椚田のブログ  -77ページ目

5500C

取引先様に貸していただき、年明けから読み始めた源氏物語。円地文子訳だが、これがとっても手ごわい。全十巻中、ようやく五巻目に達したところだ。
何がややこしいって、登場人物の呼び名がはっきりせず、たびたび変わるところ。話のテンポも実にみやびやかで、次々ページを繰るというわけにはいかない。
面白いのは、やはり光源氏のスケベっぷり。モテモテのイメージがあるが、結構涙ぐましい努力をしたり、ツッコミを入れたくなる強引さだったりと、微笑ましい。
この小説は、千年前も、人の心は同じだということを教えてくれる。
いろいろあって、ともすれば閉塞感や絶望感にとらわれそうになる今の世に、大丈夫だよと言ってくれている気がする。


さて。
以前、ABUの5500Cを一台持ちたいという記事を書いたのだけれど、縁あって、78年製のシルバーが手元にやってきた。

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この年は、ちょうど私がルアー釣りを始めた頃に当たる。オリムピックの世紀にダイワST20というスピンキャストを着けて、野池でメップスやスーパーデューパーを投げていた。たまにフナやナマズが釣れたりしたが、友達の前では素っ気なく外道扱いしてたっけ。内心では飛び上がるほど嬉しかったのだが。

あれから本当に長い年月が流れた。昔という言葉を使っても、さして不釣り合いでない齢になった。釣りを語る言葉も、持ちすぎるほどに持ってしまったが、ルアーで釣れた、という純粋な驚きを、もう一度大事にしてみたい。そんな風に思わせられる、オールドタックルとの出会いだった。





「俺ならこう釣る」~2014 K.B.S第二戦~Topic of K.B.S vol.22


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さて。

K.B.Sトーナメント第二戦も二週間後に迫ってまいりました。

舞台はTTRということで、今回おいでいただいたのはこちら・・・



無頼派アングラー&ビルダー

そしてK.B..Sにおいては幻のTTRウイナー


印屋さん


であります!

(文中敬称略)


く「昨年の第二戦ではビッグフィッシュを釣りながら、ある事情でウエイインできなかったという印屋さん。かつてはTTRへもずいぶん通い込んだと伺っております。ボートフィッシングを身上としておられますが、この時期の状況解説と、もし参戦するならどう釣るか、お話しいただきたいと思います」


印「了解です! いちおう、K.B.Sのメンバーバッチを頂いた身であります。少しでも協力出来たら幸いです」


く「メンバーさんでしたか!うっかりスポット参戦と認識していました。『メンバーに突撃』でお取り上げするべきでした・・・」


印「あいや、僕もそのつもりでいたのですが(笑) 何故か会長からバッチを頂いてしまいまして。多分、団子とワラビ餅のお礼にと会長がくださったものと勝手に推測してます。そんな感じなんで、なんちゃってメンバーです(笑)」


く「いやいや、とんでもありません。それでは急きょ、インタビューとのミックスに変更してお送りしたいと思いますので、よろしくお願いします。ではまず、釣りのスタイルを一言で表すと、何になりますか?」

印「イカスタイルですかね」


く「ありがとうございます。期待どおりのお答えで(笑) 続きまして、投げ手と巻き手を教えてください」



印「右投げ左巻きです」


く「一度同船させてもらいましたが、巧みなバックハンドと射抜くようなピッチングが目に焼き付いています。次に、今現在のフェイバリットタックルを教えてください」


印「竿やルアーは今現在というより、もう何年も同じ道具を使用しています。今ある道具は変わる事のない僕の永遠のスタンダードになるでしょう。魚を釣るために必要な性能だけがある、そんな道具達です。ちなみに最近お気に入りの道具はサウザーのレンタルボート用バウデッキです」

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く「これも見せていただきました。すべて原型をとどめないまでにモディファイされた、極めてスパルタンな『道具』ですね。また、決して道具を猫可愛がりしない印屋さんならではの愛し方も、すごく印象的です。では、次の質問。行き先の分からない釣り場に連れていかれます。持っていくことのできるルアーはひとつだけ。何を選びますか?その理由は?」


印「ドラフトウェイカー。かわいいから()

せっかくの初場所。ならば存分にドキドキしたいっす。」

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く「そうきましたか!じゃあその時はイカ禁止の方向で(笑)でも、あの真冬の雨の中、ホントにドラフトウェイカー巻きまくっていましたよね~。それでは、尊敬するアングラーがいたら教えてください。よければ理由も」


