観たのにUPしてない映画の感想も吹っ飛ばし、
溜まったいろんな仕事も棚に上げて…本日 “勝手に独りゴズ祭り” 開催!

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そぅ!今だけ限定でライアン・ゴズリング出演作が2本同時に上映されている劇場で続けざまに見よう!という企画です。

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行って詣りました舞浜はイクスピアリまで。
で、行きのJR京葉線の車中にてラ・ラ・ランド広告発見!
上がるわぁ〜〜アップアップ


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何故にイクスピアリかと言いますと……
等身大ゴズが居るとの情報を聞きつけて!w

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居たよ〜〜〜〜ゴズ!!
手の角度も正確にwww

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思わず一緒に踊っちゃいました爆笑w

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入り口エレベーター前のカウンターまでピアノのミニチュアが!
凝ってるーー!!

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イクスピアリ内の広場や劇場ロビーには天井からの吊り広告やポスターが至る所に掲げられていて、何処を見てもゴズ!
館内全体のBGMも、どの劇場に入っても幕間の音楽はずっとラ・ラ・ランド!(それ以外の作品上映時も♪)
舞浜・シネマイクスピアリは正にゴズランドでしたよ〜〜♪


さて!映画本編の感想は次回なる早で!ww


「ラ・ラ・ランド」(2016) 95点
1/26 TOHOシネマズ六本木ヒルズ/ジャパン・プレミア

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実は1月、既にジャパン・プレミアで見てました。
せっかく早めに見られたし!早く感想書こう!と思っていたんだけど……「ドクター・ストレンジ」公開、「ローグワン」は終了、「トーキョーノーザンライツフェスティバル2017」開催、「未体験ゾーンの映画たち2017」も継続中だし……で、あれよあれよと今に至る……今日が最後のチャンス!爆笑ww

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でもね、全然!!忘れてたワケじゃないよ!むしろこの映画のこと考えない日は1日も無かった…毎日ヘビロテでサントラ聞き、約1ヶ月経った今もなお、ずっとフワフワと宙に浮いている!ドラえもんのように。




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オープニングからいきなりスクリーンの中に引き込まれる、上がる!アップアップ
最初からもの凄いシアワセな気持ちになる!ゴズまだ出てきてないのに!ww
映画館で映画を見るという非現実感と同時に、まるで自分自身が物語りの中に入り込んだように感じられる。

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そしてゴズ!出てきたら結構ヤなやつ!ww
ゴズの出世作「きみに読む物語」(2004) では、絵に描いたような「理想の彼氏」像を体現したのに反して今回は、女同士集まって「男のこういうトコってヤよねぇ〜」と言い合う見本のような男。

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傲慢でワガママで見栄っぱりで自信家、夢ばかり語ってロクな稼ぎも無いのにプライドだけは高いw
そんなリアルバンドマンみたいなゴズにキュンキュン来まくりですよ〜〜ww

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そしてゴズの歌!ダンス!!
ゴズがベンチに座ったままステップを踏んだ瞬間、素敵過ぎて鼻血吹き出すかと思いましたww
子供時代のゴス踊る姿は見たコトあったけどさ……めっちゃ踊ってたよ!大人なのに!!爆笑ww

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[参考画像:ライアン・ゴズリング12歳のダンス・リサイタル(1992) ]
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そしてゴズのピアノ!歌!
この映画って、紛れも無くベタベタのミュージカルなんだけど、主役の二人は朗々と歌うんじゃなくて、セリフの延長で喋るように呟くように歌うのね。ソレがね、悶絶!!ww
ゴズファンは是非、ヘッドフォンでサントラ聴くことをおススメします!明るい日中でも、電車の中でも悶絶できます!ww

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逆に…エマ・ストーンの声がガサガサ……ww
ソレが気になって気になって……今回コレだけマイナス査定(スンマセン!w)
いやね、評価は高いみたいですよ?エマの歌…………ファンの方は存分にお楽しみ下さい!w

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昔ながらの王道ミュージカル、王道ラブロマンスと同時に、紛れも無く新しい……見たこともない新鮮な映像。
夢のようなリアリティ。これぞ映画、これぞ非日常。

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もの凄く幸せに包まれてると思っていたら突然、本気で辛く苦しくなったり……何度も胸が締め付けられ、何度も泣きそうになった。

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これぞ映画館で金を払って見る価値のある映画。絶対にスクリーンで見るべき映画。
明日、IMAXで再会するのが待ちきれない!






