映画『ボヘミアン・ラプソディ』を見る前に | 散らかる頭の中をスッキリ整理! ADHDコーチ 大阪 奈良

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今日は ドン引き 覚悟です。

 

私に、クイーンを語らせてください!

 

 

 

 

 

中学時代、クラスメイトから

 

『オペラ座の夜』というレコードを

 

貸してもらいました。

 

 

 

 

 

古い映画と音楽のファンだった私は

 

フレディ・マーキュリーの楽曲に

 

一目惚れならぬ「一聴惚れ」!ハートラブハート

 

 

 

彼が、当時大人気だった少女マンガ

 

『イブの息子たち』に出てくる

 

胸毛を吹き散らかす 出っ歯キャラ で、

 

白鳥のニジンスキーが着ている衣装は

 

フレディのタイツに着想を得たものだと

 

知るのに、時間はかかりませんでした。

 

 

 

 

 

そう、1976年当時から、

 

 

腐女子第1世代である私たちの間では

 

「フレディはゲイ」という認識でしたし、

 

 

そのことは彼を忌避するどころか

 

ますますファンになる1要素でした。

 

 

 

 

 

先週からロードショー中の

 

映画『ボヘミアン・ラプソディ』

 

 

映画通の友人たちは

こぞって大絶賛しています。

 

そんな1人、ゼルダさんのレビュー。

 


(コメント欄に私の投稿が複数あります)

 

 

 

 

 

 

 

 

私は春から公開を心待ちにしていましたが、

 

このレビューを拝読して

 

いや、待てよ… と感じました。

 

 

この作品は、1985年ライブエイドまでで

終わっているらしい。

 

 

いやいやいや!

 

そこから先こそが、重要でしょ!

 

 

 

でも、ブライアン&ロジャー的に

 

晩年は「カットの対象」だったのかな…。

 

 

 

 

1985年は、フレディがソロアルバム

 

『Mr. Bad Guy』を発表した年です。

 

 

Mr Bad Guy Mr Bad Guy
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ここからのシングルカット曲

「Living on My Own」は、

 

40代アッパーの音楽ファンなら

 

「リロリロレー!」で おなじみかも。

 

 

「I get so lonely lonely 

  lonely lonely Yaeh !」

 

も、印象的なフレーズですね。

 

 

深刻な孤独をあえて明るく歌うスタイルは

フレ曲に多く見られるパターンです。

 

 

 

「Living on My Own」のPV は

 

同年9月、フレディの誕生パーティーで

 

カメラを回したものでした。

 

 

 

 

これは…ガチで退廃的ですねぇ…。

 

セクシャルマイノリティの狂宴です。

 

冒頭、ブライアンの顔も見えました。

 

 

 

フレディの愛人だったジム・ハットン著

 

『フレディ・マーキュリーと私』にも、

 

こうしたパーティーの記述がありました。

 

 

 

 

フレディはいくつもの顔を持つ人でした。

 

複雑に輝く万華鏡のような存在でした。

 

 

気さくで、冗談好きで、世話焼きで、

サービス精神満点で、

 

「倒れるまで買え!」と名言を残した

買い物フリークで、

 

舞台で派手に暴れまくったかと思えば、

私生活では、繊細な寂しがり屋。

 


懐古趣味で、ロマンチックで、

 

ミュージカル、ボードヴィル、バレエ、

オペラなどの舞台芸術が大好きで、

 

独自の優れた美意識を確立しながらも

「俺は音楽娼夫さ」とうそぶく。

 

 

そして、彼は

「神による救い」を

信じていませんでした

 

 

 

映画のタイトルにもなった大傑作

「ボヘミアン・ラブソディ」は

人殺しをしてしまった男の物語です。

 

彼は、救いを「神」にではなく

「ママ」に求めていました。

 

 

また、現代のゴスペルと評された

人気曲「Somebody To Love」でも、

 

一応「Lord」と叫びますが、

 

結局は

 

奴隷のように働くだけの日々は辛いから、

 

「誰か、僕に愛する人を見つけて」

 

「誰でもいい、どこの誰でもいい」

 

と請うて終わる、孤独の絶唱ーー。

 

 

雰囲気はゴスペル風でも、中身は対極。

似ても似つかぬ苦悩の世界です。

 

 

ちなみに、本来のゴスペルとは

 

神様がそばにいてくれるから

 自分は孤独じゃない。

 

 神様、ありがとう!」

 

と大喜びで讃えまくる歌ですから。

 

 

 

 

無理もありません。

 

 

イングランドでは1967年まで、

スコットランドでは1980年まで、

 

いかなる状況下においても

同性愛は重罪でした。

 

同性愛と異性愛の法的な差別が

完全撤廃されたのは1997年。

 

 

フレディ逝去は1991年です。

 

社会の偏見は根強かったでしょう。

 

 

 

カソリックの総本山・バチカンが、

 

すでに廃止されたソドミー法で

有罪となったまま亡くなった

同性愛者数千人を赦免したのは

(アラン・チューリング法)

 

なんと2016年になってから。

 

 

こりゃ、神様はあてにならん…。爆

 

 

ゲイやバイセクシャルの人にとって

文字通り、この世に

すがれる神はいなかったんですね。

 

 

 

 

途方もないパワーと個性を持つ

 

フレディが抱えていた

 

深い深い孤独 を思うと、

 

私は今も涙がこぼれそうです。

 

 

 

世界中の人たちから

 

死後なお、これだけ愛されて続けても、

 

本当の彼のことは

 

誰もよく知らない気がするーー。

 

 

 

フレディが作った数々の曲を聴くたび、

 

めくるめく空想の世界に浸ります。

 

 

 

 

11月24日は彼の命日。享年45歳でした。

 

それまでに、2回は

IMAXで鑑賞してくる予定です!

 

 

思考整理アドバイザー・野中ナオミでした。

 

 

 

 

【関連ドキュメンタリー動画】

 

 QUEEN という現象1

 

 QUEEN という現象2

 

 QUEEN という現象3

 

 QUEEN という現象4

 

 

 

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