【23】②昔々のお話「衝撃と・・・出会い。」 | お絵かき☆やすぴょんの 独り言

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油絵や色鉛筆画を、自分のペースで、じっくり描いています。
更新はゆっくりペースになる予定です。
お絵かきしたものと、やすぴょんの独り言を、のせていきます。

 

ご機嫌よう。

和歌山のやすぴょん、今日も勝手に独り言。

 

 

②昔々のお話「衝撃と・・・出会い。」

 


今は無くなりましたが、

和歌山近鉄カルチャーセンターが できた頃。

 

友人に誘われ、よく分からないまま

付いて行った やすぴょん。

 

今すぐ 見学できる教室は こちらに…

 

と、先ず 案内されたのが。

 

「佐原 光・山本 善昭 洋画教室」。

 

 

子供の頃から 絵は好きでも、

教室など全く 考えもしない

やすぴょん。

 

独立美術協会(=独立)会員の 佐原先生は、

大阪のカルチャーセンターや

他、個人教室などで お忙しく。

 

近鉄の教室で 主だって ご指導されていたのは

長年、佐原先生の教室へ通われた 

山本 善昭先生

(同じく独立で バリバリ ご活躍されていました)でした。

 

山本 善昭先生は、学校の校長先生を退職後、

依頼されて本格的に「山本 善昭  洋画教室」として

講師をされました。

 

何と!・・・

山本先生は、やすぴょんが 中学校の時の先生。

とは言え 担当されていた学年は 違いましたが。

 

部活では

弁論部の顧問を されていました。

 

実は、やすぴょん

友人に、文章だけでもよいからと

何度も 山本先生の部活に 誘われて、

 

なぜに やすぴょん弁論部?

と。何度も お断りしたのでした。

 

ああ、良かった

(先生は ご存知ではなくとも、どうかお許しを…)。

 

 

その日、たまたま

教室にいらっしゃった 佐原先生が

 

休憩中のみんなや 私達にまで、

お茶とお菓子を 振る舞ってくださり。

和やかに お話をされた後。

 

今、ちょうど 会期中の展覧会があるから と

3ヶ所の会場を 案内してくださいましたが。

 

最後に行った

「和歌山風景画展」を開催中の

市民会館だけが休館。

 

すると、裏から先生が入って行かれ。

急遽、鍵を開けてくださったのが、

やはり独立の、今度は 山本 実先生。

 

広く静まり返った会場には、

先生方の作品や

200数十点もの公募作品が ずらり。

 

その日は友人と

ただただ 圧倒され

感謝と感動で 帰宅。

 

それは、突然の

「衝撃と・・・出会い。」でした。

 

 

そんな出来事を きっかけに、

とは言われても、やはり、

あれやこれやと思う 主婦のやすぴょん。

 

1ヶ月経ち……

 

そんなに 大層に悩む事?

やってみて 合わないなら やめれば良いのに。

 

と、主人や友人、娘にまで言われ、

 

気づいたら……

教室に立っていた やすぴょん。

あらぁぁ・・・

 

 

皆さんがセッセと 

油絵を描いている 横で……。

一応、主婦のやすぴょん、

チラと勿体ないとは 思いつつ。

 

左手には…消しゴム代わりだと言う

1枚の食パン。

 

右手には…木炭を持ったまま。

 

固まってしまった やすぴょん。

 

いったい……

こちらの風格のある

ご立派なお方は、どなた様?

 

そちこそ、先に名を名乗れ!

 

と、またまた やすぴょん、

今度は 鎮座まします

大きな石膏との

「衝撃と・・・出会い。」なのでした。

 

 

山本 善昭先生は笑いながら、

 

襲ってきたら 助けに行くから。

まあ恐れず 遠慮せず、

何処からでも 好きなように 描いてみて。

 

と、他の生徒の所へ 行っちゃった。

 

やすぴょん、

食パンと木炭を 持ったまま

ご挨拶。

 

私は やすぴょんと 申します。

これからよろしく

お願い申し上げます と。

 

すると、難しいお顔で

横を向かれたまま

 

余はブルータスである

 

と 仰ったのです。

 

何と!

かの有名な・・・

 

 

それから……

1週間に1回、数時間かけ。

月に4回で 作品完成。

 

デッサンは 数ヵ月は覚悟。

 

と、いった やすぴょんは美大生?

となりました。

 

 

2次元の白い紙に

3次元の 白い石膏の塊を 描くのね…

 

物指しも ないのね

いえいえ、落ち着きましょう。

先ずこれを 紙のどの辺へ 置くか。

 

頭はここ。底辺はここ。

やすぴょんの、いい加減な感覚で

飛び込むしかない

 

エイっ!

 

それから……

 

 

つづく

 

お絵かき☆やすぴょん 絵画 イラスト 和歌山 玉置泰江

(口元の石膏/鉛筆デッサン)

 

 

では、ご機嫌よう。

 

 

 

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