yuyamatsukaze ha kome no uchi -7ページ目
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べべ

大島などを素敵に着こなしてるご婦人を見ては、
     「いつか着てみたいなぁ」
 と憧れていたのは、ついこないだのこと。

本気で「着よう」と思ったのは一昨年の暮れ
 大学の同級生が開いた着物の個展を訪れたのがきっかけでした。

「いつか」じゃなくて、「今」にしようと決めたら、よくも悪くも即行動。
いなかの母に着なくなった着物を譲ってもらい、リサイクル品を探して、
何とか着物を着る態勢を整えました。

和の文化の特徴として
「一定の型」の中での変化を楽しむというものがあると思いますが、
着物も多分にもれず、季節感を基調にしたルールや、
着ていく目的や場で定まった型の中で、
色・紋様や材質の違いを味わい、さらにそれらを組み合わせるのが醍醐味。

結局、どっぷりとはまることに…(〃∇〃)。
はまることによって、着物の色,生地、しきたり、格、地方性などなど
いろんな情報が蓄積されていきます。

   「きもの?お金かかるよね」
興味を持ち始めた当初、よく言われましたが、
振返ればこの1年、着物や帯だけじゃなく、収納するタンスや小物等にも
すごい勢いで投資したかも…(;^ω^A

まぁ、リサイクル品で失敗したこともありましたが、
自分なりの眼もちょっとずつ養われてきたと自負して
良しとすることにしましょ。


目下の気になり度No.1 岡倉天心

「いつかはやろう」と思っていたお茶。
昨年三月から始めました。

始めてみると予想以上に面白く、
いろいろ知りたくなって、amazonで「茶」を検索。
    岡倉天心の「茶の本」
が8位にランクインです。

なぜ 「岡倉天心?」。

私の学生時代の専門は一応美術系なので(・・。)ゞ、
名前程度は知ってましたが、
何でお茶なのか? しかも、なぜ原本が英語なのか?
薄っぺらなことしか知らなかった私には、大いにナゾでした。
というわけで、現在、岡倉天心について調査中。

まず手始めにネットで岡倉天心を検索してみることに…

なんと(ノ゚ο゚)ノ、
岡倉天心はボストン美術館にいたことがあるというではないですか!
以前から、ボストン美術館の日本美術コレクションのレベルは高いなぁと思っていたら,
どうりで、なるほど、合点がいきました。

江戸東京博物館で開催されていた「ボストン美術館蔵 肉筆浮世絵展『江戸の誘惑』」で
葛飾応為の「三曲合奏図」を観て衝撃を受けたのが5年前。
天心が認めた作品だったのかと思うと、なんだかジンときます。
その時の図録を見返してみると、なんだ天心とボストンのこと
ちゃんと書いてあるじゃないですか。
  よく見ろよ 私 Σ\( ̄ー ̄;)。

大岡信さんの「岡倉天心」をちょっとずつ読み進めながら、
天心という人の魅力にはまりつつある今日この頃。

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