鉄道回数券の有効利用法:スポクラ遠征のためにⅠ……今日はさつまいも・(昨日は)豆乳の日 | 運動音痴・草食系の軟弱フィットネス底辺体験記(+たまに芸術・鉄道なども)

運動音痴・草食系の軟弱フィットネス底辺体験記(+たまに芸術・鉄道なども)

某自営業です。
運動は苦手ですが、あまりに運動不足で、
身体が壊れそうなので(?)、
横浜駅近くの某フィットネスクラブTへ行くことに。
月4回の軽いコースですけど・・・
→その後T(+K)の都度利用等会員様々な変更を経て現在は、K、N、E、Tの都度利用会員です。

私はあえて、特定のイントラやレッスンを追っかけて行く方ではないし、

最近は行動範囲も変わったことと、都度払い利用になって、

あまりあちこち行かなくなってしまいました。

 

ただ、他のブロガーさんは、大体曜日ごとにお気に入りレッスンやイントラを求めて、

遠征している方も多いようです。

 

通勤定期の範囲で遠征している場合は、

交通費は気になりませんが、そうでない場合は、

結構バカにならない、という嘆きの声が

時々ブロガーさんから聞かれます。

 

また、ほぼ毎日同じ方面に行っている場合は、

定期券を買った方が安い場合もあるかもしれませんが、

週1~2回程度では、やはり割高になります。

 

(余談:なお、割引率の高いJR6か月定期では、1か月で12日程度利用すると元が取れます。

ですので、12÷30≒0.4なので、大体5日のうち2日以上使うなら、安上がりかもしれません。

(ちなみに、私鉄は、普通運賃は安めでも、定期の割引率はJRより低めです!)

 

ただし、乗り越すと乗り越し区間運賃を別途支払う形になるので、

自分の行動パターンをよく考えましょう。

ただし、例外は、横浜~品川間で、ここは京急と競争しているため、

特別安い運賃が設定されている上に、

山手線内はまた安い運賃が設定されていることもあって、

乗り越しても、むしろその方が、通しで買うより安くなることが多い区間です。

さらに、川崎・蒲田経由(東海道線・京浜東北線)のほかに、

新川崎・武蔵小杉回り(横須賀線)も使えるので、

この辺の利用者はなおお得です。⇒関連記事

 

 

1 回数券のメリット・デメリット

さて、今回の本論、ここからは回数券の話題です。

なお、いつもながら、初めに申しておきますが、

御利用は自己責任で!万一記載に誤りや、

取扱の変更が反映されていなくても、

責任は持てません、念のため。

 

まず、回数券のメリットとしては、昔は……

1 一々切符を買わないで済む

2 多少割引になる

一方、デメリット

3 10回分運賃前払い

4 有効期間内に使いきれないと無駄になる

……でした。

 

しかし、最近は、SUICAやPASMOの普及で、1のメリットは実質消滅、

また、回数券は磁気切符扱いのため、(例外を除き)10円未満は切り上げという

ボッタクリ消費税計算なので、若干割引感も下がったかもしれません。

 

ところが、JR以外の多くの私鉄は、「時差回数券」「土休日回数券」を発売するようになり、

特に、「土休」は割引率が高いのです。

土日祝が仕事休みの方は、やはりここで遠征していると思いますので、

ある程度通っているなら、利用を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

2 回数券の通則(基本的・共通的な決まり)

(1)回数券は有効期間がある

かなり昔、私鉄は2か月でしたが、最近は、

JRやほとんどの私鉄で、3か月となっています。

 

 

(2)有効期間内に使いきれなかった場合は?

まあ、10枚使えば、一応得もしていないけど損もしていないことにはなりますが、

病気や長期出張で、あまり使えなくなった時は、どうしましょう?

