どう声をかける? | 日本橋 コータローのひとりごと

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今日は閏日。4年に1度の珍しい日で、2月が1日多くあってよかった。それにしても、

2月はあっという間だった。このところ強風が続いているし、まだまだ寒い日が続きそう。

 

今週の月曜日に、日本橋おとしより相談センター中央区社会福祉協議会地域ささえあい課

主催の認知症サポーター交流会オレンジサークルフォローアップ研修が開催された。今回の

テーマは「こんな時どう声をかける・・・?実践編~認知症の方への声掛け方法について事例を

通して学ぶ~」というもので、なんとかスケジュールが調整できたので申し込んで参加した。

 

会場の教室はほぼ満席。若い方から高齢の方まで幅広く席が埋まり、関心の高さがうかがえた。

講師には聖路加国際病院認知症看護認定看護師の田中万里子先生が招かれて、基本的なことから

認知症の方の言動の背景や心理状態を掘り下げて、それを理解したうえで、ご本人に安心して

いただける関わり方のコツを伝授していただいた。あらためて気づかされることもあった。

 

途中で、認知症の方役、支援者役、観察者2名の4名のグループでのロールプレイを行った。

認知症の方役と支援者役には、設定とそれぞれの気持ちが書かれた紙が先に配られていて、

それに沿って二人で会話してみる、というものだった。目をみて、相手を傷つけないように、

話しながら、困っていらっしゃることを聞き出し、具体的な支援の提案に繋げるのが目標。

 

相手の状況や性格によっても対応方法は異なるし、難しいものではあるが、ロールプレイを

2回役割を交代してやってみると、コツがつかめてきて、なかなか効果的な研修だった。

正しいかどうかにこだわると衝突してしまう。相手の気持ちに寄り添って共感することで、

安心してもらうことが認知症の悪化を防ぐことにもなる。新たな気づきのある1日となった。

 

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明日から3月☆