半径3メートルから宇宙の果てまで -21ページ目

大島自転車一周

自転車での大島一周旅行を決めたのが、ちょうど一ヶ月ほど前。船と宿の予約をしてあとは天気がいいことを祈るだけだと思っていたら、運の悪いことに朝からどしゃぶり。あきらめてそんな中を自転車で約25km漕いで出社。
もちろん全身風呂から出たままのようにずぶ濡れ。しかしそこは自転車用のウエアなので、気合いで来たまま乾かすことに決定。もちろん絞るくらいはした上でね。
それでもなんと3時間ほどで不快感ない程度に乾くから凄い。速乾ハイテク衣類マンセー。

20時半に仕事を切り上げて、同僚に見送られながら竹芝桟橋へ失踪。
駒沢通りから明治通りを抜けて、東京タワーをかすめて35分後、竹芝桟橋到着。
夜の都心を自転車で走るというのは、ちょっと他にない気持ちよさがある。自転車独特のスピード感で左右をゆっくり流れる大都会の灯は「東京の情緒」と言ってもいいと思う。車のような閉鎖空間ではない、徒歩では出来ない速度となめらかな移動。新宿などの大繁華街などはレールを移動する映画のカメラのような気さえしてくる。

早速ネット予約分の切符を買うが、どうやら2等の雑魚寝フロアが空いているようで、シート席から変更してもらう。これが正解だった。ネット予約の確認メールをプリントしてもっていくと1割引になるが、その場で席を変更したのでそれもおじゃんだが、せっかくなので寝っ転がりたい。
一応持っていった輪行袋も手荷物持ち込みで自転車をコンテナに預けても1,400円/1台なので、ヨメと一緒に早速預けてしまった。
近所のコンビニで簡単な夕食と明日の朝食を買った。
船旅というのは今時かえって贅沢な感じがある。時間がかかるが、時間をかけて旅をするっていうのは、今じゃそれだけで贅沢だと言えるだろう。
ところで客室じゃなく、階段の踊り場や通路のスミで新聞や毛布にくるまっている人は、どういうチケットで乗っているんだろう? 席なしの格安のチケットがあるんだろうか。

学生時代、石垣島から大阪南港までフェリーで帰ってきたことがあったが、あのは二等客室はフロアに特に仕切りはなく、思い思いの方向で寝転がっていたが、この船はガムテープでマスが仕切られていて、座席番号が打ってあった。毛布はレンタルで一枚100円。
もともと予約していたシート席を覗いてみたが、新幹線の座席のようだった。あれじゃとても体は休まらないだろう。

東京湾

夜22時、出港。東海汽船かめりあ丸。

東京湾動物園

この風景、ベトナムのメコン川クルーズで見た港を思い出す。メコン川も東京湾と同じで水深が深いので、都会の港にいきなりタンカーが接岸できるようになっていた。港運関係の重機が並び、お馬さんやらキリンさんがいっぱい。

伊豆大島岡田港

朝6時、できれば元町港ならよかったけどこの日は岡田港に接岸。岡田港の周りには何もない。
元町港の方が開けていて、食事できるところなどが多い。は外海に直接接しているのでちょっと波があるともう使われないらしい。
同じような自転車野郎たちが続々と降りてきて、輪行組はその場で組み立て始め、コンテナ組はそのまま乗り出して去っていった。みんなすごい楽しそうな顔をしているのが印象的。そんなことで「いいなあこういうの」と思ってしまう自分に、おっさん度を感じてしまう。
一人、40過ぎたおじさんがグレーのTREKマドンに跨って颯爽と急坂を上がっていったのはかっこよかった。

岡田港の猫

これは岡田港に棲み着いて観光客からえさをもらって生きているらしい猫。驚くほど人なつこく、人間大好き、人間は全然危険じゃないと思っている猫。
一目散にやってきて膝の上に座り、のどを鳴らしてくる。ここまで無防備だとかえって品がない。ただし、カバンの口を開けると露骨に「なんかクレ」アクション。さすが野良猫。
カバンにぶら下がっている黄緑色のやつは今回大活躍したGPSロガー。

