
こんにちは。
カウンセリングサービスのにしだしおです。
毎週土曜は「イキイキハッピーライフ」というテーマで、
青山リナ、有村麻希、まえじまようこ、にしだしおの4人が交替でお届けします。







12/1(日)にカウンセリングサービス感謝祭が開催されます!
にしだも講演させていただきます。
オンラインでご自宅から参加してもらえますので、ぜひお越しくださいね(^^)
✅️開催概要
・日時:2024/12/1(日)13:00~18:20
・会場:Zoom|オンライン会議システム
・料金:4,400円
・参加条件:18才以上の方
・申込み締切:2024/11/30(土)15:00
※講演は[2024/12/3(火)18:00~2024/12/16(月)23:59]の14日間、見逃し配信あり
※イベント終了後 18:35-19:20までオンライン飲み会開催!お時間のある方は一緒に楽しみましょう
オススメポイント
・14名のカウンセラーによる講演
・この1年でデビューした新しいカウンセラーを紹介
・40名のカウンセラーが相談会にスタンバイ(完全事前予約制)
・平準司の公開カウンセリング(質問事前受付中)
✅️詳細、お申込みはこちら>>>







みなさんは、「ミラクルクエスチョン」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ミラクルクエスチョンとは、敢えて非現実的な質問をクライアントに投げかけることで、その人が抱えている問題を解決していく手法のことを言います。
たとえば、こんな感じです。
「いまあなたが抱えている問題がぜーんぶ解決したとしたら。あなたはどんな気持ちになりそうですか?」
実際には、家族との関係もイマイチ、仕事での人間関係もイマイチ、恋愛もそんなにうまく行ってないし、お金もぜんぜん貯まらない……そんな状況だったとして。
もしも、そのすべての問題が、なんだか知らないけど解決しちゃったとしたら!
みなさんだったら、どんな気持ちになるでしょう?
たぶん、とっても清々しかったり、気分が良くなる人が多いんじゃないでしょうか。
この問いかけ、けっこうカウンセリングでも使うことがあります。
もちろん、こんなふうに質問したって、イマイチな現実はちっとも変化しないんだけど。
でも人生がうまく行ってないときって、気分もどんより、気持ち的にはうつむいて下を見ているようなもので、「自分にはこんなイマイチな人生しかないのかな」って、他のもっと良い選択肢が見えなくなっちゃうことが多いんです。
そこにミラクルクエスチョンをしてみると、とりあえず現実の問題は脇に置いてみることができるんですね。
私たちは、現実が重いと、その重みに押しつぶされて余裕がなくなってしまうけど。
イメージの中だけでも、その「重たい現実」という制限をはずしてみる。脇にどかしてみる。
そうすると、自分がほんとうに望んでいることだったり、願っていることが見えてくることがあります。
つまり、自分の中の選択肢を増やしてくれるのが、このミラクルクエスチョンなんです。
私自身、このミラクルクエスチョンに助けられたことがありました。
昔の私は、とっても自己価値が低くて恥ずかしがり屋でした。
だから、服を買いに行くのがとても苦痛だった時代があるんです。
「あ、これかわいー!」と思う服に出会っても、すぐに心の中で「いやいや、アンタにはこんなステキな服は似合わないよ。もっと無難なのを買いなよ」っていう声がしたりして。
そうすると私も「そうだよね、私は分相応に地味な服を着てた方が似合ってるよね」って、ぜんぜんときめかない服を選んだりしていました。
そんなある日、私はカウンセリングサービスの母体である神戸メンタルサービスが開催しているワークショップに参加したことがあったんです。
そのときに、アシスタントや他の参加者のみんなから、いっぱい褒めてもらったんですね。
中には、「キレイですね」とか「ステキです」っていう褒め言葉もありました。
そんな褒め言葉をもらった私は、ちょっと調子に乗りました(笑)
ちなみに、調子に乗るのは良いことなんですよ。
人が言ってくれた褒め言葉を信じて受け取ってみることで、自分のネガティブなセルフイメージがちょっと緩んで変化していくきっかけになったりしますから。
そのすぐあとに、服を買いに行く機会がありました。
そしていつも通り、ときめく服を見つけては「でも私には、こんなステキな服は似合わないよね」と落ち込む、というルーティンを繰り返していたわけですが。
でも、そのときの私は、まだワークショップで調子に乗った状態が残っていたんでしょうね。
「でも、ほんとうに私にはステキな服は似合わないのかな?」
って、疑問に思ったんです。
だって、ワークショップで何人かの人は私のことを「キレイ」とか「ステキ」って言ってくれたじゃん、と。
私は、自分のことを「キレイ」とか「ステキ」なんて思えないけど、人から見た私は違うのかも?
そう思った私は、自分にこんな質問をしてみました。
「もしも私が絶世の美女で、どんな服でも似合うとしたら、何を着たい?」
もしも私が、どんな服でも似合うとしたら……そう考えてみると、今ときめいている服を身につけても怖くない気がしました。
そして、とりあえず、とりあえず試着するだけなら良いんじゃない? と自分を励まして、試着室に入ってみました。
そのとき選んだのは、黄色味のあるベージュの生地に、大人っぽいくすんだ色味で大きめの花がプリントされたパンツでした。
そんな柄物のパンツ、私には似合わないよ……と思っていたんだけど。
いざ着てみると、色味が落ち着いてるからそんなに奇抜でもなく、なんだか似合っている気がしました。
で、思い切って買って、次のワークショップにそのパンツを着ていったんです。
もちろん私はドキドキしていました。
「似合わない」って思われたらどうしよう~?って。
でも周りの人たちの反応は、「すごい似合ってる!」「ステキだね」というものでした。
そんな褒め言葉をかけてくれない人ももちろんいたけど、でも少なくとも「似合わない」とか「引くわ~」っていう反応じゃないみたい。
そっか。
私は、自分のセルフイメージが悪すぎて、「こんな私にステキな服は似合わないよ」って決めつけていたけど。
着てみたら意外と似合わなくないし、周りの人も別に気にしないんだ。
そんなふうに感じて以来、ときめく服を着やすくなった気がします。
当時の私は「ミラクルクエスチョン」なんていう言葉を知らなかったけど。
周りの人たちの褒め言葉が、私が自分に課していた制限をはずしやすくしてくれたみたい。
でもこんなふうに、日常の中で自分自身に制限をはずす質問を投げかけてあげることで、自分がほんとうに望んでいるものを見つけやすくなると思うんですよね。
「お金がいっぱいあったら、どこに旅行したい?」
「いま、なーんでも食べて良いとしたら。今日のランチな何を食べようかな?」
「一生好きなことをして暮らせるとしたら。私はなにをしたいんだろう?」
「もしも私がモテモテだとしたら、いまのパートナーを選び続けるかな?」
「どんな家に住みたい?」
「どんな服を着たい?」
「どんな趣味を始めようか?」
などなどなど!
自分にいっぱい質問してあげてみてください。
みなさんがほんとうに自分が望む人生や未来を知って、願いを叶えていくことを、心から応援していますね。
来週は、まえじまようこカウンセラーがお届けします。
みなさん、お楽しみに♪
◎にしだの講演動画です
東京在住。 面談(対面/オンライン)と電話でカウンセリングをおこなっています。カウンセリングサービス予約センターまで、お気軽にお問い合わせください。
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