お鉢巡り = ダチもついに
富士登山日記 その9
独りたどり着いた富士山頂は…
実は本当の頂上ではない。
なんと久須志神社のある吉田口の山頂は3710m。
我々の知ってる日本一の富士山の高さと言えば3776m。
あと66m足りてない…。
そうなんです!
まだ先があるんです!
写真の先に見える吉田口山頂のほぼ反対側にあるのが本当の最高地点、剣ケ峯なんです!
それを達成するためにお鉢巡りするんです!
ご存知、富士山は活火山で、頂上の真ん中は凹んでるわけで、そこの周りを周遊することをお鉢巡りっていうのね。
せっかく調べたので知識のお裾分けするけど、本来は頂上にある8つの峰(八神峰)全てを巡ることをお八巡りって呼んだのがお八からお鉢に変わっていったみたいで、今は危険だから全ての峰(岳)を登らずに噴火口を一周することをそう呼んでるみたい(火口がお鉢の様だからって説もあり)。
て、ことで前置き長くなったけど、親友が登頂する前までにお鉢巡り、いや本当の頂上を目指し戻ってくることに。
1周約1時時間半。
急げばなんとかなりそう。
なんだけど…休んだ割に膝の痛みが全然引かなくてね。
それでもお鉢巡りは平坦な頂上を一周してくるだけだと思ったんで大丈夫だと思ったんだけどさ…
予想以上にキツかったー。
たかだか高低差66mがバカにならなかったー。
こんな時、テーピングがあったらなー。
ひざ固定できりゃ楽だったのになー。
一応、最小限の救急セットは持ってきてたんだけどテーピングは持ってこなかったなー。
テーピングはなんかの代用にもなりそうだし、あってもいいのかと。
え?お鉢巡りはどっち周りがが正解?だって?
…。
しらーーーん!
それはネットでも正解は出てこなかったなー。
でも俺はなんとなく時計回り(右周り)にしましたー。
しかし、吉田口山頂付近には人が沢山いたのに、お鉢巡りしてる人は少ないのね。
やっぱり知らない人多いんかね?
てかもう一帯が頂上って言うんだし、ここまで来れば満足なんだろねw
落ちたらやべーぞ的な所も含め20分ほどで浅間大社奥宮に到着し参拝&お守りゲット。
そこからさらに10分程歩くとついに見えてくるのが剣ヶ峯手前の登り坂。
ここが最大の難所。
「馬の背」と呼ばれる今までで一番急な上り坂。
写真ではわかりづらいけど、さすがそう呼ばれるだけあってグインとそそり立ってるのよー!
ワタクシ膝めっちゃ痛くて左の鉄柵つかまなきゃ登れませんでした。
10分ほどかかってここをクリアすれば、目の前には富士山の気象観測所。
そしてその先が…
ついにきました!
やっと来ました!
ここが…
富士山…いや、日本の頂。
3776mでございます!!
さすがに達成感感じたなー!
日本の頂、感じたなー!
てか、正確には3775.51mらしーよ。
四捨五入してんだねwww
3775.4mだったら3775だったんだねー。
少しでも高いほうが良いもんねーwww
てか石碑のてっぺん…いや観測所が一番高いって事になるんだけどねー。
にしてもさすが日本の頂、人気のスポット…
長居できません。
人気アイドルの握手会並みに写真撮ったら次の人にすぐ交代www
余韻に浸ることもなく、そそくさと剣ヶ峰を後にし…
反対側の吉田口山頂にもどらにゃです!
親友と合流しなきゃです!
できれば登頂前に合流して、一緒に鳥居をくぐれたら最高です!
でも、急いだ分ここからが辛かったー!
見た目は辛くはないんだけど思ったより長めのアップダウンがキツい。
馬の背でヒザがもう限界きてたしね。
いやー左回りにしなくて良かった!
お鉢巡りするなら時計周り(右周り)が楽…てかまだマシですwww
にしても、あれから親友の音沙汰が無い…。
怒ってるんかなー?
いつ到着するかも分からないし状況がわからない…。
約30分ほどお鉢の縁をびっこ引きながら歩き、後少しで吉田口山頂到着ってところで…
ピロン♪
ついに親友から「今どこ?」ってLINEきた!
よっしゃー!ジャストタイミングじゃん!一緒にゴールできるかなー?
