３月も２週目に入った。外はまだ寒いけれども、来週末には東京の桜が開花しそうだという。
例年のことだが、年度替わりの季節のせいもあるのか、気ぜわしさに心のほうが追いつかない。
今日は、母校立教大学でＪＯＢカフェという催しがあって、社会保険労務士セントポール会を
通じて、登壇を求められたため、キャンパスに足を運んだ。ジョブカフェってなんなのかと
いうと、通常自治体が若者の就職支援をワンストップで行う施設で、ハローワークなどと連携し様々なメニューを提供していることが多い。今回は大学のキャリア支援の一環としてだったが。
今回は、行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士のＯＢがそれぞれの資格について説明し、
どういったキャリア形成を行っていったかについて紹介したあとで、それぞれの資格の卓を
学生たちがまわって、お茶を飲みながらざっくばらんに質問し、ＯＢが回答する、という感じの
１５分のセッションを３回にわたり行った。参加された学生は学年も学部も異なる１６名。
気がつけば卒業してからちょうど２０年が経過しているわけで、なんだか浦島太郎のような
気分；２０数年前はろくに勉強していなかったなと反省しつつ、学生の皆さんにはこれまでに
見知ったことをもっともらしく語ってしまった。心の中では「おまえが言うか」とツッコミを
したくなるような感じではあったのだけれども、学生たちは、実に真剣に耳を傾けてくれた。
よく考えたら、学生の時にはこんな就活イベントやセミナーなんて参加したこともなかったし
社会保険労務士という資格の名称すら知らなかった。しかし、たしか大学４年の時に受講した
「社会保障法」の講義が妙に印象に残っていて、それがきっかけでこの分野に関する国家資格を
取得しようと思い立ったのだ。めぐりあわせだが、大学で学んだことは無駄にはならなかった。
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がんばって☆