3回に渡って書いてきました職務経歴書での重要な記述ポイント「①勤務先名、②勤務年数、③雇用形態、④経歴(配属部署)、⑤どのようなお仕事に携わってきたのか具体的な内容、⑥身につけたスキルや知識、⑦その他」ですが、今回は⑥身につけたスキルや知識についての書き方について触れてみます。
⑥身につけたスキルや知識
これは「⑤どのようなお仕事に携わってきたのか具体的な内容」の補足的に記入すると効果的です。職務経歴書ですので、その経歴をありのままに記入するだけでももちろん構わないのですが、ここでは「こういうお仕事に携わってきました。その中でこんなスキルを身につけましたとか、こういう面に詳しくなりました。」ということを付け加えることで好感の持てる職務経歴書に仕上げてみてはいかがでしょうか。
ポイントは⑤で書いたお仕事内容から身につけたこと、学んだこと、スキルを書くことですのでお仕事と関連することでなくてはなりません(無遅刻無欠勤でしたとか、周囲の人とコミュニケーションを取れます等は業務内容と直接関係しませんのでこれらは履歴書の自己PR欄に書きましょう)。また、あまりクドクドと書いてしまっても過剰アピールになってしまいますので、そのお仕事を通じて身についたことを簡潔にまとめてワンポイントで付け加える程度が良いでしょう。
例えば、「書類作成業務でエクセル・ワードのほとんどの機能をマスターすることができた」とか、「経理業務に5年間携わることで経理の一通りを実践の中で習得できたました」とか、「コールセンターでの業務に携わっていたため、社内研修が設けられていたこともあり電話応対は自信があります」等、お仕事を通じての習得スキルを集約して簡潔に書いてみましょう。
「こういう部分に自信がある人が欲しい」、「こういう部分に実践で慣れている方を探している」という人事担当者の希望とマッチすれば断然有利になることでしょう。
(次回につづく)
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