さて、私が出品していた古代も終わりましたが、結果は…。

 

ギャー大赤字!

 

いや、プトレマイオスはいいんですよ。アンティオコスさん、あなたは…。まさか10万以下になるとはだいぶ予想外。

私は倍近くで入手しましたから落札した人はかなりお得でしたよ(と言うと値段がバレそうですのでゴニョゴニョ。)まあ、私も割高だと思いながら購入しましたので、これが今の相場だと思って諦めます。

 

しかし、アンティオコスって人気無いんですかね?私は結構好きなヘレニズムの君主なのですが、それ以降の君主なんてそこら辺歩いてる人に聞いても10人中10人は誰だか知らないでしょうに…ブツブツ。

あと、写真写りが悪すぎる!プトレマイオスでも感じましたけど、せめて顔の正面の方にピント合わせてください…。

 

文句を言っても切りがありませんのでこれくらいにして、とりあえずメイン出品は終了!あとは明日のエリザベス女王様が残っていますがこちらはもう野となれ山となれ。

 

色々と入手や入れ替えで反省したい所が浮き彫りになったオークションでしたが、これを教訓にしつつまた入手を続けて行こうと思います。

 

という訳で出品も終わりましたので後程入れ替えた物の紹介をしたいかと。

 

怒りの再入手品紹介の巻。

 

ではこんな所で。

 

AWは来週ですね。出足が遅いのはいつもの事とはいいつつ、あまり騰がっていないとハラハラするのは出品側の辛い所。

前回は変に書いてしまいましたが別にコイン自体は悪い物では無いので頑張ってほしいです。

 

さて、今回は本当は前回のAWの時に記事を書けば良かったのですが、私も出品していたアレクサンドロス大王のドラクマ銀貨の話。

古代コインの収集する方には大型で見栄えがするテトラドラクマ銀貨を勧めたい所なのですが、アテネのテトラドラクマ以外はなかなか高額で入手も大変ですので、比較的手に入りやすいお値段のドラクマ銀貨もどうですかねと言う事で本題。

 

マケドニア王国 紀元前336-323年

アレクサンドロス大王

ドラクマ銀貨

MS Strike4/5 Surface4/5

 

表面のヘラクレスと裏面のゼウスの図柄はテトラドラクマと一緒ですね。

MSグレードなので打ち出しの状態もまずまずだと思います。

 

良く紹介するテトラドラクマ銀貨は(テトラ:4)という事でドラクマ銀貨4枚分の価値なのですが、ドラクマ銀貨は小さ目の1円玉サイズ。後のローマが近い重量単位でデナリウス銀貨を大量に鋳造して流通させたように、古代ギリシア世界ではドラクマが広く使われた支払いの基本単位ですね。

平時であれば1ドラクマあれば平民4人家族が何とか1日生活できる価値だったそうです。

 

ちなみに、決済の基本はドラクマでしたが、オボルスといったさらに少額の小さい銀貨、銅貨もあるのでドラクマで買い物した時はお釣りはそちらで貰う事になります。どんどん少額になっていくと最後はヘミオボル銀貨とかの5~6mmサイズになってしまいますので無くさないように注意ですね。

 

アレクサンドロス大王は征服した地の沢山の都市でコインを発行していますが、こちらはイオニア地方の都市ミレトスで作られた物となります。

ミントマークとしてはゼウスの下にあるペレクスやサガリスと呼ばれる両刃斧と、左横にある兜の房飾り。(いや、房飾りなんですよ。なんかミミズか蛇がのたうつみたいな感じですが。)

 

NGCのラベルはマケドニア王国になっていますが、イオニア表記のラベルもあるみたいなので違いが何かあるのか?あまり調べていないので分かりません。

 

上で書いたように前回のAWで以前に入手したアレクサンドロスのドラクマ銀貨を1枚入れ替えで出品していたのですが(コロフォンミントのやつね。)落札結果を見て頂くと、XF~AUグレードであれば10万以下でも入手できる古代コインでありますね。

 

ドラクマいろいろ。

 

紹介したのがMSなのでこちらは10万以下とはいかなかったのと、ラリッサのドラクマもちょっと高いのですが、他のアポロニアのゴルゴンとマケドニアのヘリオスは今でも10万以下で入手可能だと思います。