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1月に行われたジャパン・プレミアでは鑑賞前、ゴズと監督の舞台挨拶付き。
遂に……遂に見たよ!生ゴズ!!爆笑くぅー

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その立ち姿、物腰柔らかな話し方、片方の眉毛をピクリと上げる癖、何よりも溢れるオーラ…
全てがカンペキ!カンペキだったよッ!!12ステキ!
嗚呼……ハリウッド・スターや………と思いましたw


「ガールズ・ロスト」(2015・スウェーデン/フィンランド) 77点
Pojkarna / Girls Lost (Swedish)
2/15 ユーロスペース/トーキョーノーザンライツフェスティバル2017


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2/15のノーザンライツ耐久レース最後の作品。
一晩だけ少年に変わる力を持つ不思議な花を手に入れた少女たちの冒険を描く青春ドラマ、と聞いて興味を持った。

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スタンド・バイ・ミーの女の子版みたいな冒険譚を想像していた。勝手に。
ボーイッシュな仲良し組女の子たちが男の子の姿になって一夜の冒険を楽しむ。
男の子だけの世界感を共有したり、恋物語なんかもあったり。
ワクワク・キュンキュン系かと……。

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…と思っていたら、結構ダークなヤツですよコレ。
いやね、確かにファンタスティックで幻想的なんだけども。
昨年の「レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~」上映作品だったのね、ど〜りで!




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学校ではイケてない女の子3人組の溜まり場はモモん家の温室。
そこで奇妙な種から咲いた花の密を飲んだ3人は皆、男の子の身体に変身してしまう。

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男の子の姿で揃って街に出掛けた3人は、普段は到底敵わない男子と互角にサッカーする自分たちの身体能力を楽しみ、気になっていた男の子にも同性として気軽に話せることを発見する!

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3人は “本当は女の子だけど夜だけ男の子に変身できる魔法” を楽しんでいたが、キムだけは違った。
普段から心と身体に違和感を持っていたキムは、男の子に変身したことで “これが本当の自分の姿だ” と実感していた。

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前から気になっていた男子、不良のトニーと男の子の姿で仲良くなり、つるんで酒を呑み犯罪行為にまで加担するキムは、次第に仲良しだった2人と距離を置くようになる…

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身も心も男の子になって本当の自分自身になりたい!
そして好きな男の子のことを思いっきり好きと言いたい!

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今までずっとモヤモヤしてたものが晴れて自分の欲するものがクリアーに見えた!…という点は良いのだが、実際にはそんなにウマいこといかない。現実に戻れば二重苦(トランスジェンダーとホモセクシュアル)という問題も明確に見えてしまったワケで。

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目覚めてしまった14歳の少女は、理想と現実の狭間でもがき葛藤する。

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かく言うnagiも小学校の頃は本気で男の子になりたかった。
赤いランドセルを背負うのが何よりも苦痛で、スカートを履くことは断じて拒否していた。
リカちゃん人形よりもプラモデルや超合金を欲しがった。

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でもそれは…何て言うかな〜、そんなに重たい気持ちではなくて。
ジェンダーうんぬんよりも好みの問題?女の子っぽいものよりも男の子っぽいものの方が好きだっただけで。または女性的なものへの拒否というか。当時はまだそこまで自己分析は出来なかったけども。

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要するに成長したくなかったんだと思う!
小学校から中学校って、子供から女性の身体にどんどん変化する時期(ブラジャーとか生理とか)。
それが嫌で嫌で。そんなん全部無くなればいいのに!何で今までと同じじゃダメなの??……と本気で思っていた。

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とはいえ、いつの間にかそんな思いも消え、あれから何十年も女をやっているワケだけど。
あの頃のワタシにこんな魔法の花があったら…男の子の様に走り回れたら…男同士つるんだり喧嘩したり…もし一晩だけでもそんな体験をしてしまったら…

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そう思うとキムの苦悩が他人事とは思えなくて。
どうしょうもなく切なくて苦しくて。
見てる間じゅう…いや見終わってからもなお、キムに肩入れして応援していた。
これからも強く生きろよ!…と。

