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ホスピタリティの専門家 濱野まさひろのブログ

北海道流のホスピタリティ=「なまらあずましい」を探して

「もてなし」(持て成し)という言葉が、文献に出てくるのは平安時代以降のようです。

 

ですから辞典の用例も源氏物語からの引用がほとんどです。

 

もてなしの意味ですが

 

広辞苑では(写真:私の持っている中学生の時買った第二版…)

①とりなし取り繕い②振る舞い態度③取扱あしらい④馳走する・饗応

 

学研古語辞典

①振る舞い②取り計らい・取扱い③ご馳走

 

どちらの辞書も、

①自身の態度②客への対応③食事の提供

3つの意味でした。

 

だから、おもてなし研修というと、接遇マナーがメインになり、地域のおもてなしプロジェクトだと新しい「ご当地グルメ」を考えるのでしょうか。

 

何れにしても、かなり幅広い意味で使われることになります。

 

 

それに対して

ホスピタリティは旧ラテン語「敵(=客)の歓待」が語源です。

 

 敵の行動を読み、最善の注意を払い食事や宿泊を提供することが起源でした

 

敵と戦うことではなく敵を歓待することで、高次元の関係性を作り出しお互いの幸福実現を目指したのです。

一人一人、目の前の相手を注視し、相手が何を求めているかを考え、それぞれ対応を変えて満足をさせる技術です。

似ているようですが、やはり意味はかなり違いますね。

おもてなしと「ホスピタリティの違い③」に続きます。

 

この2年間お手伝いしている、異業種&住民協働活動「小樽1♡8プロジェクト」が遂に中間報告会を行います!

 

ご興味の有る方は、是非ご査収ください!

 

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小売業、生産者、ホテル業そして小樽市民の方々と多岐にわたるメンバーが、『小樽の既存資源を活用し、「小樽といえば○○」「小樽でしか味わえない○○」など、小樽ならではの新商品やサービスを開発または改良し、それらの知名度向上を図り、小樽を素敵に生まれ変わらせること』を目的として活動してきました。
そのために何度も対話と、商品開発に係る試行錯誤を繰り返してきました。
今回の中間報告会では、この2年間の活動過程の紹介、開発中の試作品の発表、試食アンケートを行います。
中間報告会で、更に多様な方々の声を聴き、新商品を完成させたいと考えております。
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日時:2月24日午後1時30分〜午後3時30分までの予定(開場は午後1時)
場所:小樽運河プラザ三番庫ギャラリー(小樽市色内2丁目1-20)にて行います。
参加無料。定員は先着50名。
当事務所への電話またはFAX、Eメールで受け付けます。
一般社団法人 小樽物産協会
TEL 0134-24-3331FAX 0134-21-2002担当:小野一洋    E-mail ono@otaru-bk.or.jp

以前ブログで「ホスピタリティとサービスの違い」をお伝えしました。

相変わらず毎日高いアクセスを頂いております。

 

今回は「ホスピタリティ」と「おもてなし」の違いについて考えたいと思います。

 

流行語にもなった「おもてなし」、改めてどういう意味だと思いますか?

 

おもてなしの意味を検索すると 「おもてなし◯◯」などの冠がついた幾つもの接遇マナー講師、研修会社などのほとんどが、

 「モノを以て成し遂げる」

「裏表の無い接遇」

 と定義しています

 

ホスピタリティ研究で有名なあの先生も

 ・聖徳太子の「和をもって貴しとなす」からの「もってなす」が語源

・広辞苑におもてなしという単語は載っていない、それは言葉では無く概念だから載っていない

 と語っている(ようです)…。

 

では、「おもてなし」という言葉を分解してみましょう

 

持て成し(名詞)に接頭語を「お」を付けて丁寧にしたものです。

→なので「持て成し」で、ちゃんと広辞苑に載っています^^;

 

そして「持て」は「成し」に対する接頭語です。(もて遊ぶ、もてはやす等と同じ)

因みに接頭語とは、語調を整えたり意味を強調する役割があります。

→なので「和をもって貴しとなす」と「裏表無し」起源説は俗説ということですね^^;

(大体その理屈だと、おもてなし=ウラがあるんかい!という話です)

 

長くなってきたので、次回ホスピタリティとおもてなしの違い②に続きます。

 

先月、某百貨店の催事で食べた白龍のじゃじゃ麺。

毎年食べにきます。

ここのスタッフは、毎年親切に食べ方を教えてくれます。

「全部よく混ぜて、途中でニンニクやら調味料を入れてお好みに味を変え、最後麺を少しだけ残して、玉子を入れて渡してくださいね→ちーたんたん(スープ)になります」

知っているけど、知らないふりをして毎回説明を感心しながら聞くのも楽しみです(笑)

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今回、高齢者入浴アドバイザー認定講師となりました!

