ほどなく淡い色合いの青空が窓の外に広がりました。

ほんの数分の間に変わるこの景色がフライト時の楽しみであり、
止まない雨はない
上空はいつも青空 等という言葉が頭をかすめます。
今までもこれらの言葉を信じて、必ず陽は昇ると自分自身を鼓舞してきた時もあったけれど、
体験として見せてもらうと、これからもこの光景を心に留めて歩もうと素直に思えます。
また、この時間はまさしく俯瞰するという環境に身を置く瞬間でもあります。
淡いブルーの空の下、雲の切れ間から街の灯りが見える瞬間があり、

色々な事情や思いを抱えながら世界中の人々が生きているんだと教えてられている気になります。
自分の感情は身近に感じるだけに余裕が無くなると、
自分だけが大変で、大きな悩みを抱えているように思いがちだけれども、
そんなときこそ、屋根の上や空の上に身を置くつもりで、視野を広げないといけないなと思う帰り道でした