どうも私は大王のドラクマ銀貨を入手すると癖の強い図柄が手元に集まるようなのですが、色々と作りの変化はあるので皆様は自分が気に入った雰囲気の物を入手してくださいね。

 

最後に、入れ替えしてMSグレードにこだわった理由として、サイズ的にスタテル金貨と同サイズですので金銀並べてみると見栄えがするんじゃないかなという理由がありまして。

価値的にはドラクマ銀貨だと20枚は集めないといけませんが、その分MSグレードなら並べても遜色ないだろうという事で良いグレードの物が欲しかったのでした。

 

こうして並べてみると同サイズで金銀揃っておめでたい雰囲気に感じるのは私だけかしら。

 

ではこんな所で。

 

AWの出品も見れるようになりましたね…。

今回は出品数はやや少ないものの、手が届きそうな結構良い物が出品されていますので古代コイン収集の方は色々考えている方も多いのではないでしょうか。

 

後は、また勘の良い方は言いたい事もあるかもしれませんが、私も悩んだ末に恥を忍んで出しているとしての出品の件に付いては色々と理由がありまして。

前回のオークションで結構まとまった予算が入りましたので、どうしても諦めきれない物の再挑戦での入れ替出品とでも思って頂ければと。

他の理由としての詳しい事はオークションが終わった後に書きたいと思いますので、とりあえず出品しているコインで興味ある方はご一考を。

 

さて、そろそろ何か古代の記事を書こうと思いまして、たまには古代を収集する方の為になる事でも書こうかと思います。

今回のAWでも沢山出品されているアテネのテトラドラクマ、フクロウ銀貨の話をひとつ。

 

以前に記事を書いた移行タイプのフクロウ銀貨の話で描き忘れていた件で、こちらのスラブにはコレクション表記がありまして、"Parliament Collection"(議事堂コレクション?とでもいった感じですかね。)

 

ちょっと調べてみたら、どうも2015年頃に発見された退蔵コイン群に付けられた名称のようでした。名前からすると議事堂(ブーレウテリオン)や神殿から発掘されたようにも読めますが、ちょっと調べきれずにここら辺は良く分かりません。

しかし、古代ギリシアでは建造時の奉納としてコインを基礎に埋めたり、神殿は金庫としての役割もありましたので発掘調査でコインが見つかるのはそれ程珍しい事ではないですし、当たらずとも遠からずかもしれません。

 

コレクション表記と共にパルテノン神殿のカラーラベルのこちらのスラブですが、eBayでもまだ結構在庫を見かけますし、このコインが退蔵されたであろう時代の、後期移行タイプ~スタンダードなクラシックのフクロウ銀貨でコレクション表記スラブに興味がある方は探してみるのも良いのではないでしょうか。

 

そして、退蔵コインを調べている時に見つけた気になる話として、たまに読んでいる海外のコイン情報サイトである「COINWEEK」のアテネのフクロウ銀貨に関する記事。

どうも2018年頃から、おそらくトルコの退蔵コイン貯蔵庫から見つかったとされる30,000枚(!)ものフクロウ銀貨が市場に流入した事により価格が下がってきたという内容。

 

 

現在のトルコがあるアナトリア半島は、古代にはエーゲ海沿岸部の都市がデロス同盟傘下でありましたのでフクロウ銀貨も流通していた事でしょうが、数万枚単位とは凄まじい数ですね。

純粋に作られた数としては、後のアレクサンドロス大王やそれに続くヘレニズム時代の貨幣鋳造までは最多の鋳造量だったであろう事が伺えます。(ただし発掘された古代コインですのでコレクションに耐えるグレードの物はその内の数割ではないかなとは思います。)

 

確かに私もこの頃に初めてフクロウ銀貨を買おうと思っていたのですが、VFグレードでも10万を超える物も多くてあれこれ悩んで何とかAUグレードを入手した記憶があります。

結局その後はご存じのようにAWや国内ショップでも洪水のようにフクロウが出てきて価格も落ち着いて入手しやすくなりましたよね。

お陰で私もMSグレードを入手出来ましたし、上昇傾向の古代とコインとしてはありがたい状況に感謝です。

 

という事で、国内にかなりの数が入っているであろうフクロウ銀貨。

今回のAWでも移行期~クラシックスタイル、さらにニュースタイルまでと、古代としては沢山の出品がありますので、興味がある方は入手しやすくなったこの機会に是非というお話でした。

 

ではこんな所で。