もちろん、知人に買ってもらうとか、金券ショップで買ってもらう方法もありますが、

それは別として、昔と違って、今は各社、有効期間内なら

払い戻しの制度が設けられているようで、丸損にはなりません。

 

さて、払戻額計算式は大体どこも……

払戻額=購入額(普通運賃の10倍)-使用枚数×普通運賃-手数料(210~220円位)

……なので、10枚使った場合は、もう払い戻し不可(まあ当然か)、

9枚使った場合は、手数料と普通運賃とどちらが高いかによります。

8枚使った場合は、多少は払戻額が発生します。

なお、1枚も使わなくても、手数料の分だけ必ず損します。

ですので、10枚使い切れるかどうか微妙の場合は、買わない方が良いとも言えます。

 

 

(3)乗り越した場合は?……その1(乗車可能区間指定式…普通のパターン)

原則は、上記定期券と同じです。

つまり、乗り越した区間分は、別途運賃を支払います。

(普通乗車券の場合は、差額精算で済む場合がほとんど。)

ですから、乗り越しをすると損をすることが多いです。

なお、その場合、回数券を利用せず(御入鋏の印を押す等)、

全区間の運賃を支払う方法を認めてくれる場合もありますが、

会社や(どうかと思いますが)係員によっても違うかもしれません。

 

余談ですが、そのため、こんな変な現象が起こり得ます。

京急で、上大岡で横浜までの200円区間の回数券を買おうとすると、

1駅先の「上大岡~神奈川」で発券されます。

ところが、横浜で上大岡までの200円区間を買うと、

「横浜~上大岡」となってしまいます。

こちらの回数券で、もし神奈川まで乗り越すと、横浜~神奈川間の140円を請求されます。

これはおかしいと思うのですが、「その駅からのもののみ発売」という扱いなので、

現状致し方ないところです(なお、JRみどりの窓口なら他駅発着の回数券も購入可能)。

ですので、この場合なら、たまにでも神奈川駅まで行く可能性があるなら、

上大岡(または神奈川)駅で買っておく方がお得です。

ちなみに、次のランクの240円区間(例えば上大岡~仲木戸)利用の場合、

上大岡で買えば5駅先の花月園前まで、

仲木戸で買えば2駅先の杉田までとなりますが、

これは一概にどちらが有利とは言えません。

 

なお、JR横浜~品川間は、上記のとおり、例外的に、

乗り越した方が安くなることが多い区間なので、

区間外利用になる場合も含めて購入を検討した方が良いです。

 

 

(4)乗り越した場合は?……その2(金額式)

しかし、最近、「金額式」の回数券を導入する私鉄が現れました。

この場合、例えば200円区間の切符であれば、

その会社内の200円区間なら、どこでも乗れるので、

使い出がかなり良くなります。

 

さらに、乗り越しの場合も、差額精算となって、

例えば240円区間を利用した場合は、

差額の40円を支払うだけで済みます。

 

ということで、金額式を導入している場合はかなり利用度が上がります。

関東圏で私が知っているのは、

東京メトロ都営地下鉄東急(除こどもの国線・世田谷線)横浜市営地下鉄

……くらいです(まだあるかもしれません)。

鉄道会社にとっても、路線網が複雑な場合など、

多数の券種を用意しないで済むことや、

上記(3)斜体字部分のような矛盾の

クレーム対応がなくなることは、メリットかもしれません。

 

 

(5)途中で下りちゃった場合は?

普通乗車券と同様、払い戻しはありません。

(この場合はSUICA、PASMOの方が、

乗車区間の運賃だけで済むので、得になります。

ただし、SUICA等は振替乗車ができないみたいなデメリットもあります。)

 

 

(6)SUICA・PASMO乗車だと回数券の併用は原則できない!

例えば、上記の横浜~上大岡間の回数券があって、

今日が有効期間最終日とか、もう使う機会がない、という場合、

品川~上大岡間乗車の場合でも、上記回数券を使ってしまおうということもありますが、

(もちろん、有効期間が残っていれば使わない方が得です!)、

この場合、品川~横浜の普通乗車券(磁気=紙の切符)を買う必要があります。

 

もし、品川でSUICA等を使ってしまうと、SUCA等乗車では精算できないというきまりで、

つまり上大岡で回数券を使う精算ができず、

品川~上大岡のSUICA運賃を取られ、回数券は余ってしまいます。

(ただし、「知らなかった」「間違えた」と言えば、

駅員氏によっては対応してくれるかもしれませんが。)

(なお、これが「金額式」回数券であれば、回数券で入場し、

下車駅で精算すればよいので、難しくありません。)

 

これが逆向きで、上大岡~品川乗車の場合は、上記の乗り越し扱い(3)となり、

横浜~品川間の磁気切符運賃を精算支払することになります。

(なお、普通乗車券購入や、精算時に、現金の代わりにSUICAで支払うことはできます。)

 

この現象は、相互乗入・直通運転で接続駅で改札を通らない場合も同様です。

例えば、東新宿からメトロ副都心線~東急東横線利用で横浜まで行く場合、

東急だけ回数券を持っているなら、東新宿から接続駅渋谷まで、

事前に磁気乗車券を買って乗車する必要があります。

 

なお、接続駅渋谷で下車して、遠征はしごをするような場合は、

東新宿~渋谷間をSUICA等で乗車してもちろん構いません。

 

では、上大岡(京急)横浜乗換(JR)新川崎と利用し、

京急は回数券、JRはSUICAを利用したい場合、

横浜駅で連絡改札を利用する(=改札外には出ない)場合はどうなのか??

