椚田のブログ  -82ページ目

今さらながら

「潮騒のメモリー」が、ずっと頭の中で鳴り響いている。

録画した「あまちゃん」のダイジェスト版を毎日すこしずつ観てきたのだが、なるほどね~、これは面白い。

もしかすると、軽いあまロス症候群に陥るかもしれないな・・・

今さらではあるが、そんなことを楽しんだりしているうちに、この長い休みもそろそろ終わろうとしている。


今さらといえば、これも今さらなのだが、アンバサダー5500Cが欲しいのである。


小中学生時代、プロショップに飾られた2500Cやカーディナル3など、比較的小さいリールに惹かれた思い出が鮮明にある。大きいリールには、正直なところあまり興味がなかった。

きっかけは、一昨年、関西でトップの修業をしている頃に入手したオールドのスーパーストライク。これに5500Cを付けてみたいと考えているのだ。


シマノに固定して十年以上経つが、昔からアブは大好きだった。

2500C(×2)、1500C、3500C(×2)、2601CIAR、1601CIAR、4600C赤ベロ(復刻)、ウルトラマグⅡ、4600CZR、4600CB、4601D2D2(×2)、4600RD、4601RD、モラムSX5600C、同3600C、同1600C、シルバーマックス3600C、同1600C、ブラックマックス3600C、同1600C、SM3000C、同グロッシー、ライトスペシャル(×3)、マクサー、キングフィッシャー、KX200・・・

D2D2とIARは、複数シーズンに渡って使い込んだ。


トップの釣りだけを考えたとき、使いやすいタックルは別にある。それはそれとして、70年代の5500Cを一台だけ、持ちたいのだ。

もう一年以上、オークションや中古屋さんをチェックしているが、色々な意味で縁が訪れない。リールの中古は経験上、ロッドと比較してはるかに難しいと感じる。オールドとなればなおさらだ。

私のチャンピオングリップは黒のスモールラバーなので、色はシルバーかブルーグレーが映えそうだ。外観の程度はさほど気にしないが、純正のパワーハンドルが付いていてほしい。


首尾よく手に入ったあかつきには、GO-102とのコンビで、年一度でいいから山上湖でザラを投げたい。もちろんそのときは横向きでボートに座って。魚が釣れたら、なおいい。

厳冬の亀バスをどうやって掴むか日々思案しながら、一方ではそんなことを考えている。







Topic of K.B.S 其の十八「メンバーに突撃!T本(兄)選手 後編」

中編からの続きです。

椚田「次は、記憶に残る一匹についてお話いただけますか?」

T本「そうですねぇ。これは数年前にファイトした200kgぐらいのハンマーヘッドですかね。確か3m近かったと思います。ドラグをかなり締め込んでいたので海に引きずり込まれそうになりましたw船の手すりを掴みなんとか持ちこたえま・・・」

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椚田「T本さんT本さん、すみません、バスでお願いできますかね・・・って、怖すぎでしょ、シュモクザメ。目がヤバいです」

T本「早く言って下さいよ~(笑)
バスですかぁ・・・沢山あるからなぁ。
強いて言えば7~8年前の1月後半。仲間ウチで誰が一番早く初バスを獲るか?と言うのに全員が躍起になってました。
釣行前日は吹雪で当日は深々と牡丹雪の降る天候でした。
そんな中、朝からジャークベイト一本勝負と心に決めフィールドと対峙しましたがフィールドは一面真っ白で所々結氷が見られるコンディション。手は悴み、ガイドは凍りついていました。当日釣りをしているのは私だけ。とても静かなフィールドに何度も心が砕かれて馬鹿らしさすら覚えてましたが、当時独身だった私は家に帰ってもやる事も無く夕方まで狙った魚を獲りたい一心でジャークを続けていました。フィールドにはラインが水を切る音とあまりの静かさにジャークベイトに内蔵されているラトル音が響くだけでした。
『もうダメだ。もうやってられない』と何度目に思ったのか忘れた頃、ロッドティップが小さな違和感を獲らえ、半信半疑でフッキング。魚だと確信すると何も思い出せないほど夢中でファイトしました。
結果40くらいの真っ黒なバスをキャッチしたのが今でも印象に残ってますねぇ。諦めてはいけないな、と。ファイト中は何も覚えて無いのにもう少しでキャッチと言うときにリアフック一本掛かりだ!ヤバい!って思ったところから強烈に覚えてますね(笑)
それからというもの厳寒期はジャークベイトで勝負。が私の定番になっています」