大島一周道路

まずは宿に向かい、不必要な荷物を預かってもらい、大島一周道路を出発。

関戸橋フリーマーケット

半年に一度、関戸橋で自転車関係のフリーマーケットが開催されていると知ったのはごく最近。2008年の秋のそれが今日だったので、朝9時頃、自転車を漕いで5分、覗いてみた。

すごい。大盛況じゃないか。楽しくなってきた! 芝生の斜面にみんな自転車をすっ転がし、ネットを見ていたらずいぶんと遠方からお祭り気分でやってくる人も多いようで、かなり賑やか。

関戸橋フリーマーケット3

関戸橋フリーマーケット2

関戸橋フリーマーケット1

↑右端のタイヤを片手に持った赤いジャージは僕。

関戸橋フリーマーケット4

見たこともないようなパーツやウエアがいっぱいだ。中でもハブ、ホイール類はけっこう多いようで、店を全部回れば余裕で自転車が作れちゃうような品揃え。

全体的にロード系のものがメインのようで、MTB系のパーツは数が少ない。そんな中でうちの戦利品として、26インチの完組ホイール(タイヤ付)がゲットできた。未使用のSpecializedのタイヤがついたSunRimsというシルバーのホイール、前後で4,500円は安い買い物だった。

関戸橋フリーマーケット ヨメと戦利品

僕が行った時間ではMTBのホイールはその一品しかなかったが、午後から店を出す人もいたんだろうか?? できればDeoreクラスのスプロケットがあれば買いたかったんですけどね。

こういうのって値段だけで見ると高いのか安いのかよくわからないのだけど(店頭で買う値段との比較じゃなくて、その値段の価値があるのかどうかっていう意味ね)、たとえば箱入り未使用の初代デュラエースのコンポ一式が15万くらいというのは、価値的にどうなのか。売れたのかな、アレ。

さて来月頭はサイクルモード2008だ。仕事以外でビッグサイトに行くのは、カメラと自転車の時だけ。

でも総じて、楽しかった。
出展者も店の脇で飲み食いして、楽しそう。来春もまた来ます。うちが近所でよかった。
聞くところによると、これ自然発生的に生まれたので、主催者とかがいないらしい。だから場所もテープで区画分けされてなかったしりて、自由なんだね。大きな事故が起きたりしたら行政も乗り込んでくるかもしんないし、できるだけ今の形で続いてくれることを願います。

フリマで買い物を終え、ヨメと一緒にそれぞれのハンドルにタイヤを一本ずつひっかけて帰宅。ブロックがすり減ってもう交換間近のヨメのタイヤを買ってきたばかりのスペシャのタイヤに換装。空いたホイールにはロード用に26×1.5のスリックタイヤをつけた。

新しいタイヤの感想を聞いてみると、グリップが良すぎるのか、重い感じがするのと砂利道を走ると小石を跳ねる量が増えて足に当たって痛い。・・だそうだ。
なるほど新しいのは純粋なオフロード用で、センターリッジでもないので軽快感は落ちるかもしれぬ。

狭山丘陵里山ライド2回目

狭山丘陵へ再びチャレンジ。今回は現地まで輪行はせず自走。
うちから狭山湖までの道ってのは実につまらん。立川を抜け、モノレール沿いに北上って一番つまんないルートだが、最短距離なので嫌々走る。

芋窪を西におれると、どんどん田舎風情が強まり、軒先に柿の木が茂ってたり、たき火してたりして、東京という言葉のイメージとは全くつながらない風景になる。
東京に住みたいと思っている思春期の子供がいたとして、父親の転勤で東京への異動が決まったと家族に伝えたところ、「やったねお父さん、明日はホームランだ」級の歓待を受けるが、引っ越した先がここだったら、家族はかなりショックをうけるんじゃなかろうか。前のほうが都会だったじゃないか! と子供はヒステリーを起こしかねない。
・・・こういう例えって、地方を侮辱しているってことになるのかな。まあ、それくらいのどかだという話。まあ、奥多摩なんてもっとすごいしね。天狗とか今でもいるし。