と思ってたのに…
すでに到着してた…。
どーやら20分度前に登頂できたらしい。
思ったよりも早く登れたみたい。
っつーのも…
ひざ治ったらしいの…。
途中、つらそうにしてたら登山のツアーインストラクターさんに声かけられて、対処方法教わって、なおかつツアー客に混じって一緒に登ってきたらいいつのまにか痛みが無くなってたみたい。
いろんな人に声かけられ、優しさ触れながら感謝感激で登ってきたみたい。
そーか良かったな!って言ってはみたたけど…
罪悪感ってかなんか心苦しかったな…。
試しに「せっかくだから一旦鳥居まで戻って一緒にゴールするかい?」って聞いたら…
拒否されました…。
知らんまにサングラスかけてるんで目が見えんかったけど、やっぱ怒ってたのかもな…。
いや、そんなことはないな!
自分のペースでと決めたルールで挑んだ富士登山だからさ!
とにかく!
ついにダチも頂上に着きました!
ってことで…
念願の2人での富士山頂上制覇〜!
2人で記念撮影〜♪
こうなって初めて喜びが溢れてきました〜!
ひゃっほー♪
て今回初親友「カズノブ」登場!
って「ノブ」は何度も俺のブログに登場してるかー。
もったいぶっちゃったねー。
二つの意味で長かったーwww
さ、登頂して記念撮影以外にすることといえば…
最終回その10に続く!
ライフイズビューリホー!
ついに頂上 = 罪な状況
富士登山日記 その8
体感時間ではそれ以上に感じたね…。
「いや!親友と一緒にゴールするんだろ?待つんだ!待つんだオーディー!一度は裏切りを恥じたくせにまたお前は裏切るのか?」
九合目まで = 旧友を待て
もはや完全に視界から消えた親友の姿を思いつつ、ひとりで九合目に。
頂上まであと一息。
てかね…
富士山登ったことある人なら分かってもらえるんだけど…
八合目から九合目までの道のりがめちゃくちゃ長い!&キツい!
てかその間に本八合目と八合五勺てのがあるのよ!!
本八合目て…じゃ最初の八合目はなんだったん?って話よ!
その後の五勺ってなんなん?
もう九合目でいいじゃん!
意味わからん!
ってなりますwww
そんなことを思いながらの九合目到達…
標高も3600メートル越えてきてるからね、すぐに息あがるし急勾配だしなので騙し騙しの膝もなかなかの状態になりつつある。
九合目の迎久須志神社の裏でしばし休憩(九合目は休憩所的なものがないのでちょっと広くなってる岩場で結構な人が休んでます)。
ここでね、ふと理解するんだよね。
いや、登り始めてからずっと感じてたんだよね。
トレッキングポールの偉大さを!
あんなポールや杖を使うなんざ弱っちいわ!俺らはいらんわー!って思ってたけど…
絶対あった方がいい!
トレポさえあれば俺も親友ももっと力の使い方も膝への負担も軽減できたと思う。
今なら声を大にして言えます!
高尾山や太平山ならまだいらんけど、富士山や険しい登山なら是非とも持っていった方がいいアイテムです!
にしても、最初からひとりで登ってりゃ気持ちも違うけど、やっぱ中学から気心のしれた旧友…もといワタクシの大事な大親友を見捨てて先行く登山…
味気ないってか楽しいとは言いきれないねー。
無心で登るのも悪くないけど、誰かと会話しながらかつ苦しさを分かち合いながら登る方が楽しいに決まってる。
登る前に「イク(ゴールする)時は一緒だ!」なんてセクハラ親父ギャグまで笑いながら言ってたくらいだからさ。
あぁ…あの急勾配で苦戦した岩場も、あの己も膝をやってしまった瞬間も、あの本八合目の山小屋で布団を干してる所に寄りかかって休憩してたら店の人にこっぴどく叱られてた若者の苦い顔も共有できないのは寂しい。
疲れのピークからか、ゆっくりでも二人で登らなかったことに罪悪感っていうかモヤモヤがつのる。
すると、心の中のリトルオーディーが…
よっしゃ!
待とう!
一緒にイこうwww!
行けるところまで行って、そこでヤツが上がってくるまで待とう!
と…
最後の壁っつーくらいラストのマジでキツい急勾配の岩肌の崖を越え…
ゴールラインとも呼べる鳥居の数十メートルちょっと前の角でストップ♪
さぁ!頂上は目前!という達成感と…
「なんだ!待ってたのかよ!」
って熱い友情にニヤけるやつの顔を見てやろう!
と、その場面をニヤニヤ想像しながら親友の到着を待つのでした。
なのに…
その8に続く!
ライフイズビューリホー!







