどん内定でも良いお話しでも他者へ流れて行ってしまいます。いまや企業は待ってはくれない時代に突入し始めているのです。


「どうしてもこのお仕事はやりたかったのに・・・」と折角内定を取っていながら「身に覚えがない電話番号だから」と放っておいたがために涙を呑む光景を目にする機会も多いのですが、まさに電話1本着信に出るか出ないかで人生が変わってしまうこともありますので就職活動中の電話・メールは抱えるように慎重に。


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