最初からエベレストを目指すような気概も自信もなく社会復帰をした私は、
目の前にある小高い丘に登ってみたら、景色が少し変わり、丘の上から低めの山が複数みえてきて、
次に歩みを進めるならどっちの山が私にとって、今の状況にとって適した山だろうと選択して登ったら、またその先には山脈が連なり、
という感じで手探りで自分の進む道を探してきた感じがしています。
ちょうど、小高い丘を登り終え、
低めの山にチャレンジを始めた頃、
尊敬する師から、
「専門性の柱は3本ある方がいいよ」という言葉を聞きました。
何故3本かというと
2本だと平面だけど、3本だと中に入る領域全てを扱えるようになるからとのこと。
なるほど!
うーん、でも3本って
私は何ができるんだろう?と来た道を振り返ると、
今、ビジネスマナーはどうにかやっているかな…
これからはどの山を登りたいんだろう?
キャリアカウンセラーの資格はどうにか取ったよね。
でも、取っただけでまだ活用できるレベルじゃないよね…
そして、コーチングはまだ学びを始めたばかり。
他に柱になりそうな物は見つからず、
まずは、
マナー
キャリア
コミュニケーション
この3本の柱を立てる事にして、状況に応じて柔軟に対処すればいいやと、
3本の柱計画をスタートしました。
今から10年以上前の話です。
確かに別の柱を立て始めると、今まで行っていた講座内容にも深みが出てくる感じがしました。
3本の柱は、全く別の場所にあるのではなく連峰だと感じました。
直接専門性に繋がりにくい山にも登っちゃって、沢山寄り道もしちゃいました。
また柱の種類も途中で若干変わりましたが、
これからも、この山を登れば新しい景色が広がるに違いないと信じて、新たな山に登る自分を感じます。