椚田「これはサイズを超えて心に残る一尾ですね~。冬バス、格別です! 
さて、インタビューも終盤に迫ってきました。何の意味があるのかよく分からないというご指摘もあるとかないとか。T本さんの好きな女性のタイプ、また、それを芸能人で言うと?」

T本「これは難しい質問ですねぇ。

私もどこかのライターさんと同じであまり最近の娘達を知らないんですよw
強いて言えば壇蜜さんですかね。(←思い付いた名前を言っただけ)」

椚田「な、なんと! 気が合うじゃないですか、T本さん!!! 」

T本「えっ?」

椚田「彼女は現代のファンタジーです(キッパリ)」

T本「は、はあ・・・。お好きでしたか」

椚田「今度、蜜さんのいい写真見せてあげますね」

T本「は、はあ・・・。そんな話のあとで何ですが・・・壇密さんと言えばなぜかKBS若手メンバーはウシガエルの事を壇密と呼びます(笑)
今年活躍した具体的な使用例をあげると・・・
『今日も壇蜜がセクシーに鳴いてるな』とか『壇蜜が俺のフロッグに飛びついて来た!』とか『今、俺のTXに当たってる!』『マジで?それ責めすぎだから壇蜜ぢゃね?』等々です。
・・・壇蜜さんのファンの皆様本当にごめんなさい(>_<)私が悪いんです。言い出したのは私です。KBSは悪くありません。私の事はキライになってもKBSはキライにならないで下さい!

・・・さて、お決まりの名言も飛び出したところで、好きなタイプですか・・・
峰不二子ですかねw
男子たるもの一度は憧れるものです」

椚田「これまたイイじゃないですか~! 分かります、分かりますとも」

T本「・・・いやいや私はヲタではありませんよ。断じて」

椚田「大丈夫です。というか、T本さんご本人がルパン的ノリを持ってらっしゃいますよね。今度実写化される小○旬よりよっぽど似てます。さらに言うと、○木○イサの不二子はありえませんな。絶対おかしい!」

T本「ち、ちょっと、それこそまずくないですか・・・ここカットで・・・
私の場合、嫁が私のお魚キラーに掛かったところで試合終了でしたね。
・・・うん?よく考えたら嫁の飲ませ針に掛かったのは私の方か?
いずれにせよ、そうゆう事ですよw
余談ですが、子供が産まれる前はよく一緒釣りに行ってましたね。意外と『もってる』ヤツでワカサギ釣りで勝った覚えがありません。バス釣りやヘラ釣りでも『あー、その魚俺が釣りたかったなぁ』みたいなのを釣ったりしてましたねぇ。
今となっては私の唯一の趣味である釣りに一定の理解を示してくれる良きパートナーですね。
ただ最近は某会長の家と同じようにルシファーの素質が見え隠れし始めまして・・・あぁっ!ここは必ずカットでお願いしますよライターさん!今度お会いした時に私愛用のクランクであるドクターナイツ改をプレゼントしますから!」

椚田「そうかいそうかい、どうしようかのう・・・大きい方のセントナイツなら快諾だったんじゃが・・・」

T本「どうでも良い情報ですが、ウチの嫁はよく石原さとみに似てると言われます。10人中8人が似てますね。って必ず言います。別に私のタイプって訳ではないんですけど・・・
本当にどうでも良い情報でしたね。すみませんww」

椚田「石原さとみ! お酒のCMで、うちの女性陣がメロメロになってますよ。同性をも魅了するとはすごいですよね~
ということで、前回のろしーたさんと同じく、奥様がタイプであると勝手にまとめさせていただきます。
さて、最後になりますが、これは個別の質問となります。T本さんの強さは、フィールドとバスの状態を、極めて具体的にイメージした上で釣りに入っている点だと推察します。
試合後コメントやブログ記事でも、ここまで言語化できるのかといつも驚かされています。
仮にイメージと水中の事実が完全一致した状態を100%とした場合、何%で試合に臨んでいらっしゃいますか?

