通らない企画なんてない、と思うその理由 | 世界観のつくり方|元ミリオンセラー編集者|中吉カレン

世界観のつくり方|元ミリオンセラー編集者|中吉カレン

元ミリオンセラー書籍編集部者
ひとりビジネス「世界観」のつくり方
開業コンサル➕世界観プロデュース
✦女性実用書レーベル編集長→紹介制で出版プロデュース→いまココ(age58)
✦講師歴11年コンサル歴8年のべ受講者4000人

 

 

私は、自分が出す本の企画は必ず通る、と思っている。

 

だって実際にそうだから。

 

 

1社目で通らなくたって、3社目で通ればいいし、

 

3社目がダメなら4社目で通ればいい。

 

12社断られても13社目で通ればそれでいい。

 

なんの問題もない。

 

 

要は、

 

通るまで諦めなければいいということ。

 

だから時間がかかっても気にならない。

 

なんでかといえば、それだけの自信があるからだ。

 

 

”自信がある”というのは、

 

「絶対売れる」「これがトレンド」とかではなくて。

 

その書籍が伝えるメッセージの本質を

「必要としている人が必ずいる(それも相当数)」という根拠なき自信。

 

 

 

それは大抵少しばかり世間一般の感覚より早かったりして、

 

ブレイクしてベストセラーになるまでに数年かかったりしたことは

 

実際に何度もありますね。







 

 

自分にとって興味のない企画にはからきし身が入らず、

 

絶対に売れるはず・流行ってるし。

 

という打算で引き受けてもてんでだめだったことも何度もあるなぁ。

 

 

マーケティング理論なんて学んだこともなければ

 

理解もできないだろうし興味もないのだけど、

 

なんとなく自分の中で、「こっちだ」みたいな風向きをいつも感じている。

 

(外れることもあるけど)

 

編集者に限らず、クリエイターってみんなそうなんじゃないかな?

 

商業メディアの中で表現に関わってる人は、みんなそうなんじゃない?

 

(芸術家はちょっと違う。芸術は自分の内なるものの発露そのものだから)

 

 

シャケが生まれた川に戻れるみたいに(あれは本当に不思議だ)

体内に羅針盤みたいなものを持っているんじゃないのかな。

 

あるいは、

集合無意識を受け取るレーダー受信機を搭載しているとでもいうのか。

 

 

そんなわけだから、

野生の勘だけでやってきたというのはあながち過言でもない。

 

それもいつかは壊れてしまうのかな、時代遅れになってね。

 

ブラウン管のTVとかパラボラアンテナみたいに。

 

 

それでも機能しているうちは使おうと思います