本間先生が私に声をかけてくださったひとつの理由は、反抗期の息子と比較的良好な関係を築いていたからだと後日教えて頂きました。
私にとって子育てをしながら働く事は、息子には申し訳ないけれど、それまでハンディキャップと考える側面が多かったので、
全ての経験は後の人生に活かされるんだと再確認した気分でした。
私を親として育ててくれた息子にも感謝しないといけないと感じました。
息子が大学進学で関東へ移り住む直前に
「お母さんが働いていることで、寂しい思いをさせて悪かったね」と伝えたところ
「毎日うるさく言われるよりずっと良かったし、遊びに行ってるのと違うって分かってたから」と割りとあっさりした返答が返ってきて、
私の方があるべき姿に縛られていたかなと思いました。
子どもは何を感じ、何を考えているのかを聴き、それに対応していく事が大事なんですね。
息子は1年浪人をしたので19歳まで一緒に暮らしましたが、離れて暮らすようになり既に8年目です。
恐らく今後一緒に暮らす事もないので、振り返ると本当に短い時間でした。
早く大きくなって欲しいと焦らなくても良かったなと、今頃反省したりしています。