北海道第一号とのことです。

(今迄もアドバイザーではありましたが、今後認定する事ができます)


これで温泉ソムリエマスター、温泉入浴指導員と合わせて三つ目の関連資格です。


入浴関連のセミナー、講演のご依頼(も)お待ちしております。

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!

 

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体重増加のためか、昨日から膝痛がひどい状態です。

お陰でブログを書くことができます。

 

今年は「伝える」という事を、改めて意識して取り組んでいきます。

 

昨年一番刺激を受けた書籍「サピエンス全史」。

人類の歴史7万年を、斬新な視点で分かり易くまとめた書です。

 

その中で、何故ネアンデルタール人など同時期に存在した人類の中で、ホモ・サピエンスだけが生き残ったのか、理由が書かれています。

 

ネアンデルタール人等他の人類は現実に目に見えるもの、事実しか伝えることができなかったそうです。

しかし、ホモ・サピエンスは神様など目に見えないものを創造し、見知らぬ他人に伝え、伝えられた者はそれを信じることができたというのです。

 

お陰で、より多くの人達が協力し合うことが可能となり、現生人類が繁栄したのでした。

 

目に見えないものを伝え続け、チームを一つにし、より強大なパワーにする。

これは我々に与えられた最大の強みなのです。

 

これを理解しているリーダーは、常にビジョンや理念といった目に見えないものを物語化して伝え続けているのです。

 

ホスピタリティという考え方も概念であり、目に見えないもの。

だからこそ今年はより「伝える」こと、「伝え続ける」こと最重点テーマに活動していきたいと思います。

 

本年も、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

*この「サピエンス全史」では、ホスピタリティに欠かせないもう一つのキーワード「個人の幸福」についても書かれていますので、またの機会にでも。

 

 

 

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ホリエモン曰く、「究極の飲食業はスナックである」そうです。
何故ならコミュニケーションがあるから。
コミュニケーションで、人に癒される場がスナックだと言います。

セブンイレブンの冷凍食品が、並みの飲食店の味より美味しくなった今、食べ物の美味しさだけで、優位性を保つのは難しい。
コミュニケーションが必要な仕事は(=ホスピタリティ)、AIが普及しても代替えが効かないそうです。

そんな究極の飲食業の、あるお店からオファーを頂き、ホスピタリティの研修を行いました。

何度かお邪魔したことのあるお店で、皆とても感じの良いスタッフばかりなので、研修不要かと思ったのですが、更にホスピタリティのレベルを高めたいとのご要望でした。
ホスピタリティの理論と実践方法を、コンパクトにお伝えしました。
皆さん熱心に取り組んで頂きました。
これからのご活躍が楽しみです。

そんなスタッフに会いたい方は、
papillon(パピヨン)札幌市中央区南4西2 電話011-241-8260まで!

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これまた少し前の話ですが、網走市社会福祉協議会からのご依頼で、健康入浴セミナーを行なってきました。

 

対象は網走地区の老人クラブでリーダーをされている方なんと350名!

セミナーでは入浴でのリスクとなる温度差によるヒートショック防止法と、免疫力を高め健康を増進させる入浴方法をお伝えしました。

その後、温泉の楽しみ方をお話して終了。

皆さん非常に熱心に聴いて頂き、セミナー中も大変な盛り上がりです。

夜の懇親会でも皆さんと交流を深めることができ、大変有意義な一日となりました

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翌日は、網走を観光しました。

網走をゆっくり廻るのは生まれて初めてです。

 

写真は嵐のCMで有名になった能取岬灯台です。

その他にも沢山まわってきました。
 
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やはり有名な網走監獄が一番興味深かったです。

何故網走にできたのか、そして北海道開拓の非常に大きな役割を果たすことになったのか?

道産子でありながら知らなかったことばかりです。

一度は観ることをオススメします。

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一昨日、全道自治体商工観光課職員研修を行いました。

3年目の今年は「歴史的資源の活用」がテーマです。


残念ながら北海道は歴史的資源をあっさり壊し、新しいものを作ることに注力する傾向があります。

しかし、観光政策にマーケティングの論理が必要な現在、歴史こそが他自治体との絶対的差別化要因になるのです。

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まず札幌商工会議所ボランティアガイドの方に依頼し、街の中の歴史的資源を歩いて観て貰いました。

ガイドの方の物凄い知識量に皆さん驚かれたようです。

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その後、ブラサトルこと和田哲さん、鉄道資産を観光資源に変えている実践者永山茂さんに講演をして頂きました。

どちらの講演も私自身非常に感銘を受けましたし、その後の質疑応答では活発な議論がなされました。

和田さん、永山さん本当にありがとうございました!

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是非今回の研修をヒントに、まちに眠る歴史的資源の保存と活用を見直すキッカケにして欲しいものです。