「真冬〜初春のKDN」Topic of K.B.S vol.19
ZARA
さほど釣ってはいないので失笑を買いそうだが、ザラが一番好きかもしれない。多分そうだと思う。
このルアーで釣った7匹のバスは、他の魚とは少し違う記憶として脳裏に焼き付いている。
西のフロータートップで魅入られて以来、特別な場合をのぞいて、まずザラで釣りはじめるようになった。それでも今のところ、関東フィールドでは結果を出せていない。
今日は、やろうとしてずっと先送りにしていた2ndザラの作業。直結するために、鉄板リグの角をルーターでまるめる。少し粗い感じがしたので、800番のペーパーで磨いて完了。
まず真っ先に嫁さんが反応。「眠り」を引っかけたパッケージだ。トップの世界は、こんな所ひとつ取っても遊びがある。
2014 初釣り
亀山ダム 1/11
この時期はボート屋さんの開店が遅いので、のんびりと出発。
それでも少し早く到着したので、ぼちぼちとボートセッティングを始める。
バッテリーを積み込み、バウデッキを固定。その後クルマにエレキを取りに行き、桟橋に戻った。
ん? ボートどれだっけ?
素の14フィートが整然と並んでいる。
(オレ、確かデッキ付けたよな・・・)
狐につままれたような心持ちになった次の瞬間、4~5m沖にただよう無人船が視界に入った。ウソやろ?
気の早いボートは、どういうわけか自らロープを解いてフライトしたらしい。
とっさによぎった考えは、離れたところで準備を進めている方にお願いして、引っ張ってきてもらうというもの。
いや、迷惑だ。それより手っ取り早い方法がある。
隣のボートに飛び乗って、立ち漕ぎで追跡、すぐさま拿捕して結わえ付けた。一件落着。
と思いきや、何かひんやりする。7年モノのダナーを通して冷たさが・・・って、このボートの水抜き栓締め忘れてるやんけ!! 当然のように湖水がどんどん流入してくる。船尾に走り、冷水に手を突っ込んで栓をねじ込もうと試みるが、ただでさえネジ山を合わせるのにちょっとコツが要る上、やはり慌てているのかうまくいかない。
ここで気持ちを落ち着けた。まだまだ沈まない。ほんの数漕ぎで桟橋だ。いざとなればセッティング中の方に乗り移ればいい。そうすれば自動的に排水もされる。
華麗な(?)オールさばきで二艇を桟橋に着岸。
インディ・ジョーンズばりのアドベンチャーで、すっかり体が温まるどころか、暑くなってしまった。
よもや皆様にはありえないことと思いつつ、ご注意喚起のため、恥を忍んで書き留めておく次第である。
6:40、スタート。
情報は得ていたが、にごっている。木曜日の雨の影響らしい。浮遊物も多い。
前回目撃したアングラーさんの朝イチフィッシュが忘れられず、白鳥島フラットをタダマキ112で高速サーチ。その後、亀山大橋方面へ。
色々な意味で「出っ張っているところ」を1stザラで撃っていく。このニゴリ、シャローには面白いと踏んだ。
下流へ進むにつれ、透明度が増していく。大橋までのストレッチで絶対出ると思ったが、不発に終わった。
ここでしばし考える。
今回はディープにも備えた。

冬の定番と言われるメタルジグだが、私は夏にしか釣ったことがない。昔、河口湖大橋でちょっぴり優越感に浸った思い出があるが、その時の立役者がアッキーメタルだった。
余談だが、先日これとかホプキンスとかワサビ-とかをいじっていると、嫁さんが「スプーンっていうやつ?」と訊いてくるので驚いた。よく知ってるな、と。
当世風にはジギング・スプーンというのだろうか。世代のせいか、メタルジグという言い方が、やはりしっくりくる。
で、こんな水でディープの釣りが成り立つんだろうか、と疑問に思ったのである。ならば早いうちに、上流の様子がどうなっているか見ておこうと考えた。長駆(私のエレキでは)小櫃川方面へ・・・
にごりの強さには若干の濃淡がある様子。それ以上に、浮遊物は偏りが大きい。おりきさわボートの先は、ちょっと無理、という感じだった。回復途上どころか、まだ泥水が流れ込みつつある。
マッディウォーターには慣れ親しんでいるので特に嫌気はささない。ただ、ジャークベイトは動きが見えないのが心もとなく、オープンな水面ではザラで強い動き、浮遊物がある所ではスーパースローロール1/2ozという流れになっていった。


ボウズは残念ではあるけれども、平日釣行ができない身としては、この湖を自由に走り回って、存分に好きな釣りができるこの時期は、やはり楽しい。