T本「さすがKBS専属のライターさん。良いとこついてますね~♪
この質問はフルオープンで真面目に答えますよ~♪
私の釣果の下支えになっているのはご指摘頂いた通りの内容で間違いないと思います。
如何に現時点での状況にアジャストするか?が最大の焦点であり、いち早くフィールドコンディションや魚の状態を見極めるかが鍵になります。
ご質問した内容にお答えするだけなら出来るだけ高い完成度を作り上げる努力をして本戦に望む。が答えになると思います。完成度が100%だろうが10%だろうが当日は来てしまいます。開始の合図が出されたら全力でぶつかるだけなので何%だろうとやるしかないんです」

椚田「必ずしも万全の状態で臨んでいるわけではないとも取れますね」

T本「ではどうやって状況を絞りこむのか?ここは皆さん興味がある部分だと思います。
まず大前提なのはシーズナルパターンを完全に把握する事。これに尽きます。通い込んでいるフィールドならフィールドのクセや通年通しての独特な魚の動き等も把握しているとより効果的です。そんな膨大な経験値や過去のデータを照らし合わせ、ある程度決め付けて釣りを開始します。(例としては6月だからアフターで魚が浮いているだろうからボリュームのあるノーシンカーで浮いているであろう魚を狙おうとか)そうして釣り始めると何かしらの反応が帰って来ます。
大切なのは全くバイトがないのも立派な反応です。これは非常に大切な反応なのでお間違えないように。反応がないのは何が悪いのか。そこからヒントを探します。ルアーなのか、場所なのか、両方なのか。魚からの反応がない以上、現段階では間違っていると言うのは明らかです。次の一手を模索しなくてはいけない状況です。水の濁りや風や流れなどフィールドの微かな変化からヒント探すも良し、ギルやベイトの動きからヒントを得るも良し。
必ずヒントはあります。仮に本当に何もないなら、それはそれで大切なヒントです」

椚田「全くの無反応の場合、とっちらかるか、思考停止に陥る場合がありますよね」

T本「まずは何が原因で釣れないのか探るのも大切です。シーズナルパターンやフィールドの通年のデータと照らし合わせどこにズレが生じていてエラーになっているのか探す訳です。そしてまた仮説を立ててこうじゃないかな?と決め付けて実験をする。その結果を踏まえさらに修正を加えて行く。推理ゲームとどこか似ているような感じですが、自分がトライ&エラーを繰り返し絞りこみをした戦略で魚の反応を伺うのです。
そしてもし、魚の反応を得る事が出来たなら、その魚はどうして釣れたのか必ず理由をつけてください。場所が合ってたから釣れたのか?ルアーが良かったのか?はたまたタイミングなのか。その魚があなたに与えるヒントはとても膨大で全てが疑いようのない真実なのです。必ずその魚に次の一匹に繋がる、またサイズアップに繋がる一手になるヒントが隠れています。
そうして情報をどんどんアップデートしていくと最後には自分の理想の釣果に繋がるはずです。
もうひとつ重要なのは常に正解にたどり着ける様に練習を重ね、正解にたどり着けるスピードを上げて行く事です。
もし仮にクランクやバイブレーションで釣れるのにスピナベでは釣れなかった場合、あなたはどう理由付けしますか?ではバイブレーションで釣れるのにクランクで釣れなかったら?テキサスではバイトするのにジクにはノーバイトだったら?その逆の場合は?同じワームのテキサスなのに黒はバイトするのにグリパンはノーバイト。何で?こうして常に疑問を持ち自らの思考をリセットして行く事が最速であり一番の近道です。
バス釣りの計算式はとても親切で一度アップデートした内容は後退してしまう事はありません。例え間違えても一番正解にたどり着いた場所には戻れるのです。
練習を積んで行けばどんな小さなヒントでも手がかりにし正解を導き出せる力がついて来ます。そんな中釣れた魚の口からエビが出てきたら?もし偶然にも隣でロッドを振るアングラーが魚を釣り、使用していたリグやルアーが見えたら・・・
普段から練習を積んでいる人ならそんな大きなヒントがあれば当日はもらったようなモノ。そしてその経験がまた次のシーズンにあなたの引き出しになり活躍するのです。前シーズンの経験と言う大きなヒントを前もって持参してフィールドと対峙出来るのです。あなたの狙っている魚は直ぐそこですよ」

