古民家に住もう!(その28)~アルミサッシから木枠の窓に交換 | 小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

小椋聡@カバ丸クリエイティブ工房

兵庫県の田舎で、茅葺きトタン引きの古民家でデザイナー&イラストレーターとして生活しています。
自宅兼事務所の「古民家空間 kotonoha」は、雑貨屋、民泊、シェアキッチン、レンタルスペースとしても活用しています。

あまりにも久しぶり過ぎるアメブロの更新で、すっかり使い方すら忘れている…というか、ログインのパスワードすら忘れている状態でした。
 

さて、今回の「古民家に住もう!」ですが、越してきたときから最も気に入っていなかった大きな窓の交換作業に取り掛かりました。多可町にはたくさん古民家が残されていますが、その多くは時代の流れや寒さ対策のためにアルミサッシに付け替えられています。我が家は茅葺屋根の上にトタンを張った三角屋根で、そのたたずまいがとてもかわいくて気に入っているのですが、一番目立つこの窓枠と玄関だけはどうにも気に入らない…。

しかも草刈りのときに石を飛ばしてしまってヒビが入っています。

 

 

倉庫と化している離れには、家を潰すというお宅から頂いて来た建具がたくさんストックされています。窓だけでなく、どうせやるなら草刈りで石が飛んでも良いように…と、雨戸も手に入れてあります。

 

 

しかし、この窓の交換で一番厄介なのは、やり始めると一気にやってしまわないと窓が無くなってしまうこと。さらに、後から取り付けられているアルミサッシの枠を取ってみないと、この下がどうなっているのか分からないので、ずっと躊躇していましたが、放ったらかしておいても解決する訳じゃないので、本日、正月の2日というのに急に思い立ってやり始めました!

 

さて、これを外したら、この下は一体どうなっているんでしょう!?ちゃんと窓枠の溝が隠れていたら良いな…。

 

 

古民家改修で一番厄介なことのひとつ。ネジが外れない…。釘が抜けない…。とにかく、本番の作業に入るまでの下準備がもの凄く大変です。

 

 

しかも…外してみると、上側の枠に窓枠の溝が無い!!イコール、自分で作らないといけない。ちょっと予想はしていましたが、今日一日で何とかなりそうな感じではないことが確定です。

 

 

 

そういう訳で、とりあえず雨戸にする板を立てかけてビスで固定し、ネコたちが出ていかないようにして今日の作業は終了。