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[昨年のノーザンライツ・フェスより「ウィ・アー・ザ・ベスト!」劇場鑑賞時の感想↓]


コチラは “ガールズバンド” 呼ばわりを拒否したパンクバンドのハナシw


「国王への手紙」(2014・ノルウェー/アラブ首長国連邦) 65点
Brev til Kongen / Letter to the King (Norwegian / English / Persian)
2/15 ユーロスペース/トーキョーノーザンライツフェスティバル2017


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前回「雪が降る前に」のヒシャーム・ザマーン監督作2作目。
ノルウェー郊外の収容施設で暮らすムスリム難民たちが織りなす、1日の群像劇。

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それぞれの事情で国から逃れ、ノルウェーまで辿り着いた老若男女。
収容施設からオスロ行きのバスで一時のレクレーションを楽しむムスリム難民たち。

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中でも物語りの中心は、買い物や羽根を伸ばすだけでなく、明確な目的を持ってバスに乗り込む人々。

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空手が得意なオッサンは空手道場に職を求めに。
(軍服を着ているオッサンが「タクシードライバー」のトラヴィスを彷彿させる展開に…)



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以前オスロのパン屋で働いていた青年は不払いの給料の支払いを求めて。
(不法労働者のため、適当にあしらわれて自暴自棄になるが…)


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めかし込んだ色男のオッサンは以前知り合った夫人と密会するため。
(この彼が一番平和に1日のバケイションを楽しんでたなぁ〜)



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幼子を抱えた未亡人は、かつての旦那が死んだ原因を追求するため。
(彼女の行動が一番、非日常かも)


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その未亡人の娘を1日預かって世話すると約束する少年。
(実はネットで知り合った女の子とデートする約束になっていたが…)



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もう収容所では暮らせない、祖国に帰りたいと思いを綴った手紙を王様に渡すため、王宮まで出向く老人。



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この老人の手紙がナレーションとなって話が進む作りになっているが、彼が切望する願いも他の難民たちの目的も、たとえば日本人であるワタシからすれば、至極当たり前のことだったりするワケで。
そんな簡単で当たり前のことが思うままにならない現実…難民という立場…今現在ワタシ自身の幸せな環境……なんかを思い知らされた1時間15分だった。



「雪が降る前に」(2013・ノルウェー/ドイツ/イラク) 67点
Før snøen faller / Before Snowfall (Kurdish / German)
2/15 ユーロスペース/トーキョーノーザンライツフェスティバル2017


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イラク出身、ノルウェーで活躍するヒシャーム・ザマーン監督作を2作続けて鑑賞。

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イラクの山村で暮らすクルド人の少年、シアール。
隣村の金持ちと姉の縁談を受け入れ、結婚式も間近に迫ったある日、姉が失踪する。
本当に愛する人と一緒に居たいと、家族に隠れて付き合っていた男と逃げたのだ。
若くして父親を亡くし、一家の長として責任ある立場のシアールは、一族の名を汚した姉を見つけ出して殺すと誓って村を出る。

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姉の消息を追い国境を越え、トルコ、ギリシャ、ドイツ、ノルウェーを旅するうち、スラム街でスリや窃盗を生業とする少女と出会い親しくなる。

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本作は“名誉殺人”がテーマらしいんだけど、少女と出会うことによって少年の目的がちょっとブレる。
初めは姉の行方を追って密入国を繰り返してるんだけど、途中から少女を密入国させるのが目的、みたいになって。

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最初の目的からはブレてるんだけど、その辺りで少年がやっと人間らしくなって来る。
少年は初めて自分の意志で決断したことによって、姉の気持ちを理解し始める。




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シアール少年の眼力が凄い。そして常に無表情。何を考えてるのか分からない。
一族の…更には村の名誉を背負った刺客となるのは、16歳の少年にとってはかなりの重圧であったろうに。

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冒頭の、ラップでぐるぐる巻きになり石油タンクに潜って密入国するシーンが印象深い。
もうここから、良い結末になる気が全然しない。
実の姉を殺したとしても、殺さなくても、その責任を…想いを一生背負うんだろうな、と。

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村を旅立った時から、一歩も後には引けない。
いや、そもそもあの村に生まれついた時から後には引けない運命だったのだな。
エンディングでそんなことを思いながら、一族の行く末に胸が締め付けられた。