印「田辺哲男。


理由はちょいと長くなります。


2007年。特定外来生物法が施行されました。その際にブラックバスは特定外来種に認定され、いわゆる「防除(駆除)の対象」となりました。この法自体は悪いものではありません。しかしながらこの法の施行後、ブラックバスは社会的不遇と人道的制裁を受けざるを得なくなりました。これらを自分の中でどう処理していくべきか?その標を示した人が田辺哲男氏です。外来生物法を受け入れ、日本のバス釣りの将来あるべきビジョンを我々バスアングラーに提示し提供してくれた唯一人のプロアングラーでした。僕は氏に感化され、自分なりの考えを持ってフィールドに立つ事としました。あくまでもバスは特定外来種であり、防除対象の魚という考えを根底に持ち、釣り場を選び己の行動にも制限を課することとしました。

バス釣りをやらん人達、バスという魚すら知らん人達、バス以外の釣り人達、そやつらすべてが納得するようなバス釣りをしてやろう、納得どころか、「やべーwバス釣りかっけーw」と言わせてやろうじゃねーか、と。それが今の僕のスタイルであり、田辺哲男氏あってのスタイルです。


長くなりすぎましたが、これが田辺哲男氏を尊敬する理由です。


あと一人。並木敏成氏。理屈抜きに憧れました」

く「私も『死ぬなよ、バスフィッシャーマン』を読んで、非常に感銘を受けました。印屋さんの解釈も、素晴らしいものですね。まっすぐにバス釣りに向き合っている方は、みんな心の中に抱えているものがあるのだと思います。

え~、もうすでに四月ではありますが、昨シーズンを振り返っていただけますか?また、今季の抱負を・・・」


印「昨年は腐りました。一時の気の迷いで三年以上続けたブログまで辞めちゃって、これはいまだにすんげー後悔してます。でも昨年末から気持ちをちょっとだけ入れ替えてみました。今年の抱負は『やっぱりビューティフルな魚を釣りたいなー』ってとこです」


く「お会いする前の初期の記事を、まだ全部読んでいなかったんですよね~。僕はそれを悔やんでいます。でもこの頃、以前の空気が文章の中に戻ってきた気がしておりますよ~♪ さて本題。4/20近辺のTTR状況解説をお願いします。また、今回は残念ながらご参加いただけませんが、印屋さんならどう狙いますか?」


印「この時季はまだ水位が低い状態です。狙う場所は限られてしまいます。僕は桟橋周辺を5㌘程度の軽めのテキサスもしくは65カットテールのネコ。葦や桟橋へ落とすだけの釣りです。テキトーに沖のブレイクに投げたりもします。頑張ればビューティフルな鯰が釣れます。もちろんブラックも()

ちなみにこの時季はガッツリ食ってこないのでフッキングの良いストレートフックに4インチバグアンツが僕のフェイバリットです」


く「なるほど・・・。正直、TTRの岸釣りは皆目見当がつかないんですよ。まあ、ボートでも去年三回挑戦して三回ともボウズですがね・・・。参考にさせていただきます!記憶に残る魚、またはレコードフィッシュを教えてもらえますか?」


印「早春の牛久沼で釣れた50オーバー。春とは言え冬を引きずる冷たい雨の一日。最高気温は5℃位だったと記憶してます。水温は7℃以下でした。そんなクソ寒い中を一日中フリップし続けた手はかじかみ、体力は限界「もうダメwオレ凍死しちゃうw帰って暖かい部屋で寝たいw」とウダウダ考えながら終了間際にテキトーに振った竿に出てしまった牛久のモンスター。ジャングルスティックライトにメタマグ、PE56lb、フラッピンホグの1/2ozテキサス。実はこのリール壊れたまま使ってまして、たまにハンドルが空回りして糸を巻き取れなくなるんですよ、んで、このタイミングでやっぱり空回り。肝心な時に空回るワタクシの人生そのものですw

仕方なく竿の力だけで一気にデッキまで抜き上げ。最高の瞬間でした。具体的なサイズは必要ないっすね。とにかく太かった重かった、今までで一番のビューティフルフィッシュだった、とだけ言っておきます()

