旬はだれにでも巡ってくる、かならず。 | 世界観のつくり方|元ミリオンセラー編集者|中吉カレン

世界観のつくり方|元ミリオンセラー編集者|中吉カレン

元ミリオンセラー書籍編集部者
ひとりビジネス「世界観」のつくり方
開業コンサル➕世界観プロデュース
✦女性実用書レーベル編集長→紹介制で出版プロデュース→いまココ(age58)
✦講師歴11年コンサル歴8年のべ受講者4000人

 

 

先日、

夜の表参道で数名でお茶していた時、

たまたま手相を観れる友人が(=プロ)ある人の手を、ちょっとだけ観てあげていた。

 

その人は50代も後半で、立派な大人。

彼を慕う人がたくさん周りにいるような人だ。

 

 

なんと彼はその友人に、

 

「本当の人生が始まるのは、ようやくこれからです」

 

と言われていた。

 

 

 

ちょっと意外だった。

 

 

 

 

 

たぶん、客観的に見たら(私から見ても)

もう十分にいい人生だと思う。

 

すごく豊かで、恵まれていて、幸せそうで。

 

でも当人はまだ何も満足していなくて、

こんなもんじゃないって思っていらっしゃる。

 

 

 

 

「そりゃそうだよ、俺このまま終わるの嫌だもん」

 

とまで言う。

 

そしてその通りのことが、手のひらにも書いてあったわけですね。

 

 

 

 

ご本人が云うには、


でもまだ勇気がない、

自信もない、

何よりまだ何がやりたいかも決められない、

 

と。

 

 

 

 

え〜なに、その青春な感じ!?

 

すごくいいなって思った。

そんな右肩あがりの、末広がりの人生。

 

 

 

私ごときが僭越ながら、

それなりにいろいろな人を見てきて思うのは、

 

 

 

どんな人にも、

その人それぞれの人生のステージがあり、

 

四季がめぐり来るように、旬の時期がやってくる。

 

誰にもやってくるのだけど、人生においての春(旬)は、

 

それがごく早い時期に来る人もいれば、

晩年になってから迎える人もいるはずで、

 

 

どっちがいいとか悪いではなくて、

確実に言えるのは、

 

ずっと春の人もいないしずっと冬の人もいないってこと。

 

 

 

 

 



いつかは必ず、その人のベストシーズンがめぐってくる。

 

これは本当に間違いなくそう思う。

 

今、輝いている旬の人を見て落ち込んでしまうのは

自分の状況と比べてしまうからなわけだけれど、

 

10年後どうなっているかは、誰にもわからない。

 

いや本当に、わからないよね。

 

だからやっぱり、

 

焦らずに腐らずに、誰とも比べることもなく、

淡々と目の前のこと今できることをやる。それだけなんだと思います。

 

早いか遅いか、ではない。

 

強いか弱いか、でもない。

 

競争して勝つことが正義ではないし、

より多いとか大きいとか広いのがいいわけでもない。

 

だってあれでしょ、

たとえばだけど、

ベルサイユ宮殿の鏡の間と比べたら、

利休の茶室なんてほんとにめっちゃ狭いんだから!(4畳半?)

 

でもその文化的な価値は、比べられないし、プライスレスだし。

 

どちらがより美しいか?

なんて議論には意味がないわけで。

 

だけどわからない人にとっては「何この部屋、狭すぎる!」だよね・・・

入り口も屈まないと入れないほど小さいし(笑)

 

※茶の湯について全く無知なので何か甚だしく間違っていたらごめんなさい。

 

 




 


慰めでもないし気休めでもなくて本当に、

 

いますぐ結果が出なくても、気にすることないって思う。

 

そのぶんコツコツ積み上げたものが、

ひらく時、それは大輪の花になるだろうから。

 

だから私は、目の前の人が、それぞれのステージで

その課題に取り組んでるのを見てるのが好き。

 

大事なのは、真摯であること、誠実であること。

自分の心や魂にウソをつかないということ。

 

そういう人を、わたしは応援したいしそばにいたい。

 

 

それは自分に対しても、

いつもそう思っていたいなと思うんですよね。→結局はそこかな♡