ですが、この場合は、一旦改札を出るのと同様、JR区間をSUICA利用することが可能です。

実際には、連絡改札では、先に回数券を入れ、次にSUICAをタッチしますと通れます。

(逆にすると、SUICAに入場記録がないので、改札が閉まります。)

また、帰りも、横浜でまず京急回数券を入れ、次にSUICAをタッチします。

(逆にすると、この場合は通れますが、

京急区間もSUICA利用となってしまい、回数券が使えません。)

要は、「回数券(等磁気切符)が先、SUICA等が後」と覚えておけば間違いありません。

 

 

3 回数券の種類

なお、スポクラ遠征等、近距離利用を想定しているので、

JRの新幹線や特急に乗れる回数券などは省きます。

 

(1)普通回数券

昔ながらの回数券、10枚分の値段で11枚発券されます。

ですので、100円区間なら1000÷11≒90.9090……

概ね、0.9%(1割弱)の割引率です。

なお、JRや都営地下鉄は、これしかなくて、

以下の「時差」「土休」はありません。

 

 

(2)時差回数券(昼間割引回数券)

当初は平日の10~16時(改札口入場時間)のみ利用可という、

ちょっと使い勝手が悪い回数券でしたが、

最近は、土休日(次の(3)参照)も終日使える私鉄がほとんどです。

こちらは、12枚発券されるので、

100円区間なら1000÷12≒83.3333……
概ね、17%(2割弱)の割引率です。

 

 

(3)土休日割引回数券

ほとんどの私鉄は、土・日、祝日、(振替等)休日、

それに12/30~1/3(いわゆる年末年始)のみ利用可ですが、

東急は「土休日ダイヤで運転の日」となっています。

どう違うのかですが、例えば、お盆休みの時期に、土休日ダイヤで運転する会社であれば、

お盆期間中も利用可ということになります(東急のお盆の扱いは分かりません)。

 

なお、上記(2)時差回数券での「土休日」の扱いも、こちらと同様です。

さて、こちらは、何と14枚発券なので、

100円区間なら1000÷14≒71.4286……
概ね、29%(3割弱)の割引率となり、かなりお得です!!

 

(以下マニアック)ただし、上記のとおり、有効期間3か月の中で、

14枚使い切るには、土日は結構活躍しないといけません。

3か月は、およそ91日(4倍すると364日)で、

これを7で割ると割り切れて、13週あることとなります。

1週あたりに、利用できる土・日が2日あるので、

3か月だと、およそ26日利用可能日があります。

遠征で、1日あたり往復で2枚使うとすると、

7日は遠征が必要で、26÷7≒3.7なので、

2週間に1回の同一場所への遠征なら、何とか元が取れます。

さらに、祝日は現在16日、それ以外の年末年始が4日ありますが、

祝日は日曜と重なれば振替休日が生まれるものの、

土曜と重なった場合は、利用日は増えません。

こんなサイトがあって、土曜日との重なりを考慮すると、

休める祝日は年間12日程度のようなんです。

http://calendar.infocharge.net/

実際には祝日は、GWや秋に集中しがちですが(年末年始はスポクラ休館も多い)、

平均すると、12÷4=3で、3か月のうち3日、祝日休みがあり、

(26+3)÷7≒4.14なので、やはり2週に1度の遠征利用は必要のようです。

 

このように、鉄道会社によって、微妙に扱いが違うことがあるので、

よ~く確かめて下さい。

 

※ なお、もっと詳しく知りたい方は、この辺や、各社のHPを研究して下さい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E6%95%B0%E4%B9%97%E8%BB%8A%E5%88%B8#.E9.89.84.E9.81.93

 

 

さて、この後……

4 各種の回数券をお得に利用する方法は……どっちが得か?

に続きますが、長くなりすぎたので、ここで一旦切ります。

 

 

 

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