ちなみにリールはいまだに直さず使い続けてます。


記憶に留まる魚はKBSゆかりの地であるKDNにてラバージグに出た魚です。コイツは自分の中では非公認。とにかくKDNにはスーパービューティフルなモンスターがいます。夢とは頑張る人間だけが見る事の出来る特権です。そして夢とは気まぐれに掴めちゃったり手離しちゃったりするものです。湖上にはいつでもドラマチックが用意されてました。掴むか否かは運次第です()」


く「牛久で50オーバーを釣り上げたフリッピンスティックだけは、例外的に、全く改造せずに使い続けているんですよね。また夢に関する記述、胸に迫ります・・・。それでは最後に、これも恒例の、好きな女性のタイプと、芸能人をそれぞれ教えてもらえますか?」


印「モテないワタクシが女性のタイプを語るなど、笑止千万というやつでございますw
理想の女性は松たか子様と石田ゆり子様。このお二方でワタクシの女性のタイプがだいたいご理解頂けるかと()」


く「様付けですか! 松様はシンガーとしても素晴らしいですね。もしご覧でなければ、年末に放映される小田和正主宰の『クリスマスの約束』という音楽番組をおススメいたしますよ。石田様は例によってあまり存じ上げませんが、印屋さんから見ると、わりと年上になりそうですね。年上、よろしいかと思います♪」




さて、印屋さんは今季第三戦で昨年の雪辱を果たすのか。それも大いに気になるところではありますが、みなさんまずは4/20(日)のK.B.Sトーナメント、奮ってご参加のほど、よろしくお願いいたします。特に、松様、石田様似の大和撫子は大歓迎、であります!



ストイックにバスを追い求める印屋さんのブログ

stuck in the middle,thinking about Bass and all


大会情報はこちら

K.B.Sオフィシャルブログ








このごろ思うこと

先日、ブログを読ませていただいているヤマト屋さんをご訪問。世にある「広く浅く」とは対極の商品構成にうならされた。
ここの店長さんの釣行記が毎回凄いのである。「フィールドがいいから」と謙遜されていたが、釣りウマのオーラが漂う。
アメブロで繋がるきっかけとなったブローニングのカスタムも見せていただいた。ビルダーさんのクランキンロッド、やはりスパイラル率高し。
また、キスラーのラインナップが実に豊富。普段目にしないので、存分に触らせてもらった。NFCブランクでスピナーベイト用に竿を作ろうと計画していたが、ちょっと考えが変わりつつある。
こちらで新製品のB7ミッドを入手!
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店長さん、ありがとうございました。



さて。
ブログを始めて三年ほど経つが、自身の釣りの周辺がずいぶんと変化してきたように思う。
基本はレンタル船でメジャーフィールドを釣るスタイル。クランクとバズとミノーがあれば一日中遊んでいられるというものだ。ここへふたつの要素が大きく混じりあってきた。

ひとつは一昨年、関西で浸りきったトップの世界。思うような結果は出せていないが、何度か縛りの釣りを試みたりと、ほそぼそながら火は消えていない。
今年になってザラのバトンリレーに加えてもらったり、サミさんと知り合ったり、FBの、敷居が高いグループにポイッと放り込んでもらったりと、また新たな動きが出てきた。
みなさん、広い心で付き合っていただけるのがとにかく嬉しい。バトンリレーだけでなく、いい報告で応えたいものだ。

もうひとつはK.B.S。
ながくバス釣りをやっている。それはもう、これがあったおかげでどうにかやってこれたと言っても、決して大げさでないほどのものである。
それなのに、過去私がバス釣りの為にやったことは、たったひとつ、外来生物法のパブコメだけ。
で、釣魂さんの「船」に乗せてもらうことで、ちょっぴりバス釣りへの恩返しをしている気になっているのだ。いいカッコではないが、清掃活動がなければ加わらなかったと思う。

トーナメントへのスタンスは、勝つためには手段を選ばないというもの。嫌いな釣りもやる。メンバーさんをかき混ぜたい。アウェーのおっちゃんには負けられないぜ、と思われたら本望だ。
一回はA.O.Yを獲って、最低施行人数が10名になったら、現役を退いてスタッフに専念するのが個人的な夢。
張り付きでカメラ回したら、きっと魚の画も撮れるだろう。素材は会長とルシファー様に丸投げして、レポートに専念。K.B.Sの天貝さんになりたいな、と。

原則年12回の釣りに、これだけいろいろ盛り込めば、釣れる魚の数もさらに減ってくるだろう。ま、それもいいんじゃないかな。