第33話「残業について①」 | OFFiSTA オフィスタ・ブログ

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はたらく女性/育児とお仕事がメイン・コンセプトのハケン会社オフィスタです。
ここでは派遣のお仕事についてハケン会社の立場から日々思ったこと・感じたことを綴ってみるWeeklyコラムです。

 所定時間外労働を指す「早出残業」ですが、ハケンでも所定時間を越えて労働をした場合、もちろん残業として発生いたします。昨今の経済状況もあり、どの企業も社員・ハケンを問わず残業を減らす動きがあります。社員の方もサービス残業なるものが敷かれている現実の中で、ハケン社員のみなさまにおいても各企業さま残業を極力減らそうという努力をされています。中には残業代も副収入源として積極的に残業に努めたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、残業代もプラスアルファの収入源として想定するという時代ではないのかもしれません。幸いなことにハケン社員は残業代は全額支給されますが(正社員も本来はそうなのですが・・・)、ハケンのみなさまにとっては副収入的に想定していても、企業側にしてみれば残業代はある意味想定外の支出なのです。


 正社員もハケン社員も同様かもしれませんが、残業はあくまでその必要が求められる際に発生する労働です。そのため、残業を行う場合は事前に「残業をしなければならない理由」のもとに上長の許可を得るのが最近の通例です。上長から残業要請を受けたり、事前に許可を得て行った場合のみが「残業」と認められます。

ひと昔前は残業も各自判断で、やってあたりまえ、事後承認あたりまえであったのが、ここに来て厳しくなってきています。しかしここで考えていただきたいのは残業は通常の労働単価よりも割増しになります。その労働単価も必要最低限に減らそうという企業努力がそこにあるわけですから、本当にやむなく業務延長しなければならないときにのみ必要に応じて残業をおこなっていただきたいと思います。労働力の提供の対価として給与を得るのが当然という考えから、企業経営における自身の企業貢献といった少々経営的な考えも踏まえたお仕事スタイルを常に念頭に置くこともこれからのハケンに求められる資質かもしれません。


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