さて、山に入って何組かの自転車とすれ違ったのだが、みんな逆ルートから来るのはなぜだろう。追い越していった自転車はった一台だった。

林道

rikudousan

field

印象に残ったのは、お父さんと息子二人。息子二人ともMTBに乗ってヘルメットかぶって一丁前だ。
お父さんが「もっとおしり落として~!」という指導の下、急な下りを前に、上の男の子が「むり~~むり~~~」と泡食っているシーンに出くわした。あんなふうに遊びを教えてくれる父親っていいなあなんて思ったりして。僕の父ははずっと海外赴任で幼少時は母子家庭のようなものだったから、父親と遊んだことなんてほとんどなかった。当時はなんとも思ってなかったけど、今になってこういうシーンを見ると、「こういのっていいなあ」なんて思ったりする。僕も年とったんだろう。
「お父さんの馬鹿~~!!!」と八つ当たりしている息子ってかわいいじゃん。

今回は写真もムービーもけっこう撮りました。が、処理がめんどくさいのでまだのっけません。

コース途中の展望台でコンビニおにぎりを食い、カマキリを見つけてしばらくムービー責めするも、ほとんど動かず妙な姿勢をとり続けたせいで息だけ切れた。

カマキリ

帰り道、府中街道を南下し、麻原ショーコーがいる刑務所の脇を透り、府中駅前で白玉ぜんざいを食って帰宅した。

初輪行と初ビンディング

せっかくビンディングがつけられるペダルにしたので、早いとこ味わってみるべいとスペシャライズドのTAHOを購入。
そんでもって初の輪行にも挑戦してみた。

ルートは京王線で高幡不動までいって、そこからモノレールで上北台。
そこで自転車を組み立てて狭山湖の林道、里山ツーリングを計画。
そのために朝からロードタイヤをセンターリッジに換装。この自転車を買ったときについていたやつ。
なんせもう5年も前のものなので、ゴムが腐ってんじゃないかと思ったが、意外といけるんじゃねえのと気にせずいってみた。
ホイール、もう一組ほしいな・・・

輪行袋のオーストリッチのL-100なんだが、エンド金具がすぐに外れるんだが、なんか使い方まちがっとるんだろうか??
結局輪行袋に入れたとことろで自転車の重量が変わるわけじゃなく、決して楽な運搬ではないということを思い知った。

上北台でモノレールを降りて自転車を組み立てる。
あ、前輪のタイヤ、進行方向が逆になってる・・・・

輪行

そして人生初のビンディングだ。
すげ~~ペダルに足がくっついてくる! 引き足って楽なんだな!!
クリートをバインドするのに慣れるまでが大変だったけど、すぐ慣れるもんだね。これ。

いや~~~写真なんて撮る暇ないほど楽しかった。里山ライド。狭山丘陵、トトロの森。
ダートでもビンディングペダルって有効なんだな。
ダートだけでも10km近くあったけど、一瞬にしか感じられなかった。

カメレオン

完成したXT自転車での試走を、雨によって阻まれたので、ヨメが買い物行きたいというのにつきあって府中へ行ってみた。

府中のフォーリスには白土陶舎という焼き物屋があるが、目的は食器ではなく、陶器のオブジェ。
中でも大崎透さんの作品が置いてあること。大崎さんの作品は一般受けしそうな可愛い系のものよりもリアル路線のものがすばらしい。今回はマンボウとカバがあり、どちらも買って帰りたかったが、マンボウはすでに売約済み。カバも散々迷ったが、やっぱりその手前にあった小品「カメレオン」に決定。

ヨメも「かっちゃいなよ! かっちゃいなよ!」とけしかける。店主も感じのいい人だ。

カメレオン2

高さは15cm弱の焼き締め。5,000円くらい。
デッサンがすばらしく、プロポーションに破綻がないのがすごい。
値段が安いかどうかはいろいろだろうが、これで5,000円というのは安いと思った。

カメレオン1

この写真じゃわからないけど、左右の目があちこちむいているのもカメレオンらしい。
目のシワなんかもにくい演出。