椚田「貴重なアドバイス、ありがとうございました。

試合後コメントでも、日頃のブログ記事でも、全てを明らかにしたうえで、自らそこを乗り越えて前に進むT本選手。来期はさらにキツいマークとトーナメント運営の責務が両肩にかかってくると思いますが、是非ともトップの地位を守るべく頑張っていただきたいと思います!」






後記

T本(兄)選手といえば、なぜか股間に大きなシャッドテールワームをぶら下げている姿が真っ先に思い浮かぶ程ひょうきんな方ですが、やはりバス釣りに対する考察、勝負に対する執着心、己の技量に対する自負には並々ならぬものがあると感じました。

T本(兄)何するものぞ、という腕自慢の方、K.B.Sトーナメントにてお待ちしております!


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Topic of K.B.S 其の十七「メンバーに突撃! T本(兄)選手 中編」

前編からのつづきです。


T本「過去に影響を受けたロッドですか。
今までいろんなメーカーのロッドを振り、かなりの本数を試しましたがだいたい数投すればロッドの本質はわかるつもりです。
その中でも衝撃を受けたのはやはりロードランナー、ファイナルディメンションあたりですかね。いずれのロッドも必要な時によく曲がり、必要な時に粘る。決してカタログ上の数字には表れない。というか表現出来ない強さとバスロッドとして必要な基本性能を高次元で有してますね」

椚田「個人的にロードランナーは終着点でした。また、FDの610LFは、いずれ手にしてみたいと思っているのですが、中古のタマ数が少ないうえに高くって・・・」

T本「その他にはロードランナーなんかとは少しニュアンスが違いますがスティーズなんかも凄かったですね。ただ、スティーズは使い手選ぶと思います」

椚田「実は、前身であるバトラーシリーズを使っていました。中でも並木モデルの60MFBラプターが大好きで、常に2本積んでいましたね~」

T本「前者は超高性能のシーケンシャルな性能を持った車と言う感じ。初心者からエキスパートまで使い手のレベルに追従し常にアングラーを助ける。その深い懐でエキスパートアングラーの高い要求にも対応出来る。
後者は使い手の意思により真価を発揮するエキスパート専用のレーシングカー的なイメージです。
使い手が意図的にそのロッド本来の使い方を理解し、使ってやることで本質を垣間見る事が出来ます。あくまでも個人的な意見ですけどね(^-^;
・・・そうそう。A部ちゃんの持っているソリッド搭載の64スピニング、あれもかなりスゴいですよ。けっこうな衝撃を受けましたw30tフルソリッドの方は気持ちティップがソフトなら最高なんですけどね。
いずれにせよ、前述した素晴らしいロッド達が私のロッド作りに多大な影響を与えているのは確かですね」

椚田「なるほど~。ということは、当然T本竿は後者、レーシングモデルということになりますね。また現地で竿談義よろしくです。
では、お馴染みの質問、見ず知らずの釣り場に連れて行かれますが、持参できるルアーはひとつだけ。さて、何を選びますか?」

T本「うーん・・・悩みますねw候補としてはやはりスピナベかチャターあたりですかねぇw
スピナベにするとまた後で会長にネチネチやられちゃうからなぁ・・・あっ!ここはカットでお願いしますよ!あの人はムッツリだから嫌がらせが長期間なんで精神的にイヤなんですw(大ウソです)爆笑ww」

椚田「当然カットしますよ・・・(汗) A部さんにしろ、危ない発言はほどほどにしてくださいね、マジで・・・」

T本「・・・さて、気を取り直してこの状況スピナベは確かにオールマイティーですが、真価を発揮するには天候や水質などのフィールドコンディションに左右されてしまうのも事実。そして止めて誘いづらいのがネックです。チャターも良いんですが、動きがデカイので濁りなどのプラス要素が不明な以上、魚に嫌われるとどうしようもありません。
そこで私なら3/8マキラバにしますかね。

