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國弘隆子のブログ

起こった出来事を受けとめながら、前向きに前進しつづける日々を綴ります

前回バリ島を訪れたのは、開発が始まったばかりの頃でした。

そう、何と約30年前。
簡素だった空港が、とっても立派になっていて、島内各地でリゾート開発が進み見違えるようになっていました。

バリ島だけでなく、インドネシアという国自体も、大きな発展、変化があった事でしょう。

一方、日本はどうだったのか、そして自分自身はどうだったのか。

インドネシアの発展を目の当たりにし、プールサイドでのんびりしながら、長めの時間軸で物事を眺めてみました。

個人的には
子育てをし、仕事を始め、母を見送り、
働き方を何度か見直し  等々 忙しく変化も大きい時間でした。

身近な環境も変わり、
以前にプールサイドで読んでいた本は、旅行時には電子書籍を愛用するようになり、旅の手配は全てインターネット経由で行い、PCやスマートフォンがあれば滞在先はもちろん機内でも仕事はもちろん、様々なところと繋がる事ができます。

そして、今後に目を向けてみると、次の30年世界は、日本はどうなっていくのか。

100年生きると言われるようになった時代に、次の30年を私はどう生きるのだろう。

どう在りたいのか?
そのためにどう生きるのか?
何が残せるんだろうか?

もしかしたら、30年も生きてないかもしれないけれど、ゆったりとした時間と美しい風景の中で、生きている意味を考えることができたこと自体が贅沢な時間でした。










先日女性活躍推進研修を担当させて頂いた時に再来年に定年を迎えられる女性部長の講話を聞かせて頂く機会がありました。

ご挨拶した際のその方の印象は控え目で、お言葉からは謙虚さが感じられました。

講話の内容は、自分自信の体験を交えながら分かりやすい表現かつご自身の言葉で語ってらして、
後ろから拝見していて、後に続く若手の女性の方にとってとても参考になっているようでした。

話し方は肩に力が入らず、自然体という言葉がビッタリ来ました。

お話を伺っているうちに涙が出そうになりました。

視座が高く、
利他の視点で、
苦労も前向きに受け止められ、
やらないよりはやってみようという前向きさに溢れた内容にも

さすが女性が働き続けるという道を開拓してこられただけの事はあると聞き応えがありましたが、

その方の在り方に心が動きました。

在り方が部屋の空気を変え、
何を語るのかだけでなく、
その方の存在そのものから影響を受けました。

何を語るのかは勿論大切だけれども、
それ以上に在り方は多くを語るのですね。

新たなキャリアモデルに出会えた気がしました。

上手に分かりやすく伝えるより在り方を磨く方が何倍もハードルが高そうですが、

その方の姿を思い出しながら、生きている限りゆっくりと歩みを進めていかなきゃと思えた出会いに感謝(*^^*)



天候が悪い日と移動日が重なると少し憂鬱になります。

小さな機材での航空機移動の時にはそれにドキドキがプラスされます(^^;

先日の移動はちょうど憂鬱 + ドキドキのパターンでした。

揺れても飛行には影響ないと
今まで何回もアナウンスで教えて頂いていて知識としては分かっているけれど、
やはり揺れると居心地が悪いX-<

ただ上昇してしまうと、上空はいつも晴れていて、視点の転換を行えたりする事もあります。

しかし今回は上昇後の青空ではなく、着陸前の風景に大きく心を揺さぶられました。





雲がかかっているからこその美しさがあると思いました。

人生いつも晴天ってわけいかないと解りながらも、いつも晴れを求めるがあまり、曇りや雨にしっかりと向き合っていない自分を感じました。

天候同様、人生の雨模様からも学ばなきゃ(*^^*)