働くという事を考えたときに直ぐに頭に浮かんだのは、結婚前におこなっていた秘書という仕事。
「就職時けっこう倍率高かったけれど受かったしな~」
「働いてる時もそれなりに役立ってたよね」なんて、
自分に都合の良い記憶だけを手繰りよせ(インターネットなんて普及してない頃だから)今はなき(?)新聞の求人欄や求人広告から秘書の募集を探す毎日。
でも、年齢制限が…。
ようやく見つけて応募するも面接にも至らず…。
20年以上前は、今よりずっと30歳の壁は厚く、30歳を越えた事務職を雇ってくれるところなんてなくて、
ちょうど派遣業が一番拡大した時期にも重なり、
秘書時代に保有していた能力が役立つと思っていた私は、自分の市場価値の無さを思い知る事になりました。
そしてそれは、私だけが今まで気づいていなかっただけで、専業主婦を行っている間 に、私の能力はとうの昔に陳腐化していたのでした。
家族の世話はできるけれど、
働く能力はありませんという証明をされたようで、ここからしばらく落ち込む日が続きました。
この体験から学んだ事は下の二点。
①目まぐるしく変わる社会の変化を観察する重要性
身近な世界だけでなく、世間で何が起こっているのかを見ておかないと、浦島太郎のようになってしまうって事を身をもって体験しました。
②時代感を持った能力の構築が必要
環境変化が激しい現代は、能力の賞味期限って短いんですよね(T_T)
昔とった杵柄は、いつまでも使えないんですよね。
この続きはまた次回に。