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色はどんな水質でもマルチな黒系、ブレードはシルバーでお願いします。これなら状況によりオレンジマジックでブレードを金色に替えたり、黒マジックでガンメタにも変更出来ますからね。それに5-1/2ハーフスレンダーグラブを組み合わせます。

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ハーフスレンダーグラブには説明不要でしょうがさらっと説明すると4インチグラブのテールにジャンボグラブに迫るボディを有していますので、それなりにボリュームもあり、ちぎって使えば4インチグラブに変身出来ますw」

椚田「ええ~っと・・・これはルアー2個、かな・・・?」

T本「固いこと言わないで下さいよwラバージグをラバーだけで使う人見たことないでしょ?
フックつけないでテキサス投げる人いないでしょ?それと同じですよw(かなり強引ですがw)」

椚田「確かにそうですね!」

T本「変わったジグヘッドとして勘弁して下さいw
これならヨコにも巻いてサーチ出来るし、ブレード外せば普通のジグとしてピンやカバーの攻略も可能です。さらにさらに状況によってグラブのボリュームを調整出来る点を考慮して敢えてマイナーなスレンダーグラブをチョイス。最悪、どこかの会長の真似をしてヘッドのスカートを全部毟り、ジグヘッド&グラブも出来ますからねwもはや完璧ではないでしょうか?(笑)」

椚田「・・・この応用度! 獲るための執念が違いますね。さすがです。続きまして、尊敬するアングラーさんがいらっしゃれば教えてください。よければ理由も」

T本「そーですねぇ・・・バス釣りを始めた頃はミラクルジム(村田基さん)に憧れてましたねぇ。多彩な角度からの華麗なキャスティングの数々。どこまでも伸びていくと錯覚するようなロングキャスト。今の私のキャスティングスキルは当時、ミラクルジムの真似をして培われたと言ってもまず間違いないでしょう。
その頃、ミラクルジムとよく釣りロマンに出演していたエリートプロのバーニー・シュルツも好きでしたねw
それから、並木プロや清水盛三プロにも影響を受けましたね。並木プロからは強い釣りとフィネスの両立を、盛三プロに至っては当時の私のスタイルに近く、とても参考になりました。
今は、著名人で尊敬するプロは正直、特にいないのですが、個人的にアイコネリはなぜだかいつも気になりますね(笑)」

椚田「アイコネリ、独特な存在感ありますね」

T本「ただ、リスペクトとは少し異なりますが、私の現在の釣りに今も多大な影響を与えているのは確実にKBSメンバーであることは間違いありません。特に若手メンバーの存在は大きいですね。彼らが居なければこんなに釣りは楽しくなかったでしょうし、楽しくなければこれ程フィールドに通わなかったと思います。そのような状況で今のような高いスキルを維持するのは不可能だったと思います。
釣りは刀と同じなんですよ。使い続けなければ錆び付いて切れ味は低下してしまいます。常に使い続け、磨き続けるからこそ必要な時に必要な切れ味を維持することができるのです。一度錆び付けば元の切れ味を取り戻すのは時間が掛かります。いざ必要な時にまだ磨いでる最中ですwでは使い物になりませんからね」

椚田「身に沁みて分かります。釣り歴の長さなど、現在進行形のアングラーさんの前では何の意味も持ちませんね」

T本「話が脱線しましたが、若手メンバーが全力で追いかけてくる中、だらだらとだらけた生活をしていられる程、彼らと私の間に差はありません。私も全力で逃げないと追い付かれてしまいます。ですが、短い期間でメキメキと力を付け、成長する若手メンバーを見ていると、私にもまだ伸びシロがあるのでは?と思わせてもらえます。
そんな観点から見ても若手メンバーの存在は大きいですね」

椚田「T本さんでも危機感を持ちながらやってらっしゃるんですね~」

T本「もちろんです。後ろからのプレッシャーはひしひしと感じています」

椚田「今季のトーナメントを振り返ると、どんなシーズンでしたか?」

T本「そうですねぇ・・・分かりやすく点数で言ったら10点ですかねwもちろん100点満点で。AOYを頂いているにも関わらずなんとも生意気なのは重々承知していますがこれが本心です」

