あなたが書くものは"あなた"そのもの 〜You are what you write. | 50代起業|魅せるコンセプト✖️商品設計|元ミリオンセラー編集者|中吉カレン

50代起業|魅せるコンセプト✖️商品設計|元ミリオンセラー編集者|中吉カレン

強み起業トータルプロデューサー/元ミリオンセラー編集者(age58)
✦強み×魅力を生かした商品づくり+コンセプト設計
✦フロントから本命商品まで個別にプロデュース
✦講師歴11年コンサル歴8年のべ受講者4000人
✦星読み歴20年

こんにちは、カレンです。

 

 

わたしは言葉の人なので、

(言葉の人=言葉にこだわり、言葉が好きで、言葉について考えるのが好き)

 

ほんのちょっとした些細な言葉も気になるし、

 

行間を読むのは当然、言外のニュアンスにも敏感です。

 

 

 

たとえば、

怒りながら書いた人の文章を読むと、なんか怒られているような気になるし、

 

あまり良くない状態で雑に書かれた文章を読むと、気持ちが悪くなったりもする。

 

もちろん、その逆も大いにある。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけなので、

日頃から接する言葉には気をつけていて、

 

なんでもかんでも摂取しないようにしています。

 

SNSとかでも、「あ読みたくない」と感じるものが流れてきたら即ミュートするとか。

(間に合わなくて読んじゃってから、オエってなる時もあるけど)

 

 

 

なんというか、

食べ物と同じ感覚かもしれない。

 

身体にいいもの、悪いものをきちんと意識しておくとか、

誰かにとっては良くても、自分の体質には合わないこともあるとか、

 

そういう感じかな?

 

 




 

だからなのか私は、

 

文章を読めば、それを書いた人について大抵のことは分かります。

 

 

どんな感じの人か、どんな性格か、何が好きで何が嫌いか、

SNSやブログなど時系列で書かれたものなら、この時期に何かあったんだな、たぶんこんな感じのことが…

 

くらいまではわかる。

 

文字に書かれてないことまで分かる、というのは

これはもう特技というか職業病、わかろうとしなくても、わかってしまうんですね。

 

 

 

それはたぶん、言葉が好きで言葉にこだわる人間なのにくわえて、

 

かなりの数にのぼる他人の書いたものを(仕事で)読んできたからだろうなと思います。

 

 

 

(編集者というのはきっと、みんなそうです。

 幼少時から夥しい数の文章や本を読んでいて、

 活字中毒なのがデフォルトだしね)

 

 

 

だから私も時々、

その人にとっては無意識のうちに書いた言葉に、

 

その言葉がそこで選ばれた背景までが見えてしまって、やたらと気になったりもする。

 

それを伝えてもきっと、本人は分からないんだろうなぁと思いながら。

 

 


う〜ん、ここまでになると

もはや幸せなことなのかどうなのか、ちょっとよくわかりませんが。

 

 

 

 

ちなみに、

好きな作家さんと、そうでもない作家さん(の文体)もわりとはっきりしています。

 

どんなに素晴らしい作品と評価されていても、個人的に読むのが辛いことなんかもあります。

 

 

 

 

そんな中で、最近すごく好きなひとはこの方。

 

 

今読んでいる本はこれです。

 

 

 

 

 

 

芥川賞作家の津村記久子さん。

 

 

この本は小説ではなく実用的な内容なので、なおさらなのですが、

 

なんというか、この人の書くことはすべて誠実で正直で、

そうあろうとして書いているのがわかる(気がする)。

 

 

もちろん文章力はあるに決まってるのですが、上手い下手を超えたところの話で、

この人のことを100%信用して大丈夫だ、という気持ちで読める。

 

 

圧倒的に「この人を信頼できる」と思える文章、というのはすごく稀有だし、

(私にとって)大事なことだと感じます。

 

 

 

 

好きな作家さんはたくさんいますが、

なかでも圧倒的にそう思える日本の作家さんは(私にとって)、

 

 

西加奈子さん

江國香織さん

平野啓一郎さん

あと

村上春樹さんもそうですね。

 

 

 

著名な作家さんに限らず、この人の書く言葉が好きだ〜(=信用できる)と思うことは

SNSでもあるし、受講生やコンサル生さんにもいらっしゃいます。

 

それって上手い下手とは関係ないんです。→二回目

 

 

「この人の書くものを信用できる」と思えるって、すごく嬉しいことです。

 

文章からにじみ出る信頼感、が私にとってのポイントなのですよね。

 

 

 

 

みなさんにとって、

 

「この作家が好き」「この人の書くものが好き」な理由ってなんですか?

 

 

たぶん自分なりの、”こだわりポイント”があるはずです。

 

考えてみるとけっこう面白い発見があるかも。

 

 

 

 

 

 

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