椚田「それはまた、厳しい自己評価ですね」

T本「今シーズンは試合数が少ないので、当初は常に安定した試合運びを心がけようと思ってました。目標は最低限トータル100ポイント超え。全3戦の試合中に40upのキッカーを10本は獲ろうと。

第1戦目はかなりの手応えを持って挑みましたが、結果は皆さん知っての通り。さんざんなものでしたw手応えが有りすぎてフレックスにシフト出来ずに自滅。トーナメント時代にもう何度も繰り返してるのにまた同じ過ちを・・正直、自己嫌悪になりましたね。

2戦目は本当に悔しかったです。仕事のスケジュールどうしてもが合わず泣く泣くの欠場。あの時期のTTRは得意だったんだですよ。と、言いますか、TTR実は通年得意だったりします」

椚田「TTRも得意なんですか!私まだあそこでナマズしか触ってないんですが、そのまま本戦突入になりそうです・・・」

T本「試合後にH田君や知り合いの方々から『お兄さんならリミット取れてたと思います。』なんて言われて、悔しかったですね。もちろん自分でも自信はあったので余計でしたね。

3戦目はまあまあ納得してますね。
メインエリアで堅め釣りをして大差付けたいところでしたが当日のメインエリアは最悪の状況でした。初のペア戦でA部ちゃんと組み、負ける気はなかったですね。そのおかげで最後まで自分にしか釣れない魚を狙う事が出来ました。ペア戦の楽しさも体感出来て有意義な1日でしたね」

椚田「最終戦は、本当、楽しかったです。ペア戦も、K.B.Sの魅力の一つですよね。
それでは引き続き、来季への抱負をお願いします」

T本「来シーズンに向けてはすでに確固たるビジョンを持っています。少々カミングアウト的な感は有るかも知れませんが一部のメンバーはすでに知っています。
その内容は、2014年シーズンは勝つ事を目的とせず運営サイドとして尽力を尽くすと言うことです。
もちろん、トーナメントには参戦しますし私自身負けず嫌いなので全力は尽くします。ですが、それよりもまずは大会の円滑な運営を優先し、その手助けをしようかと。
来季はメンバーの増員に会長や椚田さんを始め、メンバー全員が、一丸となってKBSの基盤の強化に当たると思います。その中で今までのように運営に関する雑務等を会長1人に押し付けるのは・・・と感じていました。確か椚田さんやろしーたさんもどこかでそのようなコメントをなさっていたかと存じております」

椚田「下準備と現場運営に加えて、公的機関へのレポート提出までされてますからね」

T本「こう見えても私は副会長と言う重大なポストを会長のからご指名を頂いて任されていますし、もちろん副会長としての責務を果たし、結果を持って私のようなアングラーを拾い上げてくれたKBSに貢献したいという思いが強いです。KBSは拍子抜けする位、アットホームな団体です。会長があんな感じなので(笑)
だから私が副会長として補佐する以上、ある程度のカリスマ性ぐらい持ち合わせておかないと私の発言力に重みを持たせられないかな?と思いトーナメントという舞台をお借りして今までやって来た訳です」

椚田「大会ごとのレギュレーション修正など、これまでもT本さんが説得力のある発言をされたケースは、多々見てきましたよ。実に頼もしい副会長だと感じていました」

T本「そして来季からはいよいよ沢山の新規メンバーを迎え入れる予定ですが、人数が倍増すれば会長の負担は増えるのは目に見えています。せっかく来てくれた新規メンバー希望者を失望させないように運営サイドの補強は必須ではないか?と思い今回の結論に達した次第です。
しかしながら今までのKBSトーナメントでの私の活躍を見てKBSに興味を持ってくれた人が少なからず居るのも事実」

椚田「そうそう、打倒T本(兄)というモチベーションは、参加者全員が胸に秘めているのでは・・・笑」

T本「今までの私の役割は・・・そうですねぇ。
A部ちゃん辺りが適任ではないかと感じています。彼程の実力と人格があれば私以上のカリスマ性を持って若手メンバーや釣り技術の向上を目的とするアングラーにリスペクトされ、沢山の新規メンバーを集めてくれるはずですからね」

椚田「これはA部ちゃんにも重責がかかってきますね~」